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婚姻式生中継!

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「いよいよ始まるですー!」

「マスター、とってもキレイですー!」

「ドキドキするですー!」

婚姻式直前の様子を見てキャイキャイとはしゃぐチビナビちゃん達。
八丈島の上空に巨大展開した中継画面。カメラの位置とか存在は謎です。
タマ達は何も言わず立ったまま、ジッと画面を見つめています。

扉が開いて歩いて行く姿にチビナビちゃん達は感動して瞳をウルウルさせてます。

「マスター……」

「感動ですー!」

「婚姻するですー!」

「チビナビ達。この婚姻式が済み、マスターと彼が繋がった瞬間我等のサブマスターとなるのです」

「そうでしたー!大事な事ですー!」

「マスターが幸せなら良いですー!」

「マスターが不幸せになったらお仕置きですー!」

「そうですー!お仕置きですー!」

「マスターわ泣かすのは絶対に許さないですー!」

「えいえいおーですー!」

ナビの言葉に頷くも中々過激な事を言い出すチビナビ達。
タマ達はナビの言葉に驚いてます。
まさかルークが八丈島のサブマスターになるとは!

「チビナビ達、サブマスターをどうこう出来るのはマスターだけです。ただしマスターが命令したら出来ますから、そこはマスターにお願いなさい」

「やったですー!」

「マスターのお許しあれば良いのですー!」

「覚悟するですー!」

「あっ!とうとうマスターがあの男の隣に来たですー!」

「マスター、幸せそうですー!」

「うう……マスター、おめでとうございますですー!」

「おめでとうですー!」

「良かったですー!マスターお幸せにですー!」

さて、ここ島ではチビナビ達以外にも様々な者達が住んでいます。
その全てが島のあちらこちらで喜びを全身で表していた。
こうして婚姻式が進み、やがて大広間から二人が退場するまてチビナビ達は画面から目を離せませんでした。

「はぁ……素敵でしたー……」

「ドレス、マスターに良く似合ってたですー!」

「私達頑張ったですー!」

「マスターの幸せを願って万歳ですー!」

「万歳ですー!」

「万歳ですー!」

「ご主人……キレイだったにゃ……」

「ホントにゃ……」

タマとトラジも感動して呟きあいました。
島もエリーゼの婚姻式に喜んでるように、優しい風が吹き波も穏やかに歌を歌っている様です。
ナビはこれからのマスターの幸せと生活を願って島の皆を見守りました。
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