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新天地を! 214
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迷わず丸い方を手に取りポイと口の中に放り込んで歯で噛み砕く。
カリッと砕けた感触がアーモンドです。
そのままカリッカリッ言わせながら噛み砕く度に弾けるような食感と香ばしいアーモンド特有の香りが楽しくてしょうが無い。
溶けてくるチョコレートも良い!
「おいし~ですぅ!」
「カリカリたのしいにゃ!」
「カリカリトロトロたまらないにゃ!」
アニスもタマトラも喜んでます。
「あ!ユキはこれ食べちゃダメよ!」
ピカ太郎がお皿に前足を伸ばしてカワイコちゃん達に渡してたけど、ユキが食べる前に阻止です。
途端にションボリして「キューン……(なんでぇ……)」と鳴いたユキ。
「この茶色いのユキには毒なのよ。だから違う物で我慢してね」
そう言ってチョコレートの代わりに肉の塊(レアステーキ)をユキのお皿に入れて出しました。
「ニクピカ……」
前足に残ったアーモンドチョコレート一粒とユキの肉を交互に見るピカ太郎に内心笑いながら見ていたら、パクッとアーモンドチョコレートを食べてしまった。
ピカ太郎、分かりやすいなぁ……
今のがアーモンドチョコレートならもう一方はマカダミアナッツチョコレートって訳で、手を伸ばして食べる。
アーモンド派とマカダミアナッツ派がいたけど、私は断然マカダミアナッツ派です。
「んー……私はさっきのカリカリのが好きかなぁ……」
アニスはどうやらアーモンド派のようです。
口の中が甘くなったら紅茶でリセット!でも三粒食べたら十分かな。
あら?何かしら、ピカ太郎がしかめっ面でチョコレートを見てます。
「なぁにピカ太郎、何か気に入らないの?」
「あまいピカ……」
「あー……ピカ太郎は辛い方が好きだものね」
そういや、何か唐辛子の種類が増えてたわね。
無限収納リストを呼び出して唐辛子が載ってる辺りを見る。
唐辛子……ハバネロ……ブート・ジョロキア……プリッキーヌ……訳が分からない。
とりあえずハバネロをあげよう。
表示が粒なんで、五粒あげとこうか。
ポンッと出て来たハバネロをピカ太郎の前に差し出すと目をキラキラさせて大事そうに前足で抱え込んで一粒ずつモチュモチュ食べてる。
叫んだりはしないけど、一粒食べる毎にフルフルと体を震わせ「チュウ~♡」と鳴いてる。
「そうしてると可愛いのにね」
「フフッ……ピカちゃんの事ですよね」
アニスと二人でピカ太郎を見てクスリと笑い合った。
カリッと砕けた感触がアーモンドです。
そのままカリッカリッ言わせながら噛み砕く度に弾けるような食感と香ばしいアーモンド特有の香りが楽しくてしょうが無い。
溶けてくるチョコレートも良い!
「おいし~ですぅ!」
「カリカリたのしいにゃ!」
「カリカリトロトロたまらないにゃ!」
アニスもタマトラも喜んでます。
「あ!ユキはこれ食べちゃダメよ!」
ピカ太郎がお皿に前足を伸ばしてカワイコちゃん達に渡してたけど、ユキが食べる前に阻止です。
途端にションボリして「キューン……(なんでぇ……)」と鳴いたユキ。
「この茶色いのユキには毒なのよ。だから違う物で我慢してね」
そう言ってチョコレートの代わりに肉の塊(レアステーキ)をユキのお皿に入れて出しました。
「ニクピカ……」
前足に残ったアーモンドチョコレート一粒とユキの肉を交互に見るピカ太郎に内心笑いながら見ていたら、パクッとアーモンドチョコレートを食べてしまった。
ピカ太郎、分かりやすいなぁ……
今のがアーモンドチョコレートならもう一方はマカダミアナッツチョコレートって訳で、手を伸ばして食べる。
アーモンド派とマカダミアナッツ派がいたけど、私は断然マカダミアナッツ派です。
「んー……私はさっきのカリカリのが好きかなぁ……」
アニスはどうやらアーモンド派のようです。
口の中が甘くなったら紅茶でリセット!でも三粒食べたら十分かな。
あら?何かしら、ピカ太郎がしかめっ面でチョコレートを見てます。
「なぁにピカ太郎、何か気に入らないの?」
「あまいピカ……」
「あー……ピカ太郎は辛い方が好きだものね」
そういや、何か唐辛子の種類が増えてたわね。
無限収納リストを呼び出して唐辛子が載ってる辺りを見る。
唐辛子……ハバネロ……ブート・ジョロキア……プリッキーヌ……訳が分からない。
とりあえずハバネロをあげよう。
表示が粒なんで、五粒あげとこうか。
ポンッと出て来たハバネロをピカ太郎の前に差し出すと目をキラキラさせて大事そうに前足で抱え込んで一粒ずつモチュモチュ食べてる。
叫んだりはしないけど、一粒食べる毎にフルフルと体を震わせ「チュウ~♡」と鳴いてる。
「そうしてると可愛いのにね」
「フフッ……ピカちゃんの事ですよね」
アニスと二人でピカ太郎を見てクスリと笑い合った。
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