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新しい年 19
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砂糖は……収納リストを呼び出して確認する。
白砂糖トンであった……そして黒砂糖も生産されてた……量はほぼ同じ。
黒砂糖で羊羹作って貰いたい……!白砂糖とは違う風味……
やだ!想像したら食べたくなっちゃった!
ジムに作り方教えないと!善哉ばかりじゃなく、羊羹を!
「ねぇ、エリーゼ……今、何か思い付いたの?」
「ヒェッ!」
お母様、鋭いにも程があるでしょう!
「大した事ではありません。そうですね、運ばせるにしてもどうやって運ばせるのですか?背に乗せるとか?」
「あら?そうねぇ……脚に括ろうかしら?」
「えっ?大丈夫なんですかっ!」
幾ら重さを感じなくてもそれはビジュアル的にヒドイ。
なのにコロコロと微笑むお母様。
「大丈夫よ。その程度は、それにあちらに行けばお父様がちゃんと解いて下さるわ」
「そうでしょうけど……」
お母様、親子関係良好って言うより帝国とは強く繋がってます。って事なのね……多分。
「ね、この白い桃のシロップ漬けの瓶詰めって幾つあるのかしら?」
「え?……それなりにありますけど……」
「じゃあ十は欲しいのだけど」
「問題ありません。今出しておいた方がよろしいですか?」
「後で良いわ。部屋に戻る時にね♡」
「はい……」
また♡付けたわね……お母様め……
「これ程の物を頂いてたら嬉しいわねぇ」
お祖母さま……
「お祖母さま!お祖母さまが食べたくなったら何時でも言って下さい!すぐに用意致しますわ!」
「まぁ、ほほほ……エリーゼは可愛いわねぇ」
可愛いのはお祖母さまです!
奥深きスイーツの世界……お祖母さまには元気な内に色んな物を味わって欲しい!
良し!食べ終わった!美味しかった!
……お母様は勿論、お祖母さまも食べ終わったようです。
「はぁ……終わってしまったわ……」
「お母様、お昼も食堂に下りられるのでしょう?」
「そうね、少しでも口にしなければ悪いわね」
そうですよ!料理長も料理人も落ち込みますよ!
「忘れてたわ……」
お祖母さま!お祖母さまはお年もお年ですから!
「お祖母さまは無理なさらないで!」
「エリーゼ、その優しさをお母様にも分けて頂戴」
……お母様……何言ってるの……
「お母様も無理なさらないでね」
今からちょっと下りて厨房のジムな羊羹作って貰おう。
黒砂糖もドサッと出して、黒蜜も作って貰おう!
黒蜜掛けたパンケーキとかも美味しいのよね、ちょっと和風テイストになって……
白砂糖トンであった……そして黒砂糖も生産されてた……量はほぼ同じ。
黒砂糖で羊羹作って貰いたい……!白砂糖とは違う風味……
やだ!想像したら食べたくなっちゃった!
ジムに作り方教えないと!善哉ばかりじゃなく、羊羹を!
「ねぇ、エリーゼ……今、何か思い付いたの?」
「ヒェッ!」
お母様、鋭いにも程があるでしょう!
「大した事ではありません。そうですね、運ばせるにしてもどうやって運ばせるのですか?背に乗せるとか?」
「あら?そうねぇ……脚に括ろうかしら?」
「えっ?大丈夫なんですかっ!」
幾ら重さを感じなくてもそれはビジュアル的にヒドイ。
なのにコロコロと微笑むお母様。
「大丈夫よ。その程度は、それにあちらに行けばお父様がちゃんと解いて下さるわ」
「そうでしょうけど……」
お母様、親子関係良好って言うより帝国とは強く繋がってます。って事なのね……多分。
「ね、この白い桃のシロップ漬けの瓶詰めって幾つあるのかしら?」
「え?……それなりにありますけど……」
「じゃあ十は欲しいのだけど」
「問題ありません。今出しておいた方がよろしいですか?」
「後で良いわ。部屋に戻る時にね♡」
「はい……」
また♡付けたわね……お母様め……
「これ程の物を頂いてたら嬉しいわねぇ」
お祖母さま……
「お祖母さま!お祖母さまが食べたくなったら何時でも言って下さい!すぐに用意致しますわ!」
「まぁ、ほほほ……エリーゼは可愛いわねぇ」
可愛いのはお祖母さまです!
奥深きスイーツの世界……お祖母さまには元気な内に色んな物を味わって欲しい!
良し!食べ終わった!美味しかった!
……お母様は勿論、お祖母さまも食べ終わったようです。
「はぁ……終わってしまったわ……」
「お母様、お昼も食堂に下りられるのでしょう?」
「そうね、少しでも口にしなければ悪いわね」
そうですよ!料理長も料理人も落ち込みますよ!
「忘れてたわ……」
お祖母さま!お祖母さまはお年もお年ですから!
「お祖母さまは無理なさらないで!」
「エリーゼ、その優しさをお母様にも分けて頂戴」
……お母様……何言ってるの……
「お母様も無理なさらないでね」
今からちょっと下りて厨房のジムな羊羹作って貰おう。
黒砂糖もドサッと出して、黒蜜も作って貰おう!
黒蜜掛けたパンケーキとかも美味しいのよね、ちょっと和風テイストになって……
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