1,389 / 1,397
連載
若奥様は身重です! 51
しおりを挟む
円筒は透明なガラス製みたいな感じだったのに、今は何か金色の装飾文字が模様みたいになっててオシャレな感じです。
「でも入り口って……」
「どこからでも入れるですー!」
いつの間にか踊り終わったちびナビちゃん達がニコニコしながらキャッキャしてます。
「一番下まで一瞬ですー!」
「すぐに行けるですー!」
「あっという間ですー!」
……エレベーターと言うより転送装置のようです。
「じゃあ、東西南北もやるか」
「はいですー!」
ルークの掛け声と共にちびナビちゃん達もトコトコと行ってしまいました。
「……早くなーい?」
「……早いですね。ですがエリーゼ様のやりたい事はすぐに出来ますし、良いのではないでしょうか?」
「そうね……」
やりたい事かぁ……こんなに広いと何するかなんて大ざっぱにしか考えてなかったわ……
そう言えばキースもさっさとルークと共に消えたわね。まあ、良いんだけど。
……仕事の鬼共め……それを言ったらちびナビちゃん達もか。
「なんだか気疲れしたわ……」
「そうですね。私の気のせいかも知れませんが、地下というだけで気分が下がる様な……」
「……そうね。一瞬一瞬は良いのだけど、長時間は居たくないわね。一日に短時間いて、後は島でゆっくり過ごす方が良いのかもしれないわね」
「エリーゼ様、私は出来ればその方が良いです」
やっぱりかぁ。地下一階だから外の光が海面を通して見えるけど、これより下は日の光も薄くなっていくし、良くないのかも。
「そうね。今日はエレベーターを作って貰った後は島でのんびりお茶しましょ。そのうち帰って来るでしょ」
「ええ……」
何でもない時は明るい海面は素敵だと感じていたけど、今は常と違って妊娠中。
そういう何か常と違う時は色々気をつけないといけないわね。
こう……敏感になってるというか、何かアンテナが働きまくってるっていうか……思ったより疲れやすくなってる。
心身共に。……疲れてきてるのかしら?温泉入りたい……
「少し温泉に入っていかない?」
「温泉ですか……良いですね」
「じゃあ決まり!ルーク達がエレベーターを作り終えたら島に戻って温泉入りに行きましょう」
「はいっ!」
面倒くさい仕事を押し付けた気がしないでもないけど、なんだか疲れちゃったから温泉入ってリフレッシュよ!
「でも入り口って……」
「どこからでも入れるですー!」
いつの間にか踊り終わったちびナビちゃん達がニコニコしながらキャッキャしてます。
「一番下まで一瞬ですー!」
「すぐに行けるですー!」
「あっという間ですー!」
……エレベーターと言うより転送装置のようです。
「じゃあ、東西南北もやるか」
「はいですー!」
ルークの掛け声と共にちびナビちゃん達もトコトコと行ってしまいました。
「……早くなーい?」
「……早いですね。ですがエリーゼ様のやりたい事はすぐに出来ますし、良いのではないでしょうか?」
「そうね……」
やりたい事かぁ……こんなに広いと何するかなんて大ざっぱにしか考えてなかったわ……
そう言えばキースもさっさとルークと共に消えたわね。まあ、良いんだけど。
……仕事の鬼共め……それを言ったらちびナビちゃん達もか。
「なんだか気疲れしたわ……」
「そうですね。私の気のせいかも知れませんが、地下というだけで気分が下がる様な……」
「……そうね。一瞬一瞬は良いのだけど、長時間は居たくないわね。一日に短時間いて、後は島でゆっくり過ごす方が良いのかもしれないわね」
「エリーゼ様、私は出来ればその方が良いです」
やっぱりかぁ。地下一階だから外の光が海面を通して見えるけど、これより下は日の光も薄くなっていくし、良くないのかも。
「そうね。今日はエレベーターを作って貰った後は島でのんびりお茶しましょ。そのうち帰って来るでしょ」
「ええ……」
何でもない時は明るい海面は素敵だと感じていたけど、今は常と違って妊娠中。
そういう何か常と違う時は色々気をつけないといけないわね。
こう……敏感になってるというか、何かアンテナが働きまくってるっていうか……思ったより疲れやすくなってる。
心身共に。……疲れてきてるのかしら?温泉入りたい……
「少し温泉に入っていかない?」
「温泉ですか……良いですね」
「じゃあ決まり!ルーク達がエレベーターを作り終えたら島に戻って温泉入りに行きましょう」
「はいっ!」
面倒くさい仕事を押し付けた気がしないでもないけど、なんだか疲れちゃったから温泉入ってリフレッシュよ!
