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サテュロスゲットの旅 26
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「お皿とスプーンを持ってこのカレーを入れて貰ったら、向こうの台でお肉を入れて貰ってパンを取って食べて下さい。」
一味お好みで足して貰おうと思ったけど、初めてなので冒険はさせない事に決めました。
「少し辛いと感じるかも知れませんが、そういった食べ物ですので辛すぎて食べられないと思う者以外は食べて下さい。辛すぎると感じたものは申し出て下さい。」
とりあえず一旦これで食べ進めて貰おう。
「エリーゼ様、先にご用意致しました。勿論ルーク様も可愛らしいお仲間の分も用意致しました。」
手に手にお肉がごろっと入ったカレーとパンが幾つか入ったお皿を持った料理人達が立っていました。それぞれカレーを受け取り、なぜか一足早く貰っていたアニスが待っている台へと移動する。そこにはヒナやユキやリコが待っている。ユキとリコはカレーはさすがに無理なんでお肉とパンとお水です。ヒナはいつでも野菜と果物なので、別メニューです。
「ちょっとユキとリコのご飯を貰って来るわね。と、先にヒナの分出しちゃうね!カレー先に食べてて!」
ヒナのご飯をちゃちゃっと出してさっさかお肉とパンを貰いに行く。お肉担当の料理人は私とお皿を見るとニッコリ笑ってゴロゴロと盛ってくれました!そのお皿にパンを乗っけて完了です!お肉でズッシリしてるお皿を持って戻ったら皆食べずに待ってくれてました!ユキとリコの前にお皿を置いて、別のお皿を出して水を入れる。
「待っててくれてありがとう!食べよう!」
「待つのは当たり前だよ。一緒に食べるんだろ。」
「そうですよ!エリーゼ様が一緒だからこそですよ。」
そうか……そうだった!
「うん。じゃあ、食べよう!」
「「「いただきます!」」」
パクりとカレーを一匙食べる。旨味・辛味・甘味……複雑な味わい……懐かしい前世の味。
「ピリピリするけど、ふくざつでおいしいにゃ!」
トラジ……
「からいけどクセになるあじにゃ!」
タマ……
「ピリピリおにくおいしいピカーーーーっ!」
そうかい、ピカ太郎よ……
「うん。初めてだもんな。」
「いっしょうけんめいつくったにゃ!ご主人がうれしそうでうれしいにゃ!けっこうスキなあじにゃ!」
ノエルはブレないね。
「ピリカラおにくおいしいピカ!」
……雷系はピリ辛系好きなのかね?大雷狼の肉、スパイシーだったのは何か辛い物食べ付けてたのかも知れん……まぁ、気に入って貰えて良かったよルチル。
「はふ……エリーゼ様、このカレーって体が温まりますね。ちょっと辛いですけど、美味しいです。ね!ルーク様!」
既にルークは完食一歩手前でした。
「ああ!美味しいな!お代わり貰って来る。」
笑顔で空のお皿を持って歩いてくルークにクスリと笑って……
「私もお代わりしたいから早く食べなくっちゃ!」
と要って食べ続けた。
一味お好みで足して貰おうと思ったけど、初めてなので冒険はさせない事に決めました。
「少し辛いと感じるかも知れませんが、そういった食べ物ですので辛すぎて食べられないと思う者以外は食べて下さい。辛すぎると感じたものは申し出て下さい。」
とりあえず一旦これで食べ進めて貰おう。
「エリーゼ様、先にご用意致しました。勿論ルーク様も可愛らしいお仲間の分も用意致しました。」
手に手にお肉がごろっと入ったカレーとパンが幾つか入ったお皿を持った料理人達が立っていました。それぞれカレーを受け取り、なぜか一足早く貰っていたアニスが待っている台へと移動する。そこにはヒナやユキやリコが待っている。ユキとリコはカレーはさすがに無理なんでお肉とパンとお水です。ヒナはいつでも野菜と果物なので、別メニューです。
「ちょっとユキとリコのご飯を貰って来るわね。と、先にヒナの分出しちゃうね!カレー先に食べてて!」
ヒナのご飯をちゃちゃっと出してさっさかお肉とパンを貰いに行く。お肉担当の料理人は私とお皿を見るとニッコリ笑ってゴロゴロと盛ってくれました!そのお皿にパンを乗っけて完了です!お肉でズッシリしてるお皿を持って戻ったら皆食べずに待ってくれてました!ユキとリコの前にお皿を置いて、別のお皿を出して水を入れる。
「待っててくれてありがとう!食べよう!」
「待つのは当たり前だよ。一緒に食べるんだろ。」
「そうですよ!エリーゼ様が一緒だからこそですよ。」
そうか……そうだった!
「うん。じゃあ、食べよう!」
「「「いただきます!」」」
パクりとカレーを一匙食べる。旨味・辛味・甘味……複雑な味わい……懐かしい前世の味。
「ピリピリするけど、ふくざつでおいしいにゃ!」
トラジ……
「からいけどクセになるあじにゃ!」
タマ……
「ピリピリおにくおいしいピカーーーーっ!」
そうかい、ピカ太郎よ……
「うん。初めてだもんな。」
「いっしょうけんめいつくったにゃ!ご主人がうれしそうでうれしいにゃ!けっこうスキなあじにゃ!」
ノエルはブレないね。
「ピリカラおにくおいしいピカ!」
……雷系はピリ辛系好きなのかね?大雷狼の肉、スパイシーだったのは何か辛い物食べ付けてたのかも知れん……まぁ、気に入って貰えて良かったよルチル。
「はふ……エリーゼ様、このカレーって体が温まりますね。ちょっと辛いですけど、美味しいです。ね!ルーク様!」
既にルークは完食一歩手前でした。
「ああ!美味しいな!お代わり貰って来る。」
笑顔で空のお皿を持って歩いてくルークにクスリと笑って……
「私もお代わりしたいから早く食べなくっちゃ!」
と要って食べ続けた。
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