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サテュロスゲットの旅 11
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初日という事もあって特に問題無く進み、そろそろ夕方かな?という時間です。お約束の野営の準備です!が!今回は馬車で寝泊まりじゃありません!天幕で寝泊まりです!初天幕です!私が使用する天幕はキャスバルお兄様の予備天幕との事です!ルークはトールお兄様の予備天幕です。予備天幕でも十分良い物だから安心するようにって言われました。
「エリーゼ。天幕の準備は俺の所がやるから、いつものやつ作ってくれ。」
ポクポクとキントンに乗ったまま近寄って来たトールお兄様に言われました。
「中央までチョロギーで行って良いのかしら?」
「勿論だ。近くにいるやつに預ければ良い。」
「はい。」
近くに?良く分かんないや。でも、お兄様が言うならきっと居るんだろうな。
「チョロギー、もう少し真ん中に行くよ。ユキとヒナは馬車の皆と一緒に居てね。アニスに付いてくのよ。」
(はい!)
(はいっ!)
チョロギーを回して中央に進む。ポッカリと空いた場所に野営設備セットを作る。勿論、作る前にチョロギーを近くに居た隊員に預けた。満足のいく出来上がり!クルッと振り返って見えたのは大小様々な天幕……天幕であってるよね?大きいのは天幕と言って良いと思うけど、小さいのって……あれ……あれテントであってるよね?いや、使用人数少ないやつとかなの?
「おっ!エリーゼ、仕事早いな!」
トールお兄様が来ました!丁度良い所に!
「まぁね!所で、あの小さいのも天幕なの?」
チラッと見やったトールお兄様が笑ってます。
「天幕だよ。二人用でな、側近付きの隊員が使うやつだよ。向こうの大きいのは側近のいない奴や後方支援の連中が使うやつ。中心に近い大きいのは俺達のだな。あの赤い飾りが付いてるのがエリーゼのだよ。兄貴が赤を気に入ってて、あの飾りになったんだよ。青と金の飾りが俺。青の飾りがルークのだな。予備は少し飾りが地味になるから分かり易いだろ。」
確かに!なる程、予備だからチョイ地味になるんだね。
「中はちゃんとしてるから安心すると良い。」
「はぁい!」
チョロギー以外は皆、中で寝るかな。ヒナは小っちゃくして!
「ところで夕食は決まってるのか?」
「んー……決まってないけど、肉かな?ってのは何となく。」
「隊員から報告を受けてる、来る途中で討伐した魔物を使ってほしい。」
「ああ……分かりました。」
とりあえずルークから一反預かって中で解体してから使おう。収納リストを呼び出してスパイスを見る。覚えのあるスパイスを確認してニヤリと笑う。ルークが歩いて来る姿を微笑みながら待つ。
「エリーゼ。天幕の準備は俺の所がやるから、いつものやつ作ってくれ。」
ポクポクとキントンに乗ったまま近寄って来たトールお兄様に言われました。
「中央までチョロギーで行って良いのかしら?」
「勿論だ。近くにいるやつに預ければ良い。」
「はい。」
近くに?良く分かんないや。でも、お兄様が言うならきっと居るんだろうな。
「チョロギー、もう少し真ん中に行くよ。ユキとヒナは馬車の皆と一緒に居てね。アニスに付いてくのよ。」
(はい!)
(はいっ!)
チョロギーを回して中央に進む。ポッカリと空いた場所に野営設備セットを作る。勿論、作る前にチョロギーを近くに居た隊員に預けた。満足のいく出来上がり!クルッと振り返って見えたのは大小様々な天幕……天幕であってるよね?大きいのは天幕と言って良いと思うけど、小さいのって……あれ……あれテントであってるよね?いや、使用人数少ないやつとかなの?
「おっ!エリーゼ、仕事早いな!」
トールお兄様が来ました!丁度良い所に!
「まぁね!所で、あの小さいのも天幕なの?」
チラッと見やったトールお兄様が笑ってます。
「天幕だよ。二人用でな、側近付きの隊員が使うやつだよ。向こうの大きいのは側近のいない奴や後方支援の連中が使うやつ。中心に近い大きいのは俺達のだな。あの赤い飾りが付いてるのがエリーゼのだよ。兄貴が赤を気に入ってて、あの飾りになったんだよ。青と金の飾りが俺。青の飾りがルークのだな。予備は少し飾りが地味になるから分かり易いだろ。」
確かに!なる程、予備だからチョイ地味になるんだね。
「中はちゃんとしてるから安心すると良い。」
「はぁい!」
チョロギー以外は皆、中で寝るかな。ヒナは小っちゃくして!
「ところで夕食は決まってるのか?」
「んー……決まってないけど、肉かな?ってのは何となく。」
「隊員から報告を受けてる、来る途中で討伐した魔物を使ってほしい。」
「ああ……分かりました。」
とりあえずルークから一反預かって中で解体してから使おう。収納リストを呼び出してスパイスを見る。覚えのあるスパイスを確認してニヤリと笑う。ルークが歩いて来る姿を微笑みながら待つ。
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