587 / 1,397
連載
新天地を! 4
しおりを挟む
ちょっぴり視線を外してテへ♡と笑う。
「そうか……じゃあ、無事行けるな?」
「はいっ!じゃあ、皆昨日と同じようにして!」
「はいっ!」
アニスの元気な返事を聞いて、私もチョロギーに駆け寄り思い切り跳び乗ろうと思ってチラリとヒナを見てアッ!と思いました。鞍着けて無かった。慌てて「ヒナの鞍装着」と言ってヒナに鞍が着いたのを確認してチョロギーに跳び乗りました。
ふぃ~危なかった!そしてピョンピョンと跳び乗って来るタマトラ。
「全員騎乗したな!」
トールお兄様の声におおーっ!と大勢の声が重なる。私とトールお兄様の視線がかち合う。
「では、開拓地に向かう!エリーゼ達は俺のすぐ後ろについてくれ!」
「「はいっ!」」
アニスと同じタイミングで返事をした。トールお兄様のキントンの後ろをついてチョロギーやヒナ、ユキと一緒に開拓地を目指す。
今日から開拓完了までトールお兄様と三番隊と共に通う。既に一度行った場所だから
全てが順調に移動するも、それも領都から出て農地等の魔物除けの施してある地域から出るまでの間だった。
下手に威圧しまくるよりも間引きの意味も含めて何もせず移動する。私とアニスと二人いる事で魔物達もイキッてるのか小型がやって来るのが表示したマップにマーカー表示されている。
最も気配を察知した三番隊隊員が迎撃……もとい討伐しに何人かが向かっては行ったのがマップに表示されて、内心凄いなー……とか思ってました。
そんなこんなで到着し、見回して……うん、ずる禿げですな(笑)このこんもりした森をガッツリ伐採すれば、丘っぽいか小さな山か判明すると思うのよ。で、開拓整地して段段畑とか作って……あれこれ植えたりして一大農地を造り、人が住めるように集落の整地もして……三番隊の後方支援の人達が魔物除けの制作と設置をしてくれるだろうから、前衛の人達があちこちで討伐とかやってくれる筈だしね!うん、頑張ろう!
「エリーゼ、もう少し行った所を拠点にしたいんだが良いか?」
「はい、どこら辺にしますか?」
「こっちだ」
トールお兄様に言われるまま騎乗したまま進んで行く。
割と森の近くなんですけど?
「この辺りに頼む。今日中には伐採するだろ?そしたらこの辺が妥当だと思うんだ」
……マジかね?トールお兄様よ。殆ど森の際じゃないかい?いや、面倒くさいから今すぐ伐採しよ。
「そうか……じゃあ、無事行けるな?」
「はいっ!じゃあ、皆昨日と同じようにして!」
「はいっ!」
アニスの元気な返事を聞いて、私もチョロギーに駆け寄り思い切り跳び乗ろうと思ってチラリとヒナを見てアッ!と思いました。鞍着けて無かった。慌てて「ヒナの鞍装着」と言ってヒナに鞍が着いたのを確認してチョロギーに跳び乗りました。
ふぃ~危なかった!そしてピョンピョンと跳び乗って来るタマトラ。
「全員騎乗したな!」
トールお兄様の声におおーっ!と大勢の声が重なる。私とトールお兄様の視線がかち合う。
「では、開拓地に向かう!エリーゼ達は俺のすぐ後ろについてくれ!」
「「はいっ!」」
アニスと同じタイミングで返事をした。トールお兄様のキントンの後ろをついてチョロギーやヒナ、ユキと一緒に開拓地を目指す。
今日から開拓完了までトールお兄様と三番隊と共に通う。既に一度行った場所だから
全てが順調に移動するも、それも領都から出て農地等の魔物除けの施してある地域から出るまでの間だった。
下手に威圧しまくるよりも間引きの意味も含めて何もせず移動する。私とアニスと二人いる事で魔物達もイキッてるのか小型がやって来るのが表示したマップにマーカー表示されている。
最も気配を察知した三番隊隊員が迎撃……もとい討伐しに何人かが向かっては行ったのがマップに表示されて、内心凄いなー……とか思ってました。
そんなこんなで到着し、見回して……うん、ずる禿げですな(笑)このこんもりした森をガッツリ伐採すれば、丘っぽいか小さな山か判明すると思うのよ。で、開拓整地して段段畑とか作って……あれこれ植えたりして一大農地を造り、人が住めるように集落の整地もして……三番隊の後方支援の人達が魔物除けの制作と設置をしてくれるだろうから、前衛の人達があちこちで討伐とかやってくれる筈だしね!うん、頑張ろう!
