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第二側妃ミネルバ 2 注意!このお話は少し未来のお話です!

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体中から甘い花の香りがする。

「ねえ、寝室からお道具箱を持って来て頂戴。」

「畏まりました。」

証立ての儀に持っていく蜜水は既に用意していたけど、お道具の事は後からでも良いと思っていたの。
アンナが初めてなら細い物が良いわね……どれが良かったかしら?…………考える事も無いわ。エリーゼ様のお母様に頼んだ動くやつなら、私が動かさなくても良いしアレにしましょう。

「お待たせ致しました。」

差し出された箱の蓋を開け、目当てのお道具を取り出す。コレ、中々なのよねぇ……コレは細くて使わなくなったし、丁度良いわ。

「証立ての儀に付いて来るのよね。」

「はい。」

「では、蜜水と共に持って来て頂戴。分からないようにね、殿下が怯えてしまったら元も子もありませんもの。」

「では、布を掛けてお持ち致します。蜜水は私が手渡し致しますね。」

「うふふ……よろしくね。」

立ち上がり夜着を羽織らせて貰う。とても柔らかく織られた夜着は高価だったけれど、肌触りも良くて何枚も新調して持って来た。その上に羽織るだけで温かい毛織のガウンを掛けて貰う。

「ん、温かい。では、行きましょうか。」

侍女長に先導され、後ろに蜜水とお道具を持った侍女を従えて進む。



侍女長に案内され証立ての儀の部屋に着くと、ジークフリート殿下は今まで見たことの無い顔で立っていた。

「ジークフリート殿下、よろしくお願い致します。」

侍女長に目をやりガウンと夜着を脱がして貰う……と言ってもベルトで緩く縛っただけのものだから、どうと言う事もないのだけど。儀式はサッサと済ませて貰いたいわ。それにしても本当に何も無いのね……チラリと上を見て軽く頭を下げる。ベッドに乗り上げ、お決まりの文句を告げる。
渋々とベッドに上がる殿下の逸物を見てアンナの「お可愛らしい」の言葉に心の中でなる程と笑う。

「初めて故、蜜水を私の方で用意致しました。さ、蜜水をお渡しして。」

侍女が差し出した蜜水を殿下は受け取り、お可愛らしい逸物に塗りたくる。
あれなら楽そうね。足を開き閉じないように膝裏を掴む。

「私ミネルバは王家に純潔と純血を捧げます。どうかジークフリート殿下、私をお改め下さいませ。」

「分かった。」

ヒタリと濡れたお可愛らしい逸物が当てられ、グ……と私を押し開いて来た。
思わず痛みに顔を顰めたけど、我慢出来ない程では無い。
パンッと肉がぶつかる音と生温かい人肌の温度を感じて、殿下が全てを収めたのが分かった。
……………特に痛い訳でも、気持ち良い訳でも無いのね。大きく息を吐いて、少し待つと痛みはやわらいできた。
ズルリと中に入れられた物が抜けていく。

「どうぞご覧下さい!確かに純潔と純血を受け取りました。」

うん、ちゃんと私の純潔と純血を捧げれた。面目は立ったし、後は子種だけね。

「その純潔と純血、しかと見届けた!これにて証立ての儀を終了とする。皆の者、ご苦労。」

部屋に配されていた数人の従者や侍女が部屋から退室する。上を見て、人影が消えていくのも見えた。

「今日はご苦労だった「殿下、子種を頂いておりません。ですから……ね。」ああ……その……」

まあ、男らしく無い事!でも安心して下さいませ、私ちゃんとアンナから聞いておりますからね。グイッと殿下を引き倒し腰に乗っかり薄い胸に手をつく。

「安心して下さいませ。殿下の子種をお腹いっぱい頂けたら終わりますからね。アレを。さ、殿下……大人しくしていて下さいませ。」

「は?何を……」

殿下が見ると縮こまってしまうかも知れないものね、クルンと殿下に背中を向けるように後ろ向きになる。侍女からソッと手渡されたお道具の根元の魔石に魔力を注ぐ。ロックワームを模したお道具がユルユルと動き始めたので、殿下の尻穴に当てるとスルスルと入って行ってしまう。

「ひっ!あ……待て…………あ……あっ………」

グイグイと入れて、魔石の辺りまで埋め込む。

「さ、殿下。子種を沢山下さいませね。」

嬌声を上げはじめた殿下と向き合うように座り直し、殿下の可愛らしい逸物を自ら秘穴に埋め込む。ふむ、やはり痛くない。

「あっあっ!ソコッ!アンッ!アンッ!……」

「まるで女の子みたいですわね。さ、私の胎に沢山の子種を下さいませね。殿下が出ないって泣くまで終わりませんからね。」

腰をユルユルと動かし、嬌声をあげ続ける殿下を見下ろしながら胎に子種を受ける。トロトロと秘穴から子種がこぼれるけど、殿下は治まらないようでビクビクと私の中で動く。何回めか分からないけど、とうとう涙をこぼし始めた殿下に終わりを告げる。

「もっ……も……ムリだ……許して……」

「ええ、これが最後ですわ。さあ、お出しになって。」

「うっ………うぁっ……あぁぁ……………」

「ふふっ、良く出来ました。」

腰を浮かし可愛らしい逸物を抜くとクタンと更に可愛らしくなっていた。手をついて殿下の尻穴に埋め込んでいたお道具を一気に抜くと、一際大きな嬌声をあげまるで体全体で息をしてるみたいになっていた。
チラリと見た殿下の顔はトロリと甘くだらしない顔になっていた。
私はお道具を侍女に渡し、ゆっくりと立ち上がる。

「戻りましょう。」

「「はい。」」

侍女長に夜着とガウンを着せて貰い、手を引いて貰い部屋を出る。


自分の部屋に戻るとドッと疲れが出る。

「体を拭いて頂戴。その後で一息つきたいから紅茶を飲みたいわ。」

「では、こちらへ。」

浴室に行き、体を拭いて貰う。夜着をしっかり着せて貰いガウンを掛けて貰う。居間に移りソファに座ると紅茶が差し出される。
ゆっくりと紅茶を楽しんだ後、侍女達に礼を言って寝室に向かう。

「本当、可愛らしくなって……気持ち悪くて嫌だと思ったけれど、中々どうして面白く過ごせそうだわ。」

独り言ちてガウンを脱いで、寝具に潜り込む。
寝室は既に灯りが落とされ、薄暗い。
侍女がガウンを拾い上げると、衝立に掛け一礼し出て行った。

エリーゼ様、私頑張りますわ……アンナと……一緒に…………
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