106 / 1,397
連載
ただ今、準備中!
しおりを挟む
既に朝です。昨夜ナビさんに聞いた所、出発当日の朝まで頑張るとの事。ちょっぴり寂しいのでアニスと寝てました。で、まぁ明後日ですよ。ルーチンワーク済んだのでトールお兄様の所に行きます。つか、向かってる途中です。すぐさま案内され、扉の前ですけどね!
「お入り下さい。」
色っぽくやつれた感のあるフレイが居ます。トールお兄様め!無言で案内され、ソファに座ります。
「おはようエリーゼ。計画書にてんてこ舞いなんだけどね。」
「そんな事は分かってます。」
トールお兄様はスッキリした笑顔でござりやがりますよ!
「基本的に荷物は私とルークで幾らでも持って行けますから、多めに請求しておいて下さい。」
「それは分かってるよ。人員だけど、俺の第三隊とその次になってる第四隊とエリーゼの専属護衛騎士団で良いかな?と思ってる。ルークが婿入りすれば第四隊がルークの部隊になるからな。」
領主隊の一番から三番まではお父様とお兄様達だから第四隊がルークの部隊になるのは理解出来る。……第五隊を私の部隊に……とはならないんだよね。基本、私は部隊長になれないからなぁ……
「後、空の馬車も幾つか動向させて下さい。」
「分かった。複数いた場合の事を考えての事だよね。」
「はい。複数いた場合、出来れば全員連れて来て敷地内に集落を作って貰って長くお付き合いしたい。」
「全員テイムするつもりじゃないのか?」
「全員は無理があるでしょ。もし私がどうにかなったら、誰が責任持つのよ。それよりも安全に生活出来る場所を提供して代わりに乳製品や生乳貰った方が後々良いと思うわ。」
「ふむ……そうだな。その方が建設的だな。敷地はだだっ広いから、余程の数でなければ大丈夫だろう。」
「割と大所帯になりますが、通常時の大型討伐より少し少ない位ですね。」
フレイからの発言で気持ち楽になる。
「そうだな。いつもの大型討伐に比べれば少ないな。フレイ、地図を持って来てくれ。」
スッと動いたフレイは領地の地図を持ってきた。その地図には幾つもの書き込みがされていた。
「図鑑に書いてあったのはどこら辺だったか覚えているか?」
「ルキ山の麓、ゴル街とドルト街の間……確かこの辺りの村に接触したと情報がありました。」
記憶を頼りに地図の幾つかある村の一つを指差すとトールお兄様が印を付ける。近くには幾つかの印がついている。
「じゃあ、この村を拠点にして捜索しよう。……この村からは蜘蛛の糸を収集した場所に近いな。良し、可能な限り採取等も積極的に行おう。色々採取できる場所だからな!」
採取の旅!そしてサテュロスゲットの旅!ワクワクしてきた!
「お入り下さい。」
色っぽくやつれた感のあるフレイが居ます。トールお兄様め!無言で案内され、ソファに座ります。
「おはようエリーゼ。計画書にてんてこ舞いなんだけどね。」
「そんな事は分かってます。」
トールお兄様はスッキリした笑顔でござりやがりますよ!
「基本的に荷物は私とルークで幾らでも持って行けますから、多めに請求しておいて下さい。」
「それは分かってるよ。人員だけど、俺の第三隊とその次になってる第四隊とエリーゼの専属護衛騎士団で良いかな?と思ってる。ルークが婿入りすれば第四隊がルークの部隊になるからな。」
領主隊の一番から三番まではお父様とお兄様達だから第四隊がルークの部隊になるのは理解出来る。……第五隊を私の部隊に……とはならないんだよね。基本、私は部隊長になれないからなぁ……
「後、空の馬車も幾つか動向させて下さい。」
「分かった。複数いた場合の事を考えての事だよね。」
「はい。複数いた場合、出来れば全員連れて来て敷地内に集落を作って貰って長くお付き合いしたい。」
「全員テイムするつもりじゃないのか?」
「全員は無理があるでしょ。もし私がどうにかなったら、誰が責任持つのよ。それよりも安全に生活出来る場所を提供して代わりに乳製品や生乳貰った方が後々良いと思うわ。」
「ふむ……そうだな。その方が建設的だな。敷地はだだっ広いから、余程の数でなければ大丈夫だろう。」
「割と大所帯になりますが、通常時の大型討伐より少し少ない位ですね。」
フレイからの発言で気持ち楽になる。
「そうだな。いつもの大型討伐に比べれば少ないな。フレイ、地図を持って来てくれ。」
スッと動いたフレイは領地の地図を持ってきた。その地図には幾つもの書き込みがされていた。
「図鑑に書いてあったのはどこら辺だったか覚えているか?」
「ルキ山の麓、ゴル街とドルト街の間……確かこの辺りの村に接触したと情報がありました。」
記憶を頼りに地図の幾つかある村の一つを指差すとトールお兄様が印を付ける。近くには幾つかの印がついている。
「じゃあ、この村を拠点にして捜索しよう。……この村からは蜘蛛の糸を収集した場所に近いな。良し、可能な限り採取等も積極的に行おう。色々採取できる場所だからな!」
採取の旅!そしてサテュロスゲットの旅!ワクワクしてきた!
