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春が来た! 21
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「お母様、ラーラルーナ様って愛称は何かしら?」
気になって夜眠れなくなりそうなので、今のうちに聞いておきます。
「……そうね……ラーラとかルーナではないかしら?どうしたの?」
訝しんでる……分かってます。
何か……何か大いなる意図を感じます……。いえ、気のせいだと信じて生きよう。それにしてもこれは本当に気を付けないとラーラルーナ様の事、ララァとか呼んでしまいそうで危ないわ……それは私もだけどルークも危ないんじゃないかしら?
ルークはキャスバルお兄様とレイの事、あれこれ言わないけど納得してるのかしら?
いや……絶対に想像すると思う!だってキャスバルお兄様の妻になる方がら様で、その間にいる側近がレイとか!私なら悶えるかも知れない!何そのドリカム状態!とか!とと……うん、ゴホン。取り乱したわ。
「大した事ではありません。お義姉様になる方ですし、仲良くなれた時には是非とも愛称でお呼びしたいと思って」
「そうね。トールの婚約者であるウナス家ご令嬢……ヒルデガルドの事はずっと愛称で呼んでいたわね」
お祖母さまがサッとフォローしてくれました!ありがとう、お祖母さま!お母様もウンウンと頷いてます。
よし!違和感無くなった!
「そうね。親しくなったら愛称で呼ぶ様になるから聞いてみたら良いわね」
「はい、お母様」
ふぃ~ヤバいヤバい。まだ時間はあるし、焦る必要は無いわね!
焦らなきゃいけないのは馬車の魔改造だけよ……ククク……
「あら?」
「まあ……」
ん?お祖母さまとお母様が私を見て困った様に微笑んでるわ。どうしたのかしら?
「エリーゼ、何か悪い事を考えるならお顔をどうにかなさい」
ひゃっ!しまった!悪い顔になってた!えと……思い出せ!私の顔面の筋肉ぅ!ニコ……ニコよ!
「ウフフ……お母様ったら、私悪い顔してたかしら?」
「さっきまでね。忘れてはダメよ、淑女らしく笑顔でいなければね」
「はい、お母様」
とりあえずホホホ……ウフフ……とお茶会継続。普段からお顔を作っておかないと筋肉忘れちゃうから大事!大事!
アイデアとか知識を出すだけだけで、実際のブツはドワーフのオッチャン達任せなのよね。
……梅の花は咲いたし、今は桃の花真っ盛りだし……うん、梅の実まで時間あるし大丈夫!
……桃の花見したいなぁ……
気になって夜眠れなくなりそうなので、今のうちに聞いておきます。
「……そうね……ラーラとかルーナではないかしら?どうしたの?」
訝しんでる……分かってます。
何か……何か大いなる意図を感じます……。いえ、気のせいだと信じて生きよう。それにしてもこれは本当に気を付けないとラーラルーナ様の事、ララァとか呼んでしまいそうで危ないわ……それは私もだけどルークも危ないんじゃないかしら?
ルークはキャスバルお兄様とレイの事、あれこれ言わないけど納得してるのかしら?
いや……絶対に想像すると思う!だってキャスバルお兄様の妻になる方がら様で、その間にいる側近がレイとか!私なら悶えるかも知れない!何そのドリカム状態!とか!とと……うん、ゴホン。取り乱したわ。
「大した事ではありません。お義姉様になる方ですし、仲良くなれた時には是非とも愛称でお呼びしたいと思って」
「そうね。トールの婚約者であるウナス家ご令嬢……ヒルデガルドの事はずっと愛称で呼んでいたわね」
お祖母さまがサッとフォローしてくれました!ありがとう、お祖母さま!お母様もウンウンと頷いてます。
よし!違和感無くなった!
「そうね。親しくなったら愛称で呼ぶ様になるから聞いてみたら良いわね」
「はい、お母様」
ふぃ~ヤバいヤバい。まだ時間はあるし、焦る必要は無いわね!
焦らなきゃいけないのは馬車の魔改造だけよ……ククク……
「あら?」
「まあ……」
ん?お祖母さまとお母様が私を見て困った様に微笑んでるわ。どうしたのかしら?
「エリーゼ、何か悪い事を考えるならお顔をどうにかなさい」
ひゃっ!しまった!悪い顔になってた!えと……思い出せ!私の顔面の筋肉ぅ!ニコ……ニコよ!
「ウフフ……お母様ったら、私悪い顔してたかしら?」
「さっきまでね。忘れてはダメよ、淑女らしく笑顔でいなければね」
「はい、お母様」
とりあえずホホホ……ウフフ……とお茶会継続。普段からお顔を作っておかないと筋肉忘れちゃうから大事!大事!
アイデアとか知識を出すだけだけで、実際のブツはドワーフのオッチャン達任せなのよね。
……梅の花は咲いたし、今は桃の花真っ盛りだし……うん、梅の実まで時間あるし大丈夫!
……桃の花見したいなぁ……
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