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春が来た! 127
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……私とお母様でラーラルーナ様の下着を選んだり、注文をしてます。
だってやる事が無いんですもの。
「ではこちらの刺繍を脇に刺して、白いバラを胸でよろしいですか?」
「あ!色違いで桃色やバラ色の物も作ったらどうかしら?布もドレスの色に合わせた物とか……」
「なるほど!通常の長いコルセットと短いコルセットをドレスの色に合わせて作りましょう!勿論、エリーゼ様のもです!確かエリーゼ様のコルセットは白から淡い色目の物ばかりだった筈ですものね!」
やぶ蛇!だが私にはチビナビちゃん作下着も沢山あるのだ!
「下着は沢山あるから「コルセットでは無いですよね!」……はい……」
被って強めに言われました。気のせいかしら?奥様の目が血走ってます。
「あの様な下着!ドレスには合いませんわよ!」
「そうね。もっと軽装な時はあれで良いのだけど、ドレスとなるとコルセットとズロースは必要な時あるわよね。特に王国と帝国の流行りのドレスはね……」
「お母様……そうですね……王国の流行りだとコルセットとズロース無いと当たって痛いですものね……」
そう!ボーンがガツガツ当たるんですよ!腰から下には丸くキレイに膨らませる為のボーンが仕込まれてるから、ダンスや歩く時にたまに当たって痛いのよ!ズロースだって脛の辺りまでありますから!
夏場とかムレムレしちゃうんだから!いや、王国は基本涼しい国なのでそんなにムレムレしないですけど。
「ラーラルーナ様のご実家の辺りって確か国境だけど、基本的な暖かいのよね。それじゃあドレスも薄手の物が多いのかしら?」
「ハッ!そうなんですの?」
奥様の目がマジです。
「ええ、そうよ。火山の向こうだから、こちらより暖かいわね」
「そうですか……ニヤリ」
今!今、悪い顔になったわよ!奥様何考えてるの!
「皆!次期様の婚約者様はここら辺より暖かい地域にお住みよ!」
奥様の声にあちらこちらから「薄手のドレスも作るわよ!」とか「試したい型があるのよ!作るわ!」とか創作意欲に溢れた独り言とかガンガン聞こえます。
「あら、ラーラルーナ嬢。ご実家に戻る時には沢山のドレスが持って帰れますわね」
「え……」
お母様よ……その言葉が嫌味でも何でもなく、真実で事実なのか怖いです……
だってやる事が無いんですもの。
「ではこちらの刺繍を脇に刺して、白いバラを胸でよろしいですか?」
「あ!色違いで桃色やバラ色の物も作ったらどうかしら?布もドレスの色に合わせた物とか……」
「なるほど!通常の長いコルセットと短いコルセットをドレスの色に合わせて作りましょう!勿論、エリーゼ様のもです!確かエリーゼ様のコルセットは白から淡い色目の物ばかりだった筈ですものね!」
やぶ蛇!だが私にはチビナビちゃん作下着も沢山あるのだ!
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被って強めに言われました。気のせいかしら?奥様の目が血走ってます。
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「お母様……そうですね……王国の流行りだとコルセットとズロース無いと当たって痛いですものね……」
そう!ボーンがガツガツ当たるんですよ!腰から下には丸くキレイに膨らませる為のボーンが仕込まれてるから、ダンスや歩く時にたまに当たって痛いのよ!ズロースだって脛の辺りまでありますから!
夏場とかムレムレしちゃうんだから!いや、王国は基本涼しい国なのでそんなにムレムレしないですけど。
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「ハッ!そうなんですの?」
奥様の目がマジです。
「ええ、そうよ。火山の向こうだから、こちらより暖かいわね」
「そうですか……ニヤリ」
今!今、悪い顔になったわよ!奥様何考えてるの!
「皆!次期様の婚約者様はここら辺より暖かい地域にお住みよ!」
奥様の声にあちらこちらから「薄手のドレスも作るわよ!」とか「試したい型があるのよ!作るわ!」とか創作意欲に溢れた独り言とかガンガン聞こえます。
「あら、ラーラルーナ嬢。ご実家に戻る時には沢山のドレスが持って帰れますわね」
「え……」
お母様よ……その言葉が嫌味でも何でもなく、真実で事実なのか怖いです……
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