219
お気に入りに追加
16,810
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
婚約破棄 ~家名を名乗らなかっただけ
青の雀
恋愛
シルヴィアは、隣国での留学を終え5年ぶりに生まれ故郷の祖国へ帰ってきた。
今夜、王宮で開かれる自身の婚約披露パーティに出席するためである。
婚約者とは、一度も会っていない親同士が決めた婚約である。
その婚約者と会うなり「家名を名乗らない平民女とは、婚約破棄だ。」と言い渡されてしまう。
実は、シルヴィアは王女殿下であったのだ。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
【短編】復讐すればいいのに〜婚約破棄のその後のお話〜
真辺わ人
恋愛
平民の女性との間に真実の愛を見つけた王太子は、公爵令嬢に婚約破棄を告げる。
しかし、公爵家と国王の不興を買い、彼は廃太子とされてしまった。
これはその後の彼(元王太子)と彼女(平民少女)のお話です。
数年後に彼女が語る真実とは……?
前中後編の三部構成です。
❇︎ざまぁはありません。
❇︎設定は緩いですので、頭のネジを緩めながらお読みください。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
初めまして婚約者様
まる
恋愛
「まあ!貴方が私の婚約者でしたのね!」
緊迫する場での明るいのんびりとした声。
その言葉を聞いてある一点に非難の視線が集中する。
○○○○○○○○○○
※物語の背景はふんわりしています。スルッと読んでいただければ幸いです。
目を止めて読んで下さった方、お気に入り、しおりの登録ありがとう御座いました!少しでも楽しんで読んでいただけたなら幸いです(^人^)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
【短編】婚約破棄?「喜んで!」食い気味に答えたら陛下に泣きつかれたけど、知らんがな
みねバイヤーン
恋愛
「タリーシャ・オーデリンド、そなたとの婚約を破棄す」「喜んで!」
タリーシャが食い気味で答えると、あと一歩で間に合わなかった陛下が、会場の入口で「ああー」と言いながら膝から崩れ落ちた。田舎領地で育ったタリーシャ子爵令嬢が、ヴィシャール第一王子殿下の婚約者に決まったとき、王国は揺れた。王子は荒ぶった。あんな少年のように色気のない体の女はいやだと。タリーシャは密かに陛下と約束を交わした。卒業式までに王子が婚約破棄を望めば、婚約は白紙に戻すと。田舎でのびのび暮らしたいタリーシャと、タリーシャをどうしても王妃にしたい陛下との熾烈を極めた攻防が始まる。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
わたしを捨てた騎士様の末路
夜桜
恋愛
令嬢エレナは、騎士フレンと婚約を交わしていた。
ある日、フレンはエレナに婚約破棄を言い渡す。その意外な理由にエレナは冷静に対処した。フレンの行動は全て筒抜けだったのだ。
※連載
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
私を侮辱する婚約者は早急に婚約破棄をしましょう。
しげむろ ゆうき
恋愛
私の婚約者は編入してきた男爵令嬢とあっという間に仲良くなり、私を侮辱しはじめたのだ。
だから、私は両親に相談して婚約を解消しようとしたのだが……。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
(完)妹の子供を養女にしたら・・・・・・
青空一夏
恋愛
私はダーシー・オークリー女伯爵。愛する夫との間に子供はいない。なんとかできるように努力はしてきたがどうやら私の身体に原因があるようだった。
「養女を迎えようと思うわ・・・・・・」
私の言葉に夫は私の妹のアイリスのお腹の子どもがいいと言う。私達はその産まれてきた子供を養女に迎えたが・・・・・・
異世界中世ヨーロッパ風のゆるふわ設定。ざまぁ。魔獣がいる世界。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。