419 / 1,449
連載
元日! 29
しおりを挟む
パチッとスイッチが入るように目が覚めました!
現状確認しよう!
私!ルークに肩を抱かれてます!恥ずかしいです!
お父様もお兄様達もお祖父さまもお祖母さま上もお母様もカワイコちゃん達も全員集合してます!
ルークの膝に手を置いて少しだけ体を起こすアクションをする。
私の肩に置かれた手から力が少し抜ける。
「ルーク。私、どれ位寝てた?」
僅かに起こした体のおかげでルークの顔を覗き込むように見上げる。
……シャープな顎のラインとかキレイだなぁ……
「おはよう。少しはスッキリ出来たようだな。寝てたのは一時間位だよ」
一時間……思いっきり寝てた!
「エリーゼの可愛い寝顔見れて、少し嬉しかった」
ななな……何言ってるのよ!
「私っ!涎とか垂らしてないわよね?」
「大丈夫、垂らしてない」
バチンッ!とウインクするとか何アピールなの!ときめいちゃ
うでしょ!
ドラマの中や漫画の中の女の子みたいにドキドキするのが理解出来る。
好きな人ってだけで特別な気持ちが芽生えるのね。
「良かった」
良かった……大きなソファに私とルークみたいにお祖父さまとお祖母さまが座って……って違った!
お祖父さまのお膝の上に抱き抱えるようにしてる……
アレか!キャスバルお兄様が私を抱っこしてる姿か!?
チロッと見たお父様とお母様も同じように座ってる。
シュバルツバルト家の男はアレがデフォなのかしら?
こう、デロデロに甘やかすのが基本スタイルです!みたいな?
思い出してちょっと凹む。
きっと私もあんな感じだったんだろうな……
「なぁ、エリーゼ。エリーゼも膝の上に来るか?」
「行きません。もう、十分に休んだし」
「残念」
残念!じゃないわよ。何言ってるのよ。
「エリーゼ、チョコレート終わっちゃったのよ。もうお終いかしら?」
チョコレート追加注文来ましたーーっ!
「勿論ありますわよ。ルーク、お皿取って下さるかしら?」
ルークにお皿を取って来て貰う。
粒チョコレートを尾お皿いっぱい入れる。
「チョコレート……美味しそうだな」
「美味しかったわよ。お皿、戻して貰える?」
「ああ、分かった」
お皿を置いた後、数粒手に取り口の中にチョコレートを放り込むルーク。
「おっ!モ〇ゾフっぽい味のチョコレートだな。美味しい」
モ〇ゾフ?バレンタイン近くになると買ってたけど……
チビナビちゃう達って味も再現してくのかしら?
ゴディ〇も食べた事あるのにモ〇ゾフなんだ……
いや、美味しければ良いんだけど……それよりも一粒食べただけで分かるって……
現状確認しよう!
私!ルークに肩を抱かれてます!恥ずかしいです!
お父様もお兄様達もお祖父さまもお祖母さま上もお母様もカワイコちゃん達も全員集合してます!
ルークの膝に手を置いて少しだけ体を起こすアクションをする。
私の肩に置かれた手から力が少し抜ける。
「ルーク。私、どれ位寝てた?」
僅かに起こした体のおかげでルークの顔を覗き込むように見上げる。
……シャープな顎のラインとかキレイだなぁ……
「おはよう。少しはスッキリ出来たようだな。寝てたのは一時間位だよ」
一時間……思いっきり寝てた!
「エリーゼの可愛い寝顔見れて、少し嬉しかった」
ななな……何言ってるのよ!
「私っ!涎とか垂らしてないわよね?」
「大丈夫、垂らしてない」
バチンッ!とウインクするとか何アピールなの!ときめいちゃ
うでしょ!
ドラマの中や漫画の中の女の子みたいにドキドキするのが理解出来る。
好きな人ってだけで特別な気持ちが芽生えるのね。
「良かった」
良かった……大きなソファに私とルークみたいにお祖父さまとお祖母さまが座って……って違った!
お祖父さまのお膝の上に抱き抱えるようにしてる……
アレか!キャスバルお兄様が私を抱っこしてる姿か!?
チロッと見たお父様とお母様も同じように座ってる。
シュバルツバルト家の男はアレがデフォなのかしら?
こう、デロデロに甘やかすのが基本スタイルです!みたいな?
思い出してちょっと凹む。
きっと私もあんな感じだったんだろうな……
「なぁ、エリーゼ。エリーゼも膝の上に来るか?」
「行きません。もう、十分に休んだし」
「残念」
残念!じゃないわよ。何言ってるのよ。
「エリーゼ、チョコレート終わっちゃったのよ。もうお終いかしら?」
チョコレート追加注文来ましたーーっ!
「勿論ありますわよ。ルーク、お皿取って下さるかしら?」
ルークにお皿を取って来て貰う。
粒チョコレートを尾お皿いっぱい入れる。
「チョコレート……美味しそうだな」
「美味しかったわよ。お皿、戻して貰える?」
「ああ、分かった」
お皿を置いた後、数粒手に取り口の中にチョコレートを放り込むルーク。
「おっ!モ〇ゾフっぽい味のチョコレートだな。美味しい」
モ〇ゾフ?バレンタイン近くになると買ってたけど……
チビナビちゃう達って味も再現してくのかしら?
ゴディ〇も食べた事あるのにモ〇ゾフなんだ……
いや、美味しければ良いんだけど……それよりも一粒食べただけで分かるって……
142
お気に入りに追加
16,779
あなたにおすすめの小説

