165 / 753
第一側妃アンネローゼ
しおりを挟む
注意!ここからは本編よりも未来になります!
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
今日、私はとうとう王子宮に来た。
私好みに誂えられた部屋、新調された家具にお気に入りの絵画に壺や燭台。
私個人の寝室には態々シュバルツバルト領まで買いに行かせた、上質な布で作られた寝具の数々。
この日の為に数年がかりで揃えたドレスの殆どもシュバルツバルト領で作らせた物ばかり。勿論、靴もお飾りの数々も。
「王都よりも良い物があると知ってる者がどれだけいるのか……」
私の希望通りに整った私が過ごす鳥籠の出来に満足し、幼い頃より仕えてくれている侍女達に微笑む。
ばあやと乳姉妹の二人の三人をつれての入宮。
「さて、婚姻式の準備をしましょうか。」
私の言葉に部屋に居た侍女全てが頷き、私は案内されるまま着付けの為の場所へと赴いた。
大きな姿見、美しい衝立にドレス掛け。
コルセットにドロワーズ、クリノリンを付けドレスを着付ける。
ドレスもシュバルツバルト産の高価な毛織物で作った特注品、薄いのに驚く程温かいこの毛織物は多くの冬用のドレスに使われている。
輝くような白いドレス……白い革で作られた靴。
髪を結われお飾りを次々とつける。
「お仕度が出来ました。」
ばあやの言葉で立ち上がる。
「では、参りましょうか。」
侍女長と配属された女騎士が私を先導し、婚姻式の場へと導いてく。
婚姻式は滞りなく済み、無事次の証立ての儀へと進む。この日の為に大事に操を守ってきた。
ただ少し気になる事があったわ、ジークフリート殿下が何だか少しまともになっていた事かしら?何があってと言うのかしら?まぁ、良いわ私の邪魔さえ為さらなければ。
「さぁ、次は証立ての儀ね。せいぜい体を磨きあげ無事子種を貰いましょう。」
そう言うと何もかも取り外される。部屋はうんと温められ裸でも、それ程肌寒いと感じる事は無い。
広い浴場に乳姉妹と共に入り、塩で体中を磨かれる。
たっぷり湯を張られ、肩まで浸かり温まる。
「ふふ……ここまで磨いておけば、殿下も若い殿方きちんと種を下さるでしょう。」
「「はい!」」
温まり肌が朱に染まった所で湯から上がり、隣の部屋に移る。狭い寝台のような台に寝そべると肌に香油が塗り込まれる。
「整いまして。」
「ふふふ……良い香りだわ。」
立ち上がると、うんと薄い布で作られた夜着を纏う。その上に薄い毛織のガウンを羽織る。
「では、証立ての儀に行きましょう。いえ、待って頂戴。確かシュバルツバルト家から証立ての儀の前に飲むと良いと言われた物がありましたね。あれを頂いてからにしましょう。」
ソファに座りシュバルツバルト家から数日前に贈られてきた物を待つ。
小さなベル型の飴とシュバルツバルト産の高級ワイン。
飴の美味しさは既に知っている、躊躇いもせず一つ手に取り口の中に押し込む。軽く歯を立てるとコリッと音を立てて割れる、この瞬間にやみつきになってしまう。トロリと口の中に液体の存在を感じ驚いたが、この液体の為にベル型にしたのだとすぐに思う。
「ふふっ……」
思わず声を立てて笑う。たったの三粒しかないベル型の飴を次々と口の中に押し込む。中の液体がトロリと溢れる感じと口の中に残る飴がシャリシャリして面白い。
差し出されたワインをクイッと飲むと小さな欠片が一緒に流れ込んでいく。
僅かに残った口の中の飴をゆっくり舐めきる。
「美味しかったわぁ……」
立ち上がり、侍女長に案内され階上の部屋へと赴く。
無論ばあやに蜜水を持たせて、付いてこさせている。
部屋に入れば既に殿下は待ち構えており、従者や侍女が数人詰めていた。上を見れば、国王陛下わ王妃陛下がいらっしゃる。
侍女長をチラと見、頷くとガウンだけを受け取ろうとする。
「夜着もよ。殿下に要らぬ手間を掛けさせる事は出来ません。」
全て脱ぎ去り、自らベッドに上り待つ。
「ああ、殿下。私の侍女に蜜水を持たせております。どうぞお使い下さい。」
微笑み語り掛けたのに、ぎこちなく頷いて……堂々となされば良いのに。
ガウンを脱いで裸になった殿下を見て、なる程合点がゆくと心の中でほくそ笑む。あれではぎこちなくなっても可笑しくない。
「私は純潔なる乙女ですが、お手伝いする事も出来ますわ。」
「いや、大丈夫だ。」
あら、いやだわ。強張った顔で、無事証立ての儀を乗り越えれるのかしら?