1,045
お気に入りに追加
16,810
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
【短編】復讐すればいいのに〜婚約破棄のその後のお話〜
真辺わ人
恋愛
平民の女性との間に真実の愛を見つけた王太子は、公爵令嬢に婚約破棄を告げる。
しかし、公爵家と国王の不興を買い、彼は廃太子とされてしまった。
これはその後の彼(元王太子)と彼女(平民少女)のお話です。
数年後に彼女が語る真実とは……?
前中後編の三部構成です。
❇︎ざまぁはありません。
❇︎設定は緩いですので、頭のネジを緩めながらお読みください。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
婚約破棄 ~家名を名乗らなかっただけ
青の雀
恋愛
シルヴィアは、隣国での留学を終え5年ぶりに生まれ故郷の祖国へ帰ってきた。
今夜、王宮で開かれる自身の婚約披露パーティに出席するためである。
婚約者とは、一度も会っていない親同士が決めた婚約である。
その婚約者と会うなり「家名を名乗らない平民女とは、婚約破棄だ。」と言い渡されてしまう。
実は、シルヴィアは王女殿下であったのだ。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
私を侮辱する婚約者は早急に婚約破棄をしましょう。
しげむろ ゆうき
恋愛
私の婚約者は編入してきた男爵令嬢とあっという間に仲良くなり、私を侮辱しはじめたのだ。
だから、私は両親に相談して婚約を解消しようとしたのだが……。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
奪い取るより奪った後のほうが大変だけど、大丈夫なのかしら
キョウキョウ
恋愛
公爵子息のアルフレッドは、侯爵令嬢である私(エヴリーヌ)を呼び出して婚約破棄を言い渡した。
しかも、すぐに私の妹であるドゥニーズを新たな婚約者として迎え入れる。
妹は、私から婚約相手を奪い取った。
いつものように、妹のドゥニーズは姉である私の持っているものを欲しがってのことだろう。
流石に、婚約者まで奪い取ってくるとは予想外たったけれど。
そういう事情があることを、アルフレッドにちゃんと説明したい。
それなのに私の忠告を疑って、聞き流した。
彼は、後悔することになるだろう。
そして妹も、私から婚約者を奪い取った後始末に追われることになる。
2人は、大丈夫なのかしら。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
わたしを捨てた騎士様の末路
夜桜
恋愛
令嬢エレナは、騎士フレンと婚約を交わしていた。
ある日、フレンはエレナに婚約破棄を言い渡す。その意外な理由にエレナは冷静に対処した。フレンの行動は全て筒抜けだったのだ。
※連載
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
初めまして婚約者様
まる
恋愛
「まあ!貴方が私の婚約者でしたのね!」
緊迫する場での明るいのんびりとした声。
その言葉を聞いてある一点に非難の視線が集中する。
○○○○○○○○○○
※物語の背景はふんわりしています。スルッと読んでいただければ幸いです。
目を止めて読んで下さった方、お気に入り、しおりの登録ありがとう御座いました!少しでも楽しんで読んでいただけたなら幸いです(^人^)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
【短編】婚約破棄?「喜んで!」食い気味に答えたら陛下に泣きつかれたけど、知らんがな
みねバイヤーン
恋愛
「タリーシャ・オーデリンド、そなたとの婚約を破棄す」「喜んで!」
タリーシャが食い気味で答えると、あと一歩で間に合わなかった陛下が、会場の入口で「ああー」と言いながら膝から崩れ落ちた。田舎領地で育ったタリーシャ子爵令嬢が、ヴィシャール第一王子殿下の婚約者に決まったとき、王国は揺れた。王子は荒ぶった。あんな少年のように色気のない体の女はいやだと。タリーシャは密かに陛下と約束を交わした。卒業式までに王子が婚約破棄を望めば、婚約は白紙に戻すと。田舎でのびのび暮らしたいタリーシャと、タリーシャをどうしても王妃にしたい陛下との熾烈を極めた攻防が始まる。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。