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夜の八丈島!

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さて、大忙しだった八丈島ですが落ち着いてくるとチビナビさんがロッジに集まって来ました。

-ブシ花の使用が許されました。許された量をお出しします。-

ナビさんがロッジのキッチンに置いてある籠にファサッとブシ花を出しました。

「おいしいのがでたにゃ!」

「うれしいにゃ!」

タマとトラジはお魚たっぷりスープに蒸した野菜の晩ごはんを作りました。ヒナはチビナビさんが用意した、沢山の果物がありますし山で何か採って食べても良いと言われました。
チビナビさん達にはご飯は要らないので、作ったご飯が必要なのはタマとトラジとピカ太郎だけです。

さてロッジの説明をしておきましょう。
この間レベルアップして大きさかは何から色々変わりました。大きさはかなり大きくスキー場のロッジを想像してください。二階建てに屋根裏部屋、一階には大きなキッチンと大浴場とトイレ。うんと広いダイニングルームとうんと広いリビングルームはホールのようです。
二階は寝起き出来る部屋が30部屋もあります。屋根裏部屋は何か色んな物が置かれてます。

タマとトラジとピカ太郎は広いダイニングルームで大人しく晩ごはんを食べてます。(ベンチシートに立ったり座ったりしてのご飯です。)ヒナも大きな木のボウル(ヒナ専用のご飯用のボウルです。)でリンゴやカボチャを食べてます。

-今日はこちらで過ごして下さいと、マスターから伝言を受けました。明日、出立後に呼び出すとの事です。-

タマとトラジとヒナとピカ太郎はそれぞれ顔を見合わせ、ちょっとだけ寂しそうになりました。
でも、八丈島はエリーゼの魔力で回ってる島なので気持ち的に寂しいだけでエリーゼの魔力に包まれてるようなものなので直ぐに落ち着きました。

「きょうはおとまりにゃ。」

「おとまりにゃ。」

ピュ(うん。)

「ざんねんピカ、ご主人のあられもないすがたがみれないピカ。」

ゴスンッ!とピカ太郎の頭の天辺にヒナの嘴が突き刺さりました。ベンチシートにグラリと倒れましたが、ヒナが軽く小突いてピカ太郎を起こします。
もはやピカ太郎はヒナからの強めのツッコミを受け入れ、何事も無かったかのように流してます。
ご飯を食べ終わると、チビナビさんが現れて食器などを片付けグイグイと大浴場に押し込めました。
チビナビさん達はどんどんロッジに集まり、ある者は大浴場に行ったりある者はリビングルームにフカフカの敷物を敷いたりしてます。

ヒナは大浴場(女湯)でチビナビさん達に洗われサッパリしてリビングルームに連れてこられました。
やがてフカフカになったタマとトラジとピカ太郎がリビングルームに現れ、チビナビさん達に言われるままコロンと寝っ転がりました。
沢山のチビナビさん達もとても広いリビングルームにコロコロと転がって寝てます。

リビングルームに大勢のチビナビさん達が寝てますが、半分以上は空いてるのでどんだけ広いんだ!ってツッコミは勘弁してください。
今日は大忙しでしたが、良い一日でしたね。
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