ばあやから蜜水を受け取り、ご自身の剣に塗りたくり何とか体裁を整える。
ベッドに上り膝を付いた所で足を開き膝を立てる。
「私の純潔と純血を殿下と王家に捧げます。しかと、その証をどうか殿下の雄々しき剣でもってお確かめ下さい。」
あれを雄々しきとか笑っちゃうけど、ここできちんとやっておかないと私の不逞が疑われてしまうわ。
無言で殿下が私が守り通した秘穴に剣(笑)を当て、ゆっくりと侵入してくる。ノロノロと詰まらない方。ブツリと音にならない音が頭に響いて、痛みを感じたけれど我慢出来ない痛みでは無い。
大きく息を吐き全てを収めた殿下が、ゆっくり抜いて行く。
「確かに純潔であった、どうぞご覧下さい。」
確かに血液がついている……だが、ここで終わられては私が困る。
「しかと確認した。大義であった、これにて証立ての儀は終わりとする。」
国王陛下の声が響き、証立ての儀はこれで終わった。
さて、子種を貰わないと……
「さあ、殿下。私に子種をたんと注いで下さいませ。」
「あっ……ああ……」
気まずそうに顔を逸らすとか……何と不甲斐ない方なの。
「殿下、私こう見えても努力家なんですのよ。殿方に子種を出させる技と言うのを、きちんと学んでおります。殿下は寝そべってるだけで宜しいですよ。」
グイと殿下の腕を引き、押し倒す。殿下の腰の上に乗り、お可愛らしい殿下の剣をいまだ蜜水でヌルつく秘穴に宛てがう。
どこか怯えた顔をする殿下を見つめ、腰を落とし剣を全て納める。
「さあ、殿下……子種をきちんと私に下さいませ。」
「う……あ………」
自ら動かないとは仕方ない、腰を回し上下に揺さぶっても中々子種を吐き出さぬ……
「仕方ないですね、では……」
体を逸らし殿下の蜜水でヌルつく尻穴に指を這わす。
「は?何をっ……」
「ここを弄ると子種が噴き出すのですって、ですから……ね。」
グリグリと弄り中へ中へと指先を進める。その度に荒くなる息遣いと私の中でビクビクと跳ねる剣……
「ああっ!」
「あら、ここが良いのですね。では、たっぷり噴き出すように可愛がって差し上げますね。」
コリコリと当たる場所を弄り倒す。一度と言わず、何度も私の中に噴き出させた。それこそ私の秘穴から溢れる程まで。
殿方でも女のように嬌声を上げて悦ぶなんて、何て愉しいのかしら……
ぐったりとした殿下から腰を上げて、殿下の剣を解放する。
「お疲れ様で御座いました。これから私の胎に殿下の子が宿るまではたっぷりと注いで頂きます。では、私はこれで失礼致します。」
侍女長の近くまで行くと、夜着とガウンをサッと着せてくれる。
「本日はこのまま休みます。せっかくの子種、流す訳にはいきません。宜しいですね。」
「はい、畏まりました。」
「明日の朝は遅くに来て頂戴。」
「はい。」
「では、戻りましょう。」
チラと夫になった殿下を見て、そのだらしなさやしどけない姿に声も出さずに嗤う。
前を向き部屋から出る。
後ろで扉がバタンと閉まって自室へと繋がる階段を降りる。
無言で自室に戻り、寝室に入る。
「お疲れ様で御座いました。恙無くお済みのようで安心致しました。」
「お疲れ様で御座いました。無体はされませんでしたか?」
「無体も何も……可愛らしいモノだったわ。ねぇ、ばあや。」
「「まぁ!」」
「シュバルツバルト家でのお茶会で聞いた事が役に立ったわ。」
「「まぁ!」」
「左様で御座いましたね。」
「さすがに疲れたわ、明日ゆっくりしてから話ましょう。」
「「「はい、お休みなさいませ。」」」
三人が寝室から下がり、引き出しをこっそり開け中に入っている箱を開ける。