「エリーゼ、もう少し行った所を拠点にしたいんだが良いか?」
「はい、どこら辺にしますか?」
「こっちだ」
トールお兄様に言われるまま騎乗したまま進んで行く。
割と森の近くなんですけど?
「この辺りに頼む。今日中には伐採するだろ?そしたらこの辺が妥当だと思うんだ」
……マジかね?トールお兄様よ。殆ど森の際じゃないかい?いや、面倒くさいから今すぐ伐採しよ。
126
お気に入りに追加
16,810
あなたにおすすめの小説
【短編】復讐すればいいのに〜婚約破棄のその後のお話〜
真辺わ人
恋愛
平民の女性との間に真実の愛を見つけた王太子は、公爵令嬢に婚約破棄を告げる。
しかし、公爵家と国王の不興を買い、彼は廃太子とされてしまった。
これはその後の彼(元王太子)と彼女(平民少女)のお話です。
数年後に彼女が語る真実とは……?
前中後編の三部構成です。
❇︎ざまぁはありません。
❇︎設定は緩いですので、頭のネジを緩めながらお読みください。
婚約破棄 ~家名を名乗らなかっただけ
青の雀
恋愛
シルヴィアは、隣国での留学を終え5年ぶりに生まれ故郷の祖国へ帰ってきた。
今夜、王宮で開かれる自身の婚約披露パーティに出席するためである。
婚約者とは、一度も会っていない親同士が決めた婚約である。
その婚約者と会うなり「家名を名乗らない平民女とは、婚約破棄だ。」と言い渡されてしまう。
実は、シルヴィアは王女殿下であったのだ。
私を侮辱する婚約者は早急に婚約破棄をしましょう。
しげむろ ゆうき
恋愛
私の婚約者は編入してきた男爵令嬢とあっという間に仲良くなり、私を侮辱しはじめたのだ。
だから、私は両親に相談して婚約を解消しようとしたのだが……。
奪い取るより奪った後のほうが大変だけど、大丈夫なのかしら
キョウキョウ
恋愛
公爵子息のアルフレッドは、侯爵令嬢である私(エヴリーヌ)を呼び出して婚約破棄を言い渡した。
しかも、すぐに私の妹であるドゥニーズを新たな婚約者として迎え入れる。
妹は、私から婚約相手を奪い取った。
いつものように、妹のドゥニーズは姉である私の持っているものを欲しがってのことだろう。
流石に、婚約者まで奪い取ってくるとは予想外たったけれど。
そういう事情があることを、アルフレッドにちゃんと説明したい。
それなのに私の忠告を疑って、聞き流した。
彼は、後悔することになるだろう。
そして妹も、私から婚約者を奪い取った後始末に追われることになる。
2人は、大丈夫なのかしら。
わたしを捨てた騎士様の末路
夜桜
恋愛
令嬢エレナは、騎士フレンと婚約を交わしていた。
ある日、フレンはエレナに婚約破棄を言い渡す。その意外な理由にエレナは冷静に対処した。フレンの行動は全て筒抜けだったのだ。
※連載
初めまして婚約者様
まる
恋愛
「まあ!貴方が私の婚約者でしたのね!」
緊迫する場での明るいのんびりとした声。
その言葉を聞いてある一点に非難の視線が集中する。
○○○○○○○○○○
※物語の背景はふんわりしています。スルッと読んでいただければ幸いです。
目を止めて読んで下さった方、お気に入り、しおりの登録ありがとう御座いました!少しでも楽しんで読んでいただけたなら幸いです(^人^)
【短編】婚約破棄?「喜んで!」食い気味に答えたら陛下に泣きつかれたけど、知らんがな
みねバイヤーン
恋愛
「タリーシャ・オーデリンド、そなたとの婚約を破棄す」「喜んで!」
タリーシャが食い気味で答えると、あと一歩で間に合わなかった陛下が、会場の入口で「ああー」と言いながら膝から崩れ落ちた。田舎領地で育ったタリーシャ子爵令嬢が、ヴィシャール第一王子殿下の婚約者に決まったとき、王国は揺れた。王子は荒ぶった。あんな少年のように色気のない体の女はいやだと。タリーシャは密かに陛下と約束を交わした。卒業式までに王子が婚約破棄を望めば、婚約は白紙に戻すと。田舎でのびのび暮らしたいタリーシャと、タリーシャをどうしても王妃にしたい陛下との熾烈を極めた攻防が始まる。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。