586 / 1,397
連載
新天地を! 3
しおりを挟む
別にショボンじゃないです。慌てなくて良いんだなって思って落ち着いただけです。
「では向こうに行って待機所を作って、後方支援の方達にはそこに待機して貰って私は開拓しまくれば良いのかしら?」
朝ご飯をめっさモグモグしてるトールお兄様が良い笑顔で私を見て……
「その通りだよ!エリーゼは良く分かってるね。残りの皆で魔物の討伐を頑張ろと思って。昨日の感じだと間違いなく今日も沢山来ちゃうだろ?領都に魔物の素材沢山卸さないとね!」
誰かー!ここに悪い顔したイケメン商人いますよー!
「大した魔物じゃなくても良いんですか?あっ!私、ちょっと倉庫に行って昨日の魔物置いて来なくちゃ!」
忘れてた!昨日の魔物山盛りいっぱいある!既に解体済みだけど(笑)
「ん、じゃあ行っておいでよ。エリーゼの可愛いテイムした子達は俺が隊の所まで連れて行くからさ」
「じゃあ、お願いします!タマ、皆でトールお兄様と一緒に行って待っててね」
「はいにゃ!」
とりあえずタマに言っておけば大丈夫!と信じて食堂を後にする。
ダッシュで倉庫に行って待っていたらしい倉庫番……あれ?見覚えあるような……
「お!お嬢様、久し振りです!ジャッシュ……ジャッシュ・ロイドです!」
「あー……うん。久し振り」
まさかの再開&自己紹介に驚きつつも、ここに来た以上ロイド?に魔物の素材を渡さないといけない。
「えーと……魔物の素材を出して良いのよね?」
「勿論です。何でも昨日かなり討伐したって聞きました」
そうか分かってるのね。じゃあ、出すか。
じゃんじゃん出しました。ええ、山積みにしました。
「後は任せたわ。お願いね、じゃあ私行くから」
「行ってらっしゃいませ!」
まるで旅館の下足番か何かのような挨拶をして見送ってくれた。さて、今度はおそらく正面玄関前に屯ってるだろう三番隊を目指さないとね!
邸には入らず走って正面玄関を目指す。うん。めっさいます。
カワイコちゃん達だけじゃなくて、アニスもいます。私に気がついて手を振ってます!可愛い♡
「お待たせ!」
皆ニコニコしてます。皆です。カワイコちゃん達だけじゃなくて、三番隊の隊員達もです。
「少し時間が掛かったな、やっぱり量が多かったからか?」
トールお兄様が少し心配そうです。でも違うんです……
「いえ。出すのは難しくもないですし、一瞬で済むのですが倉庫の中の場所を移動して素材の山を作っていたので……」
さすがに皮と肉と骨を同じ所に出すのは憚られると思ったんです。
「では向こうに行って待機所を作って、後方支援の方達にはそこに待機して貰って私は開拓しまくれば良いのかしら?」
朝ご飯をめっさモグモグしてるトールお兄様が良い笑顔で私を見て……
「その通りだよ!エリーゼは良く分かってるね。残りの皆で魔物の討伐を頑張ろと思って。昨日の感じだと間違いなく今日も沢山来ちゃうだろ?領都に魔物の素材沢山卸さないとね!」
誰かー!ここに悪い顔したイケメン商人いますよー!
「大した魔物じゃなくても良いんですか?あっ!私、ちょっと倉庫に行って昨日の魔物置いて来なくちゃ!」
忘れてた!昨日の魔物山盛りいっぱいある!既に解体済みだけど(笑)
「ん、じゃあ行っておいでよ。エリーゼの可愛いテイムした子達は俺が隊の所まで連れて行くからさ」
「じゃあ、お願いします!タマ、皆でトールお兄様と一緒に行って待っててね」
「はいにゃ!」
とりあえずタマに言っておけば大丈夫!と信じて食堂を後にする。
ダッシュで倉庫に行って待っていたらしい倉庫番……あれ?見覚えあるような……
「お!お嬢様、久し振りです!ジャッシュ……ジャッシュ・ロイドです!」
「あー……うん。久し振り」
まさかの再開&自己紹介に驚きつつも、ここに来た以上ロイド?に魔物の素材を渡さないといけない。
「えーと……魔物の素材を出して良いのよね?」
「勿論です。何でも昨日かなり討伐したって聞きました」
そうか分かってるのね。じゃあ、出すか。
じゃんじゃん出しました。ええ、山積みにしました。
「後は任せたわ。お願いね、じゃあ私行くから」
「行ってらっしゃいませ!」
まるで旅館の下足番か何かのような挨拶をして見送ってくれた。さて、今度はおそらく正面玄関前に屯ってるだろう三番隊を目指さないとね!