小さなバラを一つ手に取り、舌に乗せて口の中に閉じ込める。
ちょっとした力でバラが口の中で軽やかな音を立てて砕け散る。
イチゴの強い甘みと香りが口の中いっぱいに広がる。
ああ……なんて幸せなのかしら。
小さな暴君だった殿下も尻穴を弄ってからは、うんと可愛らしくなって……これから愉しくなりそうだわ。
ガウンをパサリと脱ぎ捨て、肌触りの良い寝具に潜り込む。
これからの暮らしに楽しみを思い、瞼を閉じる。
ふふふ………まるで女のようだったわ…………ほほほほほ……………………
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
今日、私はとうとう王子宮に来た。
私好みに誂えられた部屋、新調された家具にお気に入りの絵画に壺や燭台。
私個人の寝室には態々シュバルツバルト領まで買いに行かせた、上質な布で作られた寝具の数々。
この日の為に数年がかりで揃えたドレスの殆どもシュバルツバルト領で作らせた物ばかり。勿論、靴もお飾りの数々も。
「王都よりも良い物があると知ってる者がどれだけいるのか……」
私の希望通りに整った私が過ごす鳥籠の出来に満足し、幼い頃より仕えてくれている侍女達に微笑む。
ばあやと乳姉妹の二人の三人をつれての入宮。
「さて、婚姻式の準備をしましょうか。」
私の言葉に部屋に居た侍女全てが頷き、私は案内されるまま着付けの為の場所へと赴いた。
大きな姿見、美しい衝立にドレス掛け。
コルセットにドロワーズ、クリノリンを付けドレスを着付ける。
ドレスもシュバルツバルト産の高価な毛織物で作った特注品、薄いのに驚く程温かいこの毛織物は多くの冬用のドレスに使われている。
輝くような白いドレス……白い革で作られた靴。
髪を結われお飾りを次々とつける。
「お仕度が出来ました。」
ばあやの言葉で立ち上がる。
「では、参りましょうか。」
侍女長と配属された女騎士が私を先導し、婚姻式の場へと導いてく。
婚姻式は滞りなく済み、無事次の証立ての儀へと進む。この日の為に大事に操を守ってきた。
ただ少し気になる事があったわ、ジークフリート殿下が何だか少しまともになっていた事かしら?何があってと言うのかしら?まぁ、良いわ私の邪魔さえ為さらなければ。
「さぁ、次は証立ての儀ね。せいぜい体を磨きあげ無事子種を貰いましょう。」
そう言うと何もかも取り外される。部屋はうんと温められ裸でも、それ程肌寒いと感じる事は無い。
広い浴場に乳姉妹と共に入り、塩で体中を磨かれる。
たっぷり湯を張られ、肩まで浸かり温まる。
「ふふ……ここまで磨いておけば、殿下も若い殿方きちんと種を下さるでしょう。」
「「はい!」」
温まり肌が朱に染まった所で湯から上がり、隣の部屋に移る。狭い寝台のような台に寝そべると肌に香油が塗り込まれる。
「整いまして。」
「ふふふ……良い香りだわ。」
立ち上がると、うんと薄い布で作られた夜着を纏う。その上に薄い毛織のガウンを羽織る。
「では、証立ての儀に行きましょう。いえ、待って頂戴。確かシュバルツバルト家から証立ての儀の前に飲むと良いと言われた物がありましたね。あれを頂いてからにしましょう。」
ソファに座りシュバルツバルト家から数日前に贈られてきた物を待つ。
小さなベル型の飴とシュバルツバルト産の高級ワイン。
飴の美味しさは既に知っている、躊躇いもせず一つ手に取り口の中に押し込む。軽く歯を立てるとコリッと音を立てて割れる、この瞬間にやみつきになってしまう。トロリと口の中に液体の存在を感じ驚いたが、この液体の為にベル型にしたのだとすぐに思う。
「ふふっ……」