(完)妹の子供を養女にしたら・・・・・・
青空一夏
恋愛
私はダーシー・オークリー女伯爵。愛する夫との間に子供はいない。なんとかできるように努力はしてきたがどうやら私の身体に原因があるようだった。
「養女を迎えようと思うわ・・・・・・」
私の言葉に夫は私の妹のアイリスのお腹の子どもがいいと言う。私達はその産まれてきた子供を養女に迎えたが・・・・・・
異世界中世ヨーロッパ風のゆるふわ設定。ざまぁ。魔獣がいる世界。

王侯貴族、結婚相手の条件知ってますか?
時見 靜
恋愛
病弱な妹を虐げる悪女プリシア・セノン・リューゲルト、リューゲルト公爵家の至宝マリーアン・セノン・リューゲルト姉妹の評価は真っ二つに別れていたけど、王太子の婚約者に選ばれたのは姉だった。
どうして悪評に塗れた姉が選ばれたのか、、、
その理由は今夜の夜会にて

《完結》愛する人と結婚するだけが愛じゃない
ぜらいす黒糖
恋愛
オリビアはジェームズとこのまま結婚するだろうと思っていた。
ある日、可愛がっていた後輩のマリアから「先輩と別れて下さい」とオリビアは言われた。
ジェームズに確かめようと部屋に行くと、そこにはジェームズとマリアがベッドで抱き合っていた。
ショックのあまり部屋を飛び出したオリビアだったが、気がつくと走る馬車の前を歩いていた。



冤罪から逃れるために全てを捨てた。
四折 柊
恋愛
王太子の婚約者だったオリビアは冤罪をかけられ捕縛されそうになり全てを捨てて家族と逃げた。そして以前留学していた国の恩師を頼り、新しい名前と身分を手に入れ幸せに過ごす。1年が過ぎ今が幸せだからこそ思い出してしまう。捨ててきた国や自分を陥れた人達が今どうしているのかを。(視点が何度も変わります)

白い結婚はそちらが言い出したことですわ
来住野つかさ
恋愛
サリーは怒っていた。今日は幼馴染で喧嘩ばかりのスコットとの結婚式だったが、あろうことかバーティでスコットの友人たちが「白い結婚にするって言ってたよな?」「奥さんのこと色気ないとかさ」と騒ぎながら話している。スコットがその気なら喧嘩買うわよ! 白い結婚上等よ! 許せん! これから舌戦だ!!

精霊の愛し子が濡れ衣を着せられ、婚約破棄された結果
あーもんど
恋愛
「アリス!私は真実の愛に目覚めたんだ!君との婚約を白紙に戻して欲しい!」
ある日の朝、突然家に押し掛けてきた婚約者───ノア・アレクサンダー公爵令息に婚約解消を申し込まれたアリス・ベネット伯爵令嬢。
婚約解消に同意したアリスだったが、ノアに『解消理由をそちらに非があるように偽装して欲しい』と頼まれる。
当然ながら、アリスはそれを拒否。
他に女を作って、婚約解消を申し込まれただけでも屈辱なのに、そのうえ解消理由を偽装するなど有り得ない。
『そこをなんとか······』と食い下がるノアをアリスは叱咤し、屋敷から追い出した。
その数日後、アカデミーの卒業パーティーへ出席したアリスはノアと再会する。
彼の隣には想い人と思われる女性の姿が·····。
『まだ正式に婚約解消した訳でもないのに、他の女とパーティーに出席するだなんて·····』と呆れ返るアリスに、ノアは大声で叫んだ。
「アリス・ベネット伯爵令嬢!君との婚約を破棄させてもらう!婚約者が居ながら、他の男と寝た君とは結婚出来ない!」
濡れ衣を着せられたアリスはノアを冷めた目で見つめる。
······もう我慢の限界です。この男にはほとほと愛想が尽きました。
復讐を誓ったアリスは────精霊王の名を呼んだ。
※本作を読んでご気分を害される可能性がありますので、閲覧注意です(詳しくは感想欄の方をご参照してください)
※息抜き作品です。クオリティはそこまで高くありません。
※本作のざまぁは物理です。社会的制裁などは特にありません。
※hotランキング一位ありがとうございます(2020/12/01)
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。