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今頃、王国は華やかな婚姻式の祝宴なのかしら?(腐女子耐性必要)

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⚠要注意⚠

腐女子に耐性の無い方は読まずに飛ばして下さい!!!


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
私の名前はラーラルーナ・ド・ディモス侯爵令嬢ですわ。
親しい方は私の事をラーラと呼んで下さいます。
私は俗に言う、転生令嬢ですわ。
何故、そんな事を言いだしたか?ですか。
簡単です。
本日、隣国である王国では乙女ゲーム〈ラブ・プリンセス~君だけが私の唯一のプリンセス~〉のラストシーン、王子様との婚姻式の翌日に開かれる祝宴のパーティーだからです。
美しく煌びやかな大広間のダンスホールで2人っきりで踊る、王子様と男爵令嬢マリアンヌ。
何度も見てため息をついたスチル………
最も、それよりも燃えたのは我が国……帝国皇子ルーク様が出て来た時だったけどね!
まさかの王子様エンドで解放される隠しキャラで、2週目以降攻略可能でそれはもう友人達を巻き込んでの最推しキャラになりましたわ!
唯でさえ人気声優目白押しで、萌に燃えてた所に新たな燃料ルーク様!
これでルーク様×ジークフリート殿下の薄いけど厚い本が出来ちゃったのよね(笑)
だって仕方ないじゃない、BLは私の魂の糧だもの。
読むのも書くのも大好物だもの!

さて、私が何故自分が転生令嬢だと気が付いたか?ってーと………
お父様が執事見習いの若い男の子を掘ってた現場をこっそり見てしまったからです!
キャー!お父様ったら野獣ーっっ!
ラーラは超絶嬉しいですっ!!
で、ポロっと全部思い出しました。
5才でした。
隠れんぼの最中に隠れていた棚の鍵穴から覗いてました。
いやぁ、ドキドキしたね!色んな意味で!

まぁ、そんなこんなで婚約者が出来て……11才年上だって聞いてショックだったけど。
初めてお会いした時、イケメン・イケボでお金持ちでいうこと無しの完璧超人で驚いたのよね。
名前もキャスバル様………やだ、赤い彗星の本名と同じとか素敵……とか思ってました。
最近では、これで男の恋人とかいたら最高なのに……とか思ってます。
お父様も最近掘ってなくて、ラーラは萌が足りなくて干からびそうです……魂が。

でも、ちょっと思う所があるのです。
断罪される筈の悪役令嬢、エリーゼ・フォン・シュバルツバルトが断罪されてないって……
ひょっとしてラノベ的な展開になってるのかな?
なんか乙女ゲームに良く似た世界なのかな?
とも思ってる……魔物とか魔法とか、乙女ゲームの中では殆ど語られなかった事がこの世界ではかなり重要になってるし……
他にも色々変わってる気がする。
断罪されなかった、婚約破棄令嬢エリーゼ様は転生令嬢なのか?とか興味津々です。

あーあ、それにしても王子様とヒロインちゃんのダンスシーン生で見たかったなぁ……
王国貴族だったら、ガン見したのにね!

さてと……ちょっと良い時間になってきたし、3次元BLカポーの兵士のたまり場を覗きに行くか。
あいつら私が覗いてるの知っててイチャコラしてるからな!

ん?危険じゃないかって?
1回だけ、興味あるならやってやろうか?って言われたけど男同士じゃ無いから意味無い!って言ったらショボーンになった。
流れでチンコとチンコが擦れ合ってんのが良い!とも言ったし。
ケツ穴にチンコが嵌まって、極まって噴き上げるとか凄いよね!とか同意を求めたのが駄目だったのか?
男なのに乳首ビンビンにさせてよがるとかサイコーだよね!が駄目だったのか?
とにかく、萌発言をぶつけたら誰も何も言わなくなった。不思議。

あーBL本読みたいなぁ……無いけど。
紙の作り方とか知らないから、本も作れないし……異世界チートとか、私じゃ無理。

さて、私の魂を潤しに行くか!

じゃ、またね!バーイバーイキーン!
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