思わず声を立てて笑う。たったの三粒しかないベル型の飴を次々と口の中に押し込む。中の液体がトロリと溢れる感じと口の中に残る飴がシャリシャリして面白い。
差し出されたワインをクイッと飲むと小さな欠片が一緒に流れ込んでいく。
僅かに残った口の中の飴をゆっくり舐めきる。
「美味しかったわぁ……」
立ち上がり、侍女長に案内され階上の部屋へと赴く。
無論ばあやに蜜水を持たせて、付いてこさせている。
部屋に入れば既に殿下は待ち構えており、従者や侍女が数人詰めていた。上を見れば、国王陛下わ王妃陛下がいらっしゃる。
侍女長をチラと見、頷くとガウンだけを受け取ろうとする。
「夜着もよ。殿下に要らぬ手間を掛けさせる事は出来ません。」
全て脱ぎ去り、自らベッドに上り待つ。
「ああ、殿下。私の侍女に蜜水を持たせております。どうぞお使い下さい。」
微笑み語り掛けたのに、ぎこちなく頷いて……堂々となされば良いのに。
ガウンを脱いで裸になった殿下を見て、なる程合点がゆくと心の中でほくそ笑む。あれではぎこちなくなっても可笑しくない。
「私は純潔なる乙女ですが、お手伝いする事も出来ますわ。」
「いや、大丈夫だ。」
あら、いやだわ。強張った顔で、無事証立ての儀を乗り越えれるのかしら?
ばあやから蜜水を受け取り、ご自身の剣に塗りたくり何とか体裁を整える。
ベッドに上り膝を付いた所で足を開き膝を立てる。
「私の純潔と純血を殿下と王家に捧げます。しかと、その証をどうか殿下の雄々しき剣でもってお確かめ下さい。」
あれを雄々しきとか笑っちゃうけど、ここできちんとやっておかないと私の不逞が疑われてしまうわ。
無言で殿下が私が守り通した秘穴に剣(笑)を当て、ゆっくりと侵入してくる。ノロノロと詰まらない方。ブツリと音にならない音が頭に響いて、痛みを感じたけれど我慢出来ない痛みでは無い。
大きく息を吐き全てを収めた殿下が、ゆっくり抜いて行く。
「確かに純潔であった、どうぞご覧下さい。」
確かに血液がついている……だが、ここで終わられては私が困る。
「しかと確認した。大義であった、これにて証立ての儀は終わりとする。」
国王陛下の声が響き、証立ての儀はこれで終わった。
さて、子種を貰わないと……
「さあ、殿下。私に子種をたんと注いで下さいませ。」
「あっ……ああ……」
気まずそうに顔を逸らすとか……何と不甲斐ない方なの。
「殿下、私こう見えても努力家なんですのよ。殿方に子種を出させる技と言うのを、きちんと学んでおります。殿下は寝そべってるだけで宜しいですよ。」
グイと殿下の腕を引き、押し倒す。殿下の腰の上に乗り、お可愛らしい殿下の剣をいまだ蜜水でヌルつく秘穴に宛てがう。
どこか怯えた顔をする殿下を見つめ、腰を落とし剣を全て納める。
「さあ、殿下……子種をきちんと私に下さいませ。」
「う……あ………」
自ら動かないとは仕方ない、腰を回し上下に揺さぶっても中々子種を吐き出さぬ……
「仕方ないですね、では……」
体を逸らし殿下の蜜水でヌルつく尻穴に指を這わす。
「は?何をっ……」
「ここを弄ると子種が噴き出すのですって、ですから……ね。」
グリグリと弄り中へ中へと指先を進める。その度に荒くなる息遣いと私の中でビクビクと跳ねる剣……
「ああっ!」
「あら、ここが良いのですね。では、たっぷり噴き出すように可愛がって差し上げますね。」
コリコリと当たる場所を弄り倒す。一度と言わず、何度も私の中に噴き出させた。それこそ私の秘穴から溢れる程まで。
殿方でも女のように嬌声を上げて悦ぶなんて、何て愉しいのかしら……
ぐったりとした殿下から腰を上げて、殿下の剣を解放する。
