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第二章 シンデレラ宮殿編
第五十七話「黒花の演劇(上)」
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緊急任務:『黒花』の討伐、シンデレラ宮殿の象徴「スタニッシュリング」を奪還
遂行者:黒神大蛇、白神亜玲澄、武刀正義、エレイナ、錦野蒼乃、涼宮凪沙、桐谷正嗣、桐谷優羽汰、桐雨芽依、パンサー(一時加勢)
「さぁ……私の闇の演劇を始めましょうか!」
パンサーが『黒花』と呼ぶ者……レイアが天を仰ぐように両手を伸ばすと同時に無数の黒い花びらが王室を囲うように襲ってくる。
「くっ……この数じゃ防ぎきれないよ!」
何とか槍を回しながら花びらを弾きながらレイアの背後を狙う凪沙だが、花びらの勢いに負けて中々前に進めない。
「花びら一つ一つが重い……!」
黒花の花びら一枚ずつが神器に匹敵するほどの強度をもつ。それが雨のように襲ってくるので弾くのだけで精一杯だ。
「さあ、こちらに来てみなさい……一緒に踊りましょう! おほほほほ!!!」
手を口元にあてながら笑うその姿は正しく悪役令嬢そのものだ。頭上から無数の黒い花びらが降り注ぐ。
……まだ終わらないのかな。まだ貴族達の抗争は終わるのかな。今普通に争ってる場合じゃないよ。それとも、この人の取り巻きが蒼乃ちゃん達を待ち受けてる……とかあるかもしれない。
だったら先にこっちから片付けるまで!!
「『神器解放』!!」
凪沙が槍を回しながら唱える。刹那、雷迅槍が雷と化し、黒い花びらが一瞬にして焼き焦げて床に落ちる。
「『雷閃導』!!」
「凪沙ちゃんナイス~!」
「へへっ、これくらいはねっ♪」
凪沙は芽依にピースサインをしながらニコッと笑う。そしてすぐに気を引き締め、全速力でレイアに接近して飛ぶ。
「『火雷天焼』!!!」
雷の槍が凪沙の右手に収まり、勢いをつきて回転しながらレイアめがけて思い切り投げる。
「はあああああああ!!!!」
槍が白と黄色の2色の稲妻を帯びながら一直線に神速の如く空を裂く。
「っ――!?」
レイアは咄嗟に花びらを精製するより速く雷が心臓を穿ち、その勢いに負けてあらゆる方向に吹き飛ばされる。
「ぐっ……ああああああ!!!」
雷による身体の痺れと心臓を貫かれた痛みが同時に襲う。宮殿を突き破り、広い庭園に突き刺さってすぐに大爆発を起こした。
庭園が雷で焼き果てる。黒花もはっきりと分かる程黒く焼き焦げていた。
「っ……全く、この花より黒い色があったなんてね。なんて残酷なのかしら」
「……まだこんなものじゃやられないよね」
だが、かなりのダメージを与えられた。全身を焦がしただけでなく心臓をしっかり貫いた。本来の力は発揮出来ないはずだ。
「でも、こうでなくちゃ演劇は面白くないわ。ただどっちかが強すぎる話なんて優越感しか得られないもの」
途端、貫いたはずの心臓の風穴が徐々に塞がれていくのが見えた。
「――! 芽依ちゃん!」
凪沙は槍を手元に戻しながら指示をする。それを分かってたのか、芽依は地を蹴って飛び、両手で無数のトランプを投げ飛ばす。
「任せて、凪沙ちゃん!」
「さぁ、何を見せてくれるの……?」
「ボクのステージはここからだよ!!」
左の人差し指の先から糸を精製し、無数のトランプを繋ぐように結んでドーム状にする。これは最初におっ君が私を庇いながら不良達と戦った時に使った技『闇糸剣』。
「これは……」
「まだ終わらないよ!」
指先の糸をちぎり、右手で取り出したハンドガンの銃口に付ける。途端、糸が銃に絡まり連結する。
――これはおっ君との思い出が生み出した、ボクの全力!!
