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婚姻式 22
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……サービスサービスゥ!はしません。終わりました。
ルークいわく一ラウンド終了したから人を呼ぶね!って言ってベルをチリチリ鳴らしました。
手慣れてる?と言うより決まり事に則ってます的な事かしら?
「失礼致します」
固いアニスの表情に失敗した?それとも何かあった?と心配しましたが……
「確認致しました!無事にお済みになり、おめでとうございます!ではこちらは旦那様の所にお持ち致します。エリーゼ様、動けますか?湯浴みなさいますか?体をお拭き致しますか?」
疲れたし体中ベタベタのドロドロだし、お風呂入りたい……
「湯浴みしたいわ……」
「すぐにお湯の支度をさせますね!ルーク様、エリーゼ様をお願いします!」
「ああ、任せろ」
アニスはさっさと言ってベッドシーツを剥ぎ取るとクルクルっと巻いて寝室から出て行きました。
お供にキースを連れて行っちゃいましたよ……
私?私はルークのガウンに包まれて、ソファに座るルークの膝の上で横抱きにされて果実水をチビチビ飲んでます。
「イチゴ食べるか?」
「ん……」
プチンとヘタを取ったイチゴを唇に当てられパクッと食べる。
喉が渇くの理解した。
果実水もフルーツも必要です。
湯浴みも恥ずかしいとか言ってられません。
浴室に繋がる扉に侍女とメイドがパタパタと出入りしてるけど、もう気にする所じゃないです。
食べやすい様にカットされたオレンジやリンゴを食べさせて貰ってる間に用意が出来た様です。
「湯浴みの準備が出来ました。どうぞごゆっくりしてきて下さい」
そう言うと全員部屋から出て行ってしまいました。
ルークと二人っきりでお風呂?
「一緒にゆっくり浸かろうな」
ニヤッて笑ったルークの目が怖いです。なんなの?
コンコンコン!
「エリーゼ様、アニスです。旦那様も奥様も大変お喜びです。また、ルーク様のご両親も安心され喜ばれております。後は若い二人が心ゆくまで過ごす様に、との事です。扉前には誰かしらおりますので、ご用があればベルでお呼び下さい」
「分かった!報告ご苦労」
「では失礼致します」
ルークが対応してくれて、アニスは扉前から下がった様です。
でも何で扉前で?入ってくれば良いのに。
でもアニスも今日は朝早くから私に付きっきりで休まらなかったから、やっとこれで一息つけるのよね。
「もう喉は大丈夫?」
「え?ええ」
「じゃあお風呂でゆっくり楽しもっか」
「え?」
そのままお姫様抱っこされて浴室でお風呂にも浸かったけど色々されました。
湯あたりする前に浴室から出てベッドに戻ってきたけど、外が明るくなるまで寝かせて貰えませんでした。
世の既婚のご夫人は皆、こんな風に初夜を過ごしたのかと思うと尊敬の念でいっぱいです……
普段から鍛えてるのに何かムリ……
ルークいわく一ラウンド終了したから人を呼ぶね!って言ってベルをチリチリ鳴らしました。
手慣れてる?と言うより決まり事に則ってます的な事かしら?
「失礼致します」
固いアニスの表情に失敗した?それとも何かあった?と心配しましたが……
「確認致しました!無事にお済みになり、おめでとうございます!ではこちらは旦那様の所にお持ち致します。エリーゼ様、動けますか?湯浴みなさいますか?体をお拭き致しますか?」
疲れたし体中ベタベタのドロドロだし、お風呂入りたい……
「湯浴みしたいわ……」
「すぐにお湯の支度をさせますね!ルーク様、エリーゼ様をお願いします!」
「ああ、任せろ」
アニスはさっさと言ってベッドシーツを剥ぎ取るとクルクルっと巻いて寝室から出て行きました。
お供にキースを連れて行っちゃいましたよ……
私?私はルークのガウンに包まれて、ソファに座るルークの膝の上で横抱きにされて果実水をチビチビ飲んでます。
「イチゴ食べるか?」
「ん……」
プチンとヘタを取ったイチゴを唇に当てられパクッと食べる。
喉が渇くの理解した。
果実水もフルーツも必要です。
湯浴みも恥ずかしいとか言ってられません。
浴室に繋がる扉に侍女とメイドがパタパタと出入りしてるけど、もう気にする所じゃないです。
食べやすい様にカットされたオレンジやリンゴを食べさせて貰ってる間に用意が出来た様です。
「湯浴みの準備が出来ました。どうぞごゆっくりしてきて下さい」
そう言うと全員部屋から出て行ってしまいました。
ルークと二人っきりでお風呂?
「一緒にゆっくり浸かろうな」
ニヤッて笑ったルークの目が怖いです。なんなの?
コンコンコン!
「エリーゼ様、アニスです。旦那様も奥様も大変お喜びです。また、ルーク様のご両親も安心され喜ばれております。後は若い二人が心ゆくまで過ごす様に、との事です。扉前には誰かしらおりますので、ご用があればベルでお呼び下さい」
「分かった!報告ご苦労」
「では失礼致します」
ルークが対応してくれて、アニスは扉前から下がった様です。
でも何で扉前で?入ってくれば良いのに。
でもアニスも今日は朝早くから私に付きっきりで休まらなかったから、やっとこれで一息つけるのよね。
「もう喉は大丈夫?」
「え?ええ」
「じゃあお風呂でゆっくり楽しもっか」
「え?」
そのままお姫様抱っこされて浴室でお風呂にも浸かったけど色々されました。
湯あたりする前に浴室から出てベッドに戻ってきたけど、外が明るくなるまで寝かせて貰えませんでした。
世の既婚のご夫人は皆、こんな風に初夜を過ごしたのかと思うと尊敬の念でいっぱいです……
普段から鍛えてるのに何かムリ……
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