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春が来た! 217
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「待って!領主館と言う事はシュバルツバルト家と言う事でしょう!私が実家に帰ったらこちらに来るまでお預けじゃないの!」
あーあ……気が付いちゃった。そうなのよね、めっちゃ陸地のラーラルーナ様の実家にはカニを食べる機会が無いのよね。
まぁ、半年位のお預けなんだけど……悲壮感たっぷりに叫んじゃうラーラルーナ様、可哀想やら可愛いやらでどうしましょう?
何とか説得してみますか!
「ラーラルーナ様、婚姻式まで数日ありますし、そこから新婚旅行……もとい、帝国への出発まで数日ありますしカニはそれなりの量が届くと思いますわ。幸い私、無限収納がありますからラーラルーナ様のご実家まではもちろん、こちらに帰って来る間もあるかも知れませんわ。なので食べる機会が全く無いなんて事はありませんから安心なさって」
ニッコリ令嬢スマイルです!
「無限収納……それってどれ位入るのかしら?時間経過は?」
率直です!率直に聞いてきました。
「入る量は無制限に近しいと思います。限界を感じた事は無いですし、時間経過はありませんわ」
<マスター。マスターの無限収納は無限大です、時間経過もブロック別設定すれば可能です>
ナビさんからメッセージ来た!収納自体は無限大で時間経過無し。ブロック別とは例の種類別のブロックの事か……どうやるのかしら?
<ブロックの右上にある縦に三つある所が設定ボタンとなります。そこを押していただくと選択肢が出ますので細かい設定を行えばより便利に使えます>
……どこのアプリかな?と思うような設定ボタンの説明きました。
「ねぇ……それ本当?」
「ええ。収納は無限大、時間経過無しですから安心なさって!」
「分かったわ。後はカニの量だけど……」
ちらりズム漁師達を見る目が怖いです。
「そんなに海クモが好きのら網に掛かった海クモは全部持ってくから安心してくれ!捨てても捨てても引っかかってくるんだ、箱山積みになるくらい持ってくから」
そうだそうだとあちこちから聞こえます。そんなに邪魔だったんだ……知名度の低さと見た目のせいでしばらくはカニを独占できるでしょ。
「とにかく一般に普及するまでは時間もかかるだろうから、かなりの量買い取れると思うわ」
「ありがとうエリーゼ様!はぁ……それにしても無限収納か……羨ましいわ……無限じゃなくても収納魔法があれば便利なのに……」
あ……これ、ルークの時と同じ流れ来ちゃうやつ?
あーあ……気が付いちゃった。そうなのよね、めっちゃ陸地のラーラルーナ様の実家にはカニを食べる機会が無いのよね。
まぁ、半年位のお預けなんだけど……悲壮感たっぷりに叫んじゃうラーラルーナ様、可哀想やら可愛いやらでどうしましょう?
何とか説得してみますか!
「ラーラルーナ様、婚姻式まで数日ありますし、そこから新婚旅行……もとい、帝国への出発まで数日ありますしカニはそれなりの量が届くと思いますわ。幸い私、無限収納がありますからラーラルーナ様のご実家まではもちろん、こちらに帰って来る間もあるかも知れませんわ。なので食べる機会が全く無いなんて事はありませんから安心なさって」
ニッコリ令嬢スマイルです!
「無限収納……それってどれ位入るのかしら?時間経過は?」
率直です!率直に聞いてきました。
「入る量は無制限に近しいと思います。限界を感じた事は無いですし、時間経過はありませんわ」
<マスター。マスターの無限収納は無限大です、時間経過もブロック別設定すれば可能です>
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<ブロックの右上にある縦に三つある所が設定ボタンとなります。そこを押していただくと選択肢が出ますので細かい設定を行えばより便利に使えます>
……どこのアプリかな?と思うような設定ボタンの説明きました。
「ねぇ……それ本当?」
「ええ。収納は無限大、時間経過無しですから安心なさって!」
「分かったわ。後はカニの量だけど……」
ちらりズム漁師達を見る目が怖いです。
「そんなに海クモが好きのら網に掛かった海クモは全部持ってくから安心してくれ!捨てても捨てても引っかかってくるんだ、箱山積みになるくらい持ってくから」
そうだそうだとあちこちから聞こえます。そんなに邪魔だったんだ……知名度の低さと見た目のせいでしばらくはカニを独占できるでしょ。
「とにかく一般に普及するまでは時間もかかるだろうから、かなりの量買い取れると思うわ」
「ありがとうエリーゼ様!はぁ……それにしても無限収納か……羨ましいわ……無限じゃなくても収納魔法があれば便利なのに……」
あ……これ、ルークの時と同じ流れ来ちゃうやつ?
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