「『無限躍閃』!!」
引き金を引いた刹那、糸が爆発するかのように火花を散らす。弾丸が糸を貫きながら糸で示したルートを辿る。そして弾丸がドームの中に入り、レイアを囲んだドームが中で大爆発を起こす。
「ぐっ……ああああああ!!」
火花がトランプに付着して更に大爆発を起こし、黒焦げのレイアを更に黒く染める。爆発は更に強くなり、最後はレイアの頭に銃弾が命中し、爆発を起こす。正にこの技はダイナマイトの強化版と言ったところか。
「ふぅ……」
ここまでやれば流石にレイアも余裕を見せる暇も無いだろう。トドメにもう一発頭にめがけて撃とうとした時、謎の衝撃波が2人を後方の壁まで吹き飛ばした。
「うぐっ……!」
「あっ……!」
ぶつけた背中を擦りながら正面を見ると、先程まで見られなかった禍々しいオーラを纏ったレイアの姿があった。
「うふ……うふふふ……ふふふふふ!!!」
「「――!?」」
あまりの覇気に2人は思わず後退る。さっきまでの攻撃がまるで効いてないかのようだ。
「凪沙ちゃん……これやばくない?」
「うん……正直不味いね」
「うふふふ!! ふふふふふふ!!!」
レイアは邪悪な笑みを浮かべながら地面に新たな黒い百合の花を咲かせ、頭上から無数の花びらを精製し、凪沙達に襲いかかる。
「やばい……私もう動けないよ……!」
「ボクも……さっきの技で全力使い切っちゃった……」
「うふふふふ!! ふふふふふふ!!!」
ただ邪悪な笑い声だけが耳を通り、その身体を花びらが穿つ時を待つ――
「……『守天盾花』」
刹那、聞き覚えのある低めの声に続いて巨大な花状の障壁が凪沙達を囲み、花びらから守る。
「そんな脆い盾じゃ、すぐ枯れちゃうわよ!」
「なら……、その……前にお前の花を枯らす…………!!」
「あれって……」
「大蛇君……!?」
パンサーはどうしたのだろうか。捕まえたのだろうか。いや、それどころじゃないと判断してここに来たのか。
考えてる途端、芽依が何かの異変に気づく。
「ねぇ凪沙ちゃん……大蛇君、右腕が……!」
「――!?」
よく見ると大蛇は左手だけで盾を精製している。更に右腕の肩から下が無くなっており、右足もふらついているように見える。
「そんな……」
そんな状態でここまで来たの……? 私達を守るために。いや、死なせないために。
「…………!!!」
「ん? うふふふ! 君、右半身の機能が失われてるのによく耐えるわね」
そこまでしてでも私達の事を優先してると考えると、色々な感情が混ざってしまう。
助けてくれる嬉しさ、そんな重症を負ってでも守ってくれる罪悪感。見てるこっちが痛々しく思える右腕。それら全てが涙という形で表現される。
「おっ君……もうやめてよお!」
「このままじゃ……大蛇君が死んじゃうよっ……」
大蛇は振り向くこともせず、ただ目の前の花びらに集中している。自分の命を投げ捨てるかのように。
「しぶといねぇ……でも、これでおしまいにしてあげる!!」
レイアは右手に前にアースラが使ってた乖離剣を召喚し、頭上に掲げる。無数の黒い塵が螺旋状に回り、一つの剣を生み出す。
「おっ君逃げて!」
「やめて……もうやめてよ大蛇君!!」
……悪いな、凪沙さん、芽依。これも全て己の宿命への復讐だ。今更やめることなど出来ない。俺はお前らが……大切な存在が殺される未来を見たくない。過去に人を殺した痛みを知ってるからこそ、この命が燃え尽きてでも仲間を守り切る。
それが俺の、今を生きる理由だ。
「……………!!!!!」
盾が徐々にヒビを増していき、花びらの勢いが増す。力を入れると思わず右足が崩れ落ち、衝撃で壁に背中をぶつける。その状態で半壊の障壁で花びらを守る。
「『黒き英雄』八岐大蛇。君の未来はここでお開きなのよ……! おっほほほほ!!!」
