106 / 1,449
連載
ただ今、準備中!
しおりを挟む
既に朝です。昨夜ナビさんに聞いた所、出発当日の朝まで頑張るとの事。ちょっぴり寂しいのでアニスと寝てました。で、まぁ明後日ですよ。ルーチンワーク済んだのでトールお兄様の所に行きます。つか、向かってる途中です。すぐさま案内され、扉の前ですけどね!
「お入り下さい。」
色っぽくやつれた感のあるフレイが居ます。トールお兄様め!無言で案内され、ソファに座ります。
「おはようエリーゼ。計画書にてんてこ舞いなんだけどね。」
「そんな事は分かってます。」
トールお兄様はスッキリした笑顔でござりやがりますよ!
「基本的に荷物は私とルークで幾らでも持って行けますから、多めに請求しておいて下さい。」
「それは分かってるよ。人員だけど、俺の第三隊とその次になってる第四隊とエリーゼの専属護衛騎士団で良いかな?と思ってる。ルークが婿入りすれば第四隊がルークの部隊になるからな。」
領主隊の一番から三番まではお父様とお兄様達だから第四隊がルークの部隊になるのは理解出来る。……第五隊を私の部隊に……とはならないんだよね。基本、私は部隊長になれないからなぁ……
「後、空の馬車も幾つか動向させて下さい。」
「分かった。複数いた場合の事を考えての事だよね。」
「はい。複数いた場合、出来れば全員連れて来て敷地内に集落を作って貰って長くお付き合いしたい。」
「全員テイムするつもりじゃないのか?」
「全員は無理があるでしょ。もし私がどうにかなったら、誰が責任持つのよ。それよりも安全に生活出来る場所を提供して代わりに乳製品や生乳貰った方が後々良いと思うわ。」
「ふむ……そうだな。その方が建設的だな。敷地はだだっ広いから、余程の数でなければ大丈夫だろう。」
「割と大所帯になりますが、通常時の大型討伐より少し少ない位ですね。」
フレイからの発言で気持ち楽になる。
「そうだな。いつもの大型討伐に比べれば少ないな。フレイ、地図を持って来てくれ。」
スッと動いたフレイは領地の地図を持ってきた。その地図には幾つもの書き込みがされていた。
「図鑑に書いてあったのはどこら辺だったか覚えているか?」
「ルキ山の麓、ゴル街とドルト街の間……確かこの辺りの村に接触したと情報がありました。」
記憶を頼りに地図の幾つかある村の一つを指差すとトールお兄様が印を付ける。近くには幾つかの印がついている。
「じゃあ、この村を拠点にして捜索しよう。……この村からは蜘蛛の糸を収集した場所に近いな。良し、可能な限り採取等も積極的に行おう。色々採取できる場所だからな!」
採取の旅!そしてサテュロスゲットの旅!ワクワクしてきた!
「お入り下さい。」
色っぽくやつれた感のあるフレイが居ます。トールお兄様め!無言で案内され、ソファに座ります。
「おはようエリーゼ。計画書にてんてこ舞いなんだけどね。」
「そんな事は分かってます。」
トールお兄様はスッキリした笑顔でござりやがりますよ!
「基本的に荷物は私とルークで幾らでも持って行けますから、多めに請求しておいて下さい。」
「それは分かってるよ。人員だけど、俺の第三隊とその次になってる第四隊とエリーゼの専属護衛騎士団で良いかな?と思ってる。ルークが婿入りすれば第四隊がルークの部隊になるからな。」
領主隊の一番から三番まではお父様とお兄様達だから第四隊がルークの部隊になるのは理解出来る。……第五隊を私の部隊に……とはならないんだよね。基本、私は部隊長になれないからなぁ……
「後、空の馬車も幾つか動向させて下さい。」
「分かった。複数いた場合の事を考えての事だよね。」
「はい。複数いた場合、出来れば全員連れて来て敷地内に集落を作って貰って長くお付き合いしたい。」
「全員テイムするつもりじゃないのか?」
「全員は無理があるでしょ。もし私がどうにかなったら、誰が責任持つのよ。それよりも安全に生活出来る場所を提供して代わりに乳製品や生乳貰った方が後々良いと思うわ。」
「ふむ……そうだな。その方が建設的だな。敷地はだだっ広いから、余程の数でなければ大丈夫だろう。」
「割と大所帯になりますが、通常時の大型討伐より少し少ない位ですね。」
フレイからの発言で気持ち楽になる。
「そうだな。いつもの大型討伐に比べれば少ないな。フレイ、地図を持って来てくれ。」
スッと動いたフレイは領地の地図を持ってきた。その地図には幾つもの書き込みがされていた。
「図鑑に書いてあったのはどこら辺だったか覚えているか?」
「ルキ山の麓、ゴル街とドルト街の間……確かこの辺りの村に接触したと情報がありました。」
記憶を頼りに地図の幾つかある村の一つを指差すとトールお兄様が印を付ける。近くには幾つかの印がついている。
「じゃあ、この村を拠点にして捜索しよう。……この村からは蜘蛛の糸を収集した場所に近いな。良し、可能な限り採取等も積極的に行おう。色々採取できる場所だからな!」
採取の旅!そしてサテュロスゲットの旅!ワクワクしてきた!
244
お気に入りに追加
16,779
あなたにおすすめの小説

