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新しい年 9
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「じゃあ、手放す予定のドレスを選んでおこうかしら?そしたら選ぶのに迷ったりしないでしょ?」
「じゃあ今から?」
「ええ!」
二人でドレスを選別しに行く。
……頭おかしい量だわ。どこのショップか結婚式場か?って位の量です。
「多いわね……」
「選別すると良く分かりますね……」
アニスもゲンナリしてます。
ザッと取り出しただけで、既に三十着以上です。
選別して、まだ半分に到達してません。
一瞬で選別してるのに時間掛かる……
「ちょっと……あり過ぎじゃない?」
「多分……お一人じゃないのかも……」
「えっ!?」
慌てて選別済みのドレスを見る。
……系統が僅かだけど違う……
ピンク系甘々ロリータと暖色系ピンハと白系ロリータ……
「キャスバルお兄様とトールお兄様と……まさか、お祖母さま?」
「あり得ます。大奥様は可愛い物好きです、お飾りも花を象った意匠の物が沢山……」
そうだ……お祖母さまは花柄とレースとフリルがお好きだった……
じゃあ暖色系ピンハはお祖母さまか……
なんてこったい!ロリータはお兄様達の趣味かっ!
それともコレが似合う淑女に育ってるって夢見てたの?泣きそう……
私、お父様似なのよ……お母様似だったら問題無かったデザインだけど、お父様似の私ではコレ系は無理よ……バカッ!お兄様達のバカッ!
「とにかく、この花柄の可愛い物から着ていきましょう」
一番抵抗の無いやつからじゃないと私の精神がゴリゴリ削れるわ!
「はいっ!」
お祖母さまからならお飾りも余り悩まないと思うわ。
同じ同性だし、お祖母さまから贈られたお飾りもかなりの量があるし!
きっと問題無いはずよ!気をしっかり持ってチャレンジよ!
……そんなこんなで何とか選別終了しました!
いやぁ、とんでもない量でした!
選別したドレスの中こら冬物から着て行けば良い訳だしね!
これで夏用は別にあるよ!とか言われたら、この場で崩れ落ちる自信があるわ!
これで化粧品とかあればメイクで多少は誤魔化せると思うけど、この世界化粧品って基礎から無いのよね……いや、ヘチマ化粧水からもっと世に送りだそう!そうだ、そうしよう!
「どうしたんですか?」
「何でも無いわ!ちょっとね!」
イカンイカン!今、事業拡大は危険な香りしかしないわよ!
でも乳液とかも作れるんかな?
「じゃあ今から?」
「ええ!」
二人でドレスを選別しに行く。
……頭おかしい量だわ。どこのショップか結婚式場か?って位の量です。
「多いわね……」
「選別すると良く分かりますね……」
アニスもゲンナリしてます。
ザッと取り出しただけで、既に三十着以上です。
選別して、まだ半分に到達してません。
一瞬で選別してるのに時間掛かる……
「ちょっと……あり過ぎじゃない?」
「多分……お一人じゃないのかも……」
「えっ!?」
慌てて選別済みのドレスを見る。
……系統が僅かだけど違う……
ピンク系甘々ロリータと暖色系ピンハと白系ロリータ……
「キャスバルお兄様とトールお兄様と……まさか、お祖母さま?」
「あり得ます。大奥様は可愛い物好きです、お飾りも花を象った意匠の物が沢山……」
そうだ……お祖母さまは花柄とレースとフリルがお好きだった……
じゃあ暖色系ピンハはお祖母さまか……
なんてこったい!ロリータはお兄様達の趣味かっ!
それともコレが似合う淑女に育ってるって夢見てたの?泣きそう……
私、お父様似なのよ……お母様似だったら問題無かったデザインだけど、お父様似の私ではコレ系は無理よ……バカッ!お兄様達のバカッ!
「とにかく、この花柄の可愛い物から着ていきましょう」
一番抵抗の無いやつからじゃないと私の精神がゴリゴリ削れるわ!
「はいっ!」
お祖母さまからならお飾りも余り悩まないと思うわ。
同じ同性だし、お祖母さまから贈られたお飾りもかなりの量があるし!
きっと問題無いはずよ!気をしっかり持ってチャレンジよ!
……そんなこんなで何とか選別終了しました!
いやぁ、とんでもない量でした!
選別したドレスの中こら冬物から着て行けば良い訳だしね!
これで夏用は別にあるよ!とか言われたら、この場で崩れ落ちる自信があるわ!
これで化粧品とかあればメイクで多少は誤魔化せると思うけど、この世界化粧品って基礎から無いのよね……いや、ヘチマ化粧水からもっと世に送りだそう!そうだ、そうしよう!
「どうしたんですか?」
「何でも無いわ!ちょっとね!」
イカンイカン!今、事業拡大は危険な香りしかしないわよ!
でも乳液とかも作れるんかな?
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