邸には入らず走って正面玄関を目指す。うん。めっさいます。
カワイコちゃん達だけじゃなくて、アニスもいます。私に気がついて手を振ってます!可愛い♡
「お待たせ!」
皆ニコニコしてます。皆です。カワイコちゃん達だけじゃなくて、三番隊の隊員達もです。
「少し時間が掛かったな、やっぱり量が多かったからか?」
トールお兄様が少し心配そうです。でも違うんです……
「いえ。出すのは難しくもないですし、一瞬で済むのですが倉庫の中の場所を移動して素材の山を作っていたので……」
さすがに皮と肉と骨を同じ所に出すのは憚られると思ったんです。
117
お気に入りに追加
16,810
あなたにおすすめの小説
婚約破棄 ~家名を名乗らなかっただけ
青の雀
恋愛
シルヴィアは、隣国での留学を終え5年ぶりに生まれ故郷の祖国へ帰ってきた。
今夜、王宮で開かれる自身の婚約披露パーティに出席するためである。
婚約者とは、一度も会っていない親同士が決めた婚約である。
その婚約者と会うなり「家名を名乗らない平民女とは、婚約破棄だ。」と言い渡されてしまう。
実は、シルヴィアは王女殿下であったのだ。
【短編】復讐すればいいのに〜婚約破棄のその後のお話〜
真辺わ人
恋愛
平民の女性との間に真実の愛を見つけた王太子は、公爵令嬢に婚約破棄を告げる。
しかし、公爵家と国王の不興を買い、彼は廃太子とされてしまった。
これはその後の彼(元王太子)と彼女(平民少女)のお話です。
数年後に彼女が語る真実とは……?
前中後編の三部構成です。
❇︎ざまぁはありません。
❇︎設定は緩いですので、頭のネジを緩めながらお読みください。
初めまして婚約者様
まる
恋愛
「まあ!貴方が私の婚約者でしたのね!」
緊迫する場での明るいのんびりとした声。
その言葉を聞いてある一点に非難の視線が集中する。
○○○○○○○○○○
※物語の背景はふんわりしています。スルッと読んでいただければ幸いです。
目を止めて読んで下さった方、お気に入り、しおりの登録ありがとう御座いました!少しでも楽しんで読んでいただけたなら幸いです(^人^)
【短編】婚約破棄?「喜んで!」食い気味に答えたら陛下に泣きつかれたけど、知らんがな
みねバイヤーン
恋愛
「タリーシャ・オーデリンド、そなたとの婚約を破棄す」「喜んで!」
タリーシャが食い気味で答えると、あと一歩で間に合わなかった陛下が、会場の入口で「ああー」と言いながら膝から崩れ落ちた。田舎領地で育ったタリーシャ子爵令嬢が、ヴィシャール第一王子殿下の婚約者に決まったとき、王国は揺れた。王子は荒ぶった。あんな少年のように色気のない体の女はいやだと。タリーシャは密かに陛下と約束を交わした。卒業式までに王子が婚約破棄を望めば、婚約は白紙に戻すと。田舎でのびのび暮らしたいタリーシャと、タリーシャをどうしても王妃にしたい陛下との熾烈を極めた攻防が始まる。
私を侮辱する婚約者は早急に婚約破棄をしましょう。
しげむろ ゆうき
恋愛
私の婚約者は編入してきた男爵令嬢とあっという間に仲良くなり、私を侮辱しはじめたのだ。
だから、私は両親に相談して婚約を解消しようとしたのだが……。
わたしを捨てた騎士様の末路
夜桜
恋愛
令嬢エレナは、騎士フレンと婚約を交わしていた。
ある日、フレンはエレナに婚約破棄を言い渡す。その意外な理由にエレナは冷静に対処した。フレンの行動は全て筒抜けだったのだ。
※連載
最後に、お願いがあります
狂乱の傀儡師
恋愛
三年間、王妃になるためだけに尽くしてきた馬鹿王子から、即位の日の直前に婚約破棄されたエマ。
彼女の最後のお願いには、国を揺るがすほどの罠が仕掛けられていた。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。