婚約破棄されまして(笑)

竹本 芳生

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new world 14

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<マスター、初期開発で人口が必要なのでチビナビを製造します。今回は可能な限り発展させなければならないので、魔力を相当使いますのでお楽にして下さい>

あれか……仕方ない。のんびりやり過ぎて発展まで時間掛かるより、一気に進められる所までやって貰いたい!

(ドン!とこい!)

「くっ……ルーク……私、このまま少し寝ちゃうかも……」

てか意識がぁぁぁぁ…………

……ハッ!

「ん?エリーゼ、目が覚めた?無理させすぎたかな?もう少しゆっくりしてて良いんだよ」

何……?何だ?大人の余裕みたいな笑顔で私を見てるけど……

「やっぱり体力あるからってやり過ぎは良くなかったかなー……でもエリーゼが可愛いのが罪なんだよ。もう、誰にも会わせたくない位だよ」

……?

「ねぇ、何言ってるの?」

「え?」

無言で見つめ合う数秒間の?の事よ。

「え?エリーゼが可愛いからつい俺も頑張っちゃって無理させすぎたかなぁ……って違うのか?」

残念脳かっ!まさかそっち方面の解釈してるとはっ!

「うん、そこは問題無いの。都市開発に必要な人手とかに魔力をゴソッと使ったから寝落ちしただけよ。寝るのが一番回復するから」

「あ……はい…………じゃあ頑張って良いんだ……」

「え……?あ……今日も?」

「可能な限り俺は頑張りたい!」

「大声で言う事じゃないと思うけど、うん……そこは期待してる……」

「大好きだよ!エリーゼェ!」

抱きしめられてグリグリされました。デカいワンコですか?それも可愛いから良いんですけどね。

「あ!ねぇ、ルークがサブマスターになったんなら島見れるんじゃない?」

「おっ!そうだね、見れるね!へぇ……こっちの方で都市開発するんだ……」

目の前で画面表示を大きくして見てみる。
……凄い勢いで土地がならされ家が建って工場?が建って道路が作られて……はっや!早いです!

「凄い勢いで開発されてくな……」

「うん……」

「見てるだけで楽しい……てか何か人形がチコチコ動いて街づくりしてるみたいでホッコリするな」

「そうね」

「それにこのジオラマっぽい感じ……たまんないね!」

「分かるわ!可愛いのよ!」

「だよな!ここにノエルとルチル送ったら小さくて見えないかなー……」

「見えるわよ!画面大きく出来るし!」

「よし!今度見よう!」

私達ナカーマ(^-^)人(^-^)になれます!イエーイ!
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