――盾が壊れた。同時に左腕の骨が粉々になる感触がした。終わった。使い果たした。本当に俺の未来はここで終わる。悔いなんてありまくりだ。復讐できるまで悔いなんて残らないわけがない。
――我ながら、情けない終わり方だな。女性2人を守っといて結局この有様か。あぁ、自分が情けない……
色々と考えてるうちに、俺の全身に無数の痛みが生じた。
遂行者:黒神大蛇、白神亜玲澄、武刀正義、エレイナ、錦野蒼乃、涼宮凪沙、桐谷正嗣、桐谷優羽汰、桐雨芽依、パンサー(一時加勢)
「さぁ……私の闇の演劇を始めましょうか!」
パンサーが『黒花』と呼ぶ者……レイアが天を仰ぐように両手を伸ばすと同時に無数の黒い花びらが王室を囲うように襲ってくる。
「くっ……この数じゃ防ぎきれないよ!」
何とか槍を回しながら花びらを弾きながらレイアの背後を狙う凪沙だが、花びらの勢いに負けて中々前に進めない。
「花びら一つ一つが重い……!」
黒花の花びら一枚ずつが神器に匹敵するほどの強度をもつ。それが雨のように襲ってくるので弾くのだけで精一杯だ。
「さあ、こちらに来てみなさい……一緒に踊りましょう! おほほほほ!!!」
手を口元にあてながら笑うその姿は正しく悪役令嬢そのものだ。頭上から無数の黒い花びらが降り注ぐ。
……まだ終わらないのかな。まだ貴族達の抗争は終わるのかな。今普通に争ってる場合じゃないよ。それとも、この人の取り巻きが蒼乃ちゃん達を待ち受けてる……とかあるかもしれない。
だったら先にこっちから片付けるまで!!
「『神器解放』!!」
凪沙が槍を回しながら唱える。刹那、雷迅槍が雷と化し、黒い花びらが一瞬にして焼き焦げて床に落ちる。
「『雷閃導』!!」
「凪沙ちゃんナイス~!」
「へへっ、これくらいはねっ♪」
凪沙は芽依にピースサインをしながらニコッと笑う。そしてすぐに気を引き締め、全速力でレイアに接近して飛ぶ。
「『火雷天焼』!!!」
雷の槍が凪沙の右手に収まり、勢いをつきて回転しながらレイアめがけて思い切り投げる。
「はあああああああ!!!!」
槍が白と黄色の2色の稲妻を帯びながら一直線に神速の如く空を裂く。
「っ――!?」
レイアは咄嗟に花びらを精製するより速く雷が心臓を穿ち、その勢いに負けてあらゆる方向に吹き飛ばされる。
「ぐっ……ああああああ!!!」
雷による身体の痺れと心臓を貫かれた痛みが同時に襲う。宮殿を突き破り、広い庭園に突き刺さってすぐに大爆発を起こした。
庭園が雷で焼き果てる。黒花もはっきりと分かる程黒く焼き焦げていた。
「っ……全く、この花より黒い色があったなんてね。なんて残酷なのかしら」
「……まだこんなものじゃやられないよね」
だが、かなりのダメージを与えられた。全身を焦がしただけでなく心臓をしっかり貫いた。本来の力は発揮出来ないはずだ。
「でも、こうでなくちゃ演劇は面白くないわ。ただどっちかが強すぎる話なんて優越感しか得られないもの」
途端、貫いたはずの心臓の風穴が徐々に塞がれていくのが見えた。
「――! 芽依ちゃん!」
凪沙は槍を手元に戻しながら指示をする。それを分かってたのか、芽依は地を蹴って飛び、両手で無数のトランプを投げ飛ばす。
「任せて、凪沙ちゃん!」
「さぁ、何を見せてくれるの……?」
「ボクのステージはここからだよ!!」
左の人差し指の先から糸を精製し、無数のトランプを繋ぐように結んでドーム状にする。これは最初におっ君が私を庇いながら不良達と戦った時に使った技『闇糸剣』。
「これは……」
「まだ終わらないよ!」
指先の糸をちぎり、右手で取り出したハンドガンの銃口に付ける。途端、糸が銃に絡まり連結する。
――これはおっ君との思い出が生み出した、ボクの全力!!