(完)妹の子供を養女にしたら・・・・・・
青空一夏
恋愛
私はダーシー・オークリー女伯爵。愛する夫との間に子供はいない。なんとかできるように努力はしてきたがどうやら私の身体に原因があるようだった。
「養女を迎えようと思うわ・・・・・・」
私の言葉に夫は私の妹のアイリスのお腹の子どもがいいと言う。私達はその産まれてきた子供を養女に迎えたが・・・・・・
異世界中世ヨーロッパ風のゆるふわ設定。ざまぁ。魔獣がいる世界。

王侯貴族、結婚相手の条件知ってますか?
時見 靜
恋愛
病弱な妹を虐げる悪女プリシア・セノン・リューゲルト、リューゲルト公爵家の至宝マリーアン・セノン・リューゲルト姉妹の評価は真っ二つに別れていたけど、王太子の婚約者に選ばれたのは姉だった。
どうして悪評に塗れた姉が選ばれたのか、、、
その理由は今夜の夜会にて

《完結》愛する人と結婚するだけが愛じゃない
ぜらいす黒糖
恋愛
オリビアはジェームズとこのまま結婚するだろうと思っていた。
ある日、可愛がっていた後輩のマリアから「先輩と別れて下さい」とオリビアは言われた。
ジェームズに確かめようと部屋に行くと、そこにはジェームズとマリアがベッドで抱き合っていた。
ショックのあまり部屋を飛び出したオリビアだったが、気がつくと走る馬車の前を歩いていた。




冤罪から逃れるために全てを捨てた。
四折 柊
恋愛
王太子の婚約者だったオリビアは冤罪をかけられ捕縛されそうになり全てを捨てて家族と逃げた。そして以前留学していた国の恩師を頼り、新しい名前と身分を手に入れ幸せに過ごす。1年が過ぎ今が幸せだからこそ思い出してしまう。捨ててきた国や自分を陥れた人達が今どうしているのかを。(視点が何度も変わります)

白い結婚はそちらが言い出したことですわ
来住野つかさ
恋愛
サリーは怒っていた。今日は幼馴染で喧嘩ばかりのスコットとの結婚式だったが、あろうことかバーティでスコットの友人たちが「白い結婚にするって言ってたよな?」「奥さんのこと色気ないとかさ」と騒ぎながら話している。スコットがその気なら喧嘩買うわよ! 白い結婚上等よ! 許せん! これから舌戦だ!!
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。