「お疲れ様で御座いました。これから私の胎に殿下の子が宿るまではたっぷりと注いで頂きます。では、私はこれで失礼致します。」
侍女長の近くまで行くと、夜着とガウンをサッと着せてくれる。
「本日はこのまま休みます。せっかくの子種、流す訳にはいきません。宜しいですね。」
「はい、畏まりました。」
「明日の朝は遅くに来て頂戴。」
「はい。」
「では、戻りましょう。」
チラと夫になった殿下を見て、そのだらしなさやしどけない姿に声も出さずに嗤う。
前を向き部屋から出る。
後ろで扉がバタンと閉まって自室へと繋がる階段を降りる。
無言で自室に戻り、寝室に入る。
「お疲れ様で御座いました。恙無くお済みのようで安心致しました。」
「お疲れ様で御座いました。無体はされませんでしたか?」
「無体も何も……可愛らしいモノだったわ。ねぇ、ばあや。」
「「まぁ!」」
「シュバルツバルト家でのお茶会で聞いた事が役に立ったわ。」
「「まぁ!」」
「左様で御座いましたね。」
「さすがに疲れたわ、明日ゆっくりしてから話ましょう。」
「「「はい、お休みなさいませ。」」」
三人が寝室から下がり、引き出しをこっそり開け中に入っている箱を開ける。
小さなバラを一つ手に取り、舌に乗せて口の中に閉じ込める。
ちょっとした力でバラが口の中で軽やかな音を立てて砕け散る。
イチゴの強い甘みと香りが口の中いっぱいに広がる。
ああ……なんて幸せなのかしら。
小さな暴君だった殿下も尻穴を弄ってからは、うんと可愛らしくなって……これから愉しくなりそうだわ。
ガウンをパサリと脱ぎ捨て、肌触りの良い寝具に潜り込む。
これからの暮らしに楽しみを思い、瞼を閉じる。
ふふふ………まるで女のようだったわ…………ほほほほほ……………………
91
お気に入りに追加
6,716
あなたにおすすめの小説
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
旦那様、愛人を作ってもいいですか?
ひろか
恋愛
私には前世の記憶があります。ニホンでの四六年という。
「君の役目は魔力を多く持つ子供を産むこと。その後で君も自由にすればいい」
これ、旦那様から、初夜での言葉です。
んん?美筋肉イケオジな愛人を持っても良いと?
’18/10/21…おまけ小話追加
婚約破棄されたら魔法が解けました
かな
恋愛
「クロエ・ベネット。お前との婚約は破棄する。」
それは学園の卒業パーティーでの出来事だった。……やっぱり、ダメだったんだ。周りがザワザワと騒ぎ出す中、ただ1人『クロエ・ベネット』だけは冷静に事実を受け止めていた。乙女ゲームの世界に転生してから10年。国外追放を回避する為に、そして后妃となる為に努力し続けて来たその時間が無駄になった瞬間だった。そんな彼女に追い打ちをかけるかのように、王太子であるエドワード・ホワイトは聖女を新たな婚約者とすることを発表した。その後はトントン拍子にことが運び、冤罪をかけられ、ゲームのシナリオ通り国外追放になった。そして、魔物に襲われて死ぬ。……そんな運命を辿るはずだった。
「こんなことなら、転生なんてしたくなかった。元の世界に戻りたい……」
あろうことか、最後の願いとしてそう思った瞬間に、全身が光り出したのだ。そして気がつくと、なんと前世の姿に戻っていた!しかもそれを第二王子であるアルベルトに見られていて……。
「……まさかこんなことになるなんてね。……それでどうする?あの2人復讐でもしちゃう?今の君なら、それができるよ。」
死を覚悟した絶望から転生特典を得た主人公の大逆転溺愛ラブストーリー!