「『無限躍閃』!!」
引き金を引いた刹那、糸が爆発するかのように火花を散らす。弾丸が糸を貫きながら糸で示したルートを辿る。そして弾丸がドームの中に入り、レイアを囲んだドームが中で大爆発を起こす。
「ぐっ……ああああああ!!」
火花がトランプに付着して更に大爆発を起こし、黒焦げのレイアを更に黒く染める。爆発は更に強くなり、最後はレイアの頭に銃弾が命中し、爆発を起こす。正にこの技はダイナマイトの強化版と言ったところか。
「ふぅ……」
ここまでやれば流石にレイアも余裕を見せる暇も無いだろう。トドメにもう一発頭にめがけて撃とうとした時、謎の衝撃波が2人を後方の壁まで吹き飛ばした。
「うぐっ……!」
「あっ……!」
ぶつけた背中を擦りながら正面を見ると、先程まで見られなかった禍々しいオーラを纏ったレイアの姿があった。
「うふ……うふふふ……ふふふふふ!!!」
「「――!?」」
あまりの覇気に2人は思わず後退る。さっきまでの攻撃がまるで効いてないかのようだ。
「凪沙ちゃん……これやばくない?」
「うん……正直不味いね」
「うふふふ!! ふふふふふふ!!!」
レイアは邪悪な笑みを浮かべながら地面に新たな黒い百合の花を咲かせ、頭上から無数の花びらを精製し、凪沙達に襲いかかる。
「やばい……私もう動けないよ……!」
「ボクも……さっきの技で全力使い切っちゃった……」
「うふふふふ!! ふふふふふふ!!!」
ただ邪悪な笑い声だけが耳を通り、その身体を花びらが穿つ時を待つ――
「……『守天盾花』」
刹那、聞き覚えのある低めの声に続いて巨大な花状の障壁が凪沙達を囲み、花びらから守る。
「そんな脆い盾じゃ、すぐ枯れちゃうわよ!」
「なら……、その……前にお前の花を枯らす…………!!」
「あれって……」
「大蛇君……!?」
パンサーはどうしたのだろうか。捕まえたのだろうか。いや、それどころじゃないと判断してここに来たのか。
考えてる途端、芽依が何かの異変に気づく。
「ねぇ凪沙ちゃん……大蛇君、右腕が……!」
「――!?」
よく見ると大蛇は左手だけで盾を精製している。更に右腕の肩から下が無くなっており、右足もふらついているように見える。
「そんな……」
そんな状態でここまで来たの……? 私達を守るために。いや、死なせないために。
「…………!!!」
「ん? うふふふ! 君、右半身の機能が失われてるのによく耐えるわね」
そこまでしてでも私達の事を優先してると考えると、色々な感情が混ざってしまう。
助けてくれる嬉しさ、そんな重症を負ってでも守ってくれる罪悪感。見てるこっちが痛々しく思える右腕。それら全てが涙という形で表現される。
「おっ君……もうやめてよお!」
「このままじゃ……大蛇君が死んじゃうよっ……」
大蛇は振り向くこともせず、ただ目の前の花びらに集中している。自分の命を投げ捨てるかのように。
「しぶといねぇ……でも、これでおしまいにしてあげる!!」
レイアは右手に前にアースラが使ってた乖離剣を召喚し、頭上に掲げる。無数の黒い塵が螺旋状に回り、一つの剣を生み出す。
「おっ君逃げて!」
「やめて……もうやめてよ大蛇君!!」
……悪いな、凪沙さん、芽依。これも全て己の宿命への復讐だ。今更やめることなど出来ない。俺はお前らが……大切な存在が殺される未来を見たくない。過去に人を殺した痛みを知ってるからこそ、この命が燃え尽きてでも仲間を守り切る。
それが俺の、今を生きる理由だ。
「……………!!!!!」
盾が徐々にヒビを増していき、花びらの勢いが増す。力を入れると思わず右足が崩れ落ち、衝撃で壁に背中をぶつける。その状態で半壊の障壁で花びらを守る。
「『黒き英雄』八岐大蛇。君の未来はここでお開きなのよ……! おっほほほほ!!!」
――盾が壊れた。同時に左腕の骨が粉々になる感触がした。終わった。使い果たした。本当に俺の未来はここで終わる。悔いなんてありまくりだ。復讐できるまで悔いなんて残らないわけがない。
――我ながら、情けない終わり方だな。女性2人を守っといて結局この有様か。あぁ、自分が情けない……
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