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何ぞ忙しい。 3
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酒造りの第一歩、材料は八丈島の生産量である程度は賄えると思うけど道具類は私ではどうする事も出来ない。なので、どうにか出来そうなドワーフに頼むのがベストだと思ってる。
ドワーフの長と共に職人棟へ向かう。勿論、後ろにゾロゾロとドワーフ達が付いてきてます。
あの後、ドワーフの長がやって来て軽く話をしたら大慌てでドワーフ達を集めてくれました。たた、ドワーフのオッチャン達の目がギラギラしてます。酒が関わると熱気と言うか執着心と言うか何かが違うなぁ……
でも、太刀も作って欲しいんですよ。やはり太刀厨としては太刀を持ちたいのです。いえ、単なるロマンです。すいません。
職人棟到着です。
「エリーゼ様。」
何、その期待に満ちた目は!チッ!最初に太刀の注文したる。
「少し湾曲した片刃の長い剣を作って貰いたい。」
一気にガッカリした顔になりましたよ、この野郎!
「詳しく説明をしていただけますか?」
長はさすがに落ち着いてるか……サッと取り出された紙とペン。斯く斯く云々コレコレこう!と説明していくとフンフンと頷きヒゲモジャ(全員ヒゲモジャですけど。)のドワーフに言い付けると一つ頷いて奥の方へいきました。
「紙がまだ必要なので持って来て下さい。」
(ナビさん、そろそろ説明をお願いします。私では説明出来ないので、私の口を使って下さい。)
-はい、マスター。お借りします。-
「今から説明していきますが聞きたい事はその場その場で聞いて下さい。」
ボンヤリボヤボヤしながら小難しい説明を聞いてました。ナビさんの説明難しいのに、理解してフンフンと聞いてたり何をどうする?とか聞いてる。
製作系ガチ派ではないので、サッパリだ!簡単なバーベキューコンロとか、そんなのは全然良いんだけどなー(棒)
-マスター、説明終わりました。-
(説明ありがとう。私じゃ無理だったわ。)
-いえ。本来なら私がマスターの体を借りる事は出来ないのですが、貴重な経験をさせて頂きました。-
(いや、この先も私では説明しきれない事は頼みたい。)
-宜しいのですか?-
(良いよ。私はナビさんの事信じてるから。)
-ありがとうございます。-
(こっちこそ、助かったわー!ありがとね。)
「エリーゼ様、無事作り上げてみせますぞ!」
しまった、うっかり聞き流した!
「頼んだわよ。無事、出来上がった暁には試作をつくって試さないとね!」
「「「「「「うおおおおお!」」」」」」
小っちゃいオッチャン達が拳を突き上げてワッチャワッチャしだしました。
「じゃあ、宜しくね。」
むさ苦しいオッチャンだらけの職人棟から脱出です!
ドワーフの長と共に職人棟へ向かう。勿論、後ろにゾロゾロとドワーフ達が付いてきてます。
あの後、ドワーフの長がやって来て軽く話をしたら大慌てでドワーフ達を集めてくれました。たた、ドワーフのオッチャン達の目がギラギラしてます。酒が関わると熱気と言うか執着心と言うか何かが違うなぁ……
でも、太刀も作って欲しいんですよ。やはり太刀厨としては太刀を持ちたいのです。いえ、単なるロマンです。すいません。
職人棟到着です。
「エリーゼ様。」
何、その期待に満ちた目は!チッ!最初に太刀の注文したる。
「少し湾曲した片刃の長い剣を作って貰いたい。」
一気にガッカリした顔になりましたよ、この野郎!
「詳しく説明をしていただけますか?」
長はさすがに落ち着いてるか……サッと取り出された紙とペン。斯く斯く云々コレコレこう!と説明していくとフンフンと頷きヒゲモジャ(全員ヒゲモジャですけど。)のドワーフに言い付けると一つ頷いて奥の方へいきました。
「紙がまだ必要なので持って来て下さい。」
(ナビさん、そろそろ説明をお願いします。私では説明出来ないので、私の口を使って下さい。)
-はい、マスター。お借りします。-
「今から説明していきますが聞きたい事はその場その場で聞いて下さい。」
ボンヤリボヤボヤしながら小難しい説明を聞いてました。ナビさんの説明難しいのに、理解してフンフンと聞いてたり何をどうする?とか聞いてる。
製作系ガチ派ではないので、サッパリだ!簡単なバーベキューコンロとか、そんなのは全然良いんだけどなー(棒)
-マスター、説明終わりました。-
(説明ありがとう。私じゃ無理だったわ。)
-いえ。本来なら私がマスターの体を借りる事は出来ないのですが、貴重な経験をさせて頂きました。-
(いや、この先も私では説明しきれない事は頼みたい。)
-宜しいのですか?-
(良いよ。私はナビさんの事信じてるから。)
-ありがとうございます。-
(こっちこそ、助かったわー!ありがとね。)
「エリーゼ様、無事作り上げてみせますぞ!」
しまった、うっかり聞き流した!
「頼んだわよ。無事、出来上がった暁には試作をつくって試さないとね!」
「「「「「「うおおおおお!」」」」」」
小っちゃいオッチャン達が拳を突き上げてワッチャワッチャしだしました。
「じゃあ、宜しくね。」
むさ苦しいオッチャンだらけの職人棟から脱出です!
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