※最初の5話は毎日18時に投稿、それ以降は毎週土曜日の18時に投稿する予定です
王子妃だった記憶はもう消えました。
cyaru
恋愛
記憶を失った第二王子妃シルヴェーヌ。シルヴェーヌに寄り添う騎士クロヴィス。
元々は王太子であるセレスタンの婚約者だったにも関わらず、嫁いだのは第二王子ディオンの元だった。
実家の公爵家にも疎まれ、夫となった第二王子ディオンには愛する人がいる。
記憶が戻っても自分に居場所はあるのだろうかと悩むシルヴェーヌだった。
記憶を取り戻そうと動き始めたシルヴェーヌを支えるものと、邪魔するものが居る。
記憶が戻った時、それは、それまでの日常が崩れる時だった。
★1話目の文末に時間的流れの追記をしました(7月26日)
●ゆっくりめの更新です(ちょっと本業とダブルヘッダーなので)
●ルビ多め。鬱陶しく感じる方もいるかも知れませんがご了承ください。
敢えて常用漢字などの読み方を変えている部分もあります。
●作中の通貨単位はケラ。1ケラ=1円くらいの感じです。
♡注意事項~この話を読む前に~♡
※異世界の創作話です。時代設定、史実に基づいた話ではありません。リアルな世界の常識と混同されないようお願いします。
※心拍数や血圧の上昇、高血糖、アドレナリンの過剰分泌に責任はおえません。
※外道な作者の妄想で作られたガチなフィクションの上、ご都合主義です。
※架空のお話です。現実世界の話ではありません。登場人物、場所全て架空です。
※価値観や言葉使いなど現実世界とは異なります(似てるモノ、同じものもあります)
※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。
ヤケになってドレスを脱いだら、なんだかえらい事になりました
杜野秋人
恋愛
「そなたとの婚約、今この場をもって破棄してくれる!」
王族専用の壇上から、立太子間近と言われる第一王子が、声高にそう叫んだ。それを、第一王子の婚約者アレクシアは黙って聞いていた。
第一王子は次々と、アレクシアの不行跡や不品行をあげつらい、容姿をけなし、彼女を責める。傍らに呼び寄せたアレクシアの異母妹が訴えるままに、鵜呑みにして信じ込んだのだろう。
確かに婚約してからの5年間、第一王子とは一度も会わなかったし手紙や贈り物のやり取りもしなかった。だがそれは「させてもらえなかった」が正しい。全ては母が死んだ後に乗り込んできた後妻と、その娘である異母妹の仕組んだことで、父がそれを許可したからこそそんな事がまかり通ったのだということに、第一王子は気付かないらしい。
唯一の味方だと信じていた第一王子までも、アレクシアの味方ではなくなった。
もう味方はいない。
誰への義理もない。
ならば、もうどうにでもなればいい。
アレクシアはスッと背筋を伸ばした。
そうして彼女が次に取った行動に、第一王子は驚愕することになる⸺!
◆虐げられてるドアマットヒロインって、見たら分かるじゃんね?って作品が最近多いので便乗してみました(笑)。
◆虐待を窺わせる描写が少しだけあるのでR15で。
◆ざまぁは二段階。いわゆるおまいう系のざまぁを含みます。
◆全8話、最終話だけ少し長めです。
恋愛は後半で、メインディッシュはざまぁでどうぞ。
◆片手間で書いたんで、主要人物以外の固有名詞はありません。どこの国とも設定してないんで悪しからず。
◆この作品はアルファポリスのほか、小説家になろうでも公開します。
◆過去作のヒロインと本作主人公の名前が丸被りしてたので、名前を変更しています。(2024/09/03)
◆9/2、HOTランキング11→7位!ありがとうございます!
9/3、HOTランキング5位→3位!ありがとうございます!
だってお義姉様が
砂月ちゃん
恋愛
『だってお義姉様が…… 』『いつもお屋敷でお義姉様にいじめられているの!』と言って、高位貴族令息達に助けを求めて来た可憐な伯爵令嬢。
ところが正義感あふれる彼らが、その意地悪な義姉に会いに行ってみると……
他サイトでも掲載中。
王太子の子を孕まされてました
杏仁豆腐
恋愛
遊び人の王太子に無理やり犯され『私の子を孕んでくれ』と言われ……。しかし王太子には既に婚約者が……侍女だった私がその後執拗な虐めを受けるので、仕返しをしたいと思っています。
※不定期更新予定です。一話完結型です。苛め、暴力表現、性描写の表現がありますのでR指定しました。宜しくお願い致します。ノリノリの場合は大量更新したいなと思っております。
【完結】お父様に愛されなかった私を叔父様が連れ出してくれました。~お母様からお父様への最後のラブレター~
山葵
恋愛
「エリミヤ。私の所に来るかい?」
母の弟であるバンス子爵の言葉に私は泣きながら頷いた。
愛人宅に住み屋敷に帰らない父。
生前母は、そんな父と結婚出来て幸せだったと言った。
私には母の言葉が理解出来なかった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる