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コンビ結成!え?違う?
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「何でヤスとか言ってるのよ!どこをどう取ったら、そうなるのよ!」
プリプリ怒ってます(笑)
しょうがないなーヤスは。
「ジャスとか変でしょ?ジャも変だから、ヤス!」
素直に言ってみた!
「どこのチンピラよ!いい加減にして!」
怒ってますが、それだけです。
「よし、分かった。投地とヤス、どっちが良い?他は無し。」
これで、どうだ!
えー!って顔してます。悩め!
「ヤス。投地ちゃんって言ってたのにちゃん無くすとか鬼ぃ!」
即答でした。
そんなに五体投地の記憶が忌々しいのか……
「オッケェ!ヤス。今日から私達はてっぺんを目指すコンビになるぞ!」
天を指さし宣言してみる。
「コンビとかありえへん!てっぺんも無しや!」
素晴らしい!アドリブのボケに対して、キチンとツッコミ入れてくる。
才能あるなー、ヤス!
「リスとか違う……どこをどう取っても可愛くなる………」
ブツブツ言ってます、分かりますよ!
呼び名問題において、向かうところ敵無しですよ!
「リリーって呼ぶわ………」
ガックリ項垂れてます。
「おい!小娘共、騒ぐのも大概にしたらどうだ!」
お?なんかイチャモン付けてくるオッサン来ました。
「あらぁ?大して大声で話してた訳でも無いのに、何かしらぁ?」
グルゥリと声の持ち主に顔を向けて見ました。
!!!!!ハゲがっ!ツルッツルの禿げ上がったガチムチのオッサンがいました!
「ハゲ………」
「ドウ将軍ですわよ!」
ナイスフォロー!ヤス!
これがハゲドウ将軍か、本当凄いツルッパゲですな!
思わず笑みがこぼれます!
だって清々しい程のツルッパゲなんですもの。
立派なあご髭がツルッパゲを際立たせているのもスゴイ!
「小娘が……随分とヤンチャが過ぎると聞いたぞ。」
ヤンチャ(笑)言う~、そんな事。
「全く小娘が調子に乗りおって、先日は伯爵殿を痛めつけたと聞いたぞ。」
ふーん………ガマガエルの事かぁ………
「あら、イヤですわぁ。小娘に良い様に痛めつけられる殿方とか……残念にも程がありましてよ。」
ケンカ売ってきたのは、お前等だ!
上等だよ!この野郎!
「小娘がぁ………いい気になりおって………」
さっきから、小娘小娘うるせぇんだよ!ハゲ!
そっくりそのまま返したる!
「ハゲがぁ………いい気になりやがりまして………」
「うん、全くノーダメージ。リリー、ハゲじゃなくてハゲドウだから。」
ナイス!ヤス!
「ハゲドウ!ハゲだけに!」
「ハゲしくドウ意を縮めて言うのは、やめた方が良いわよ。紛らわしいから。」
忠告サンキュー!でも、やめない!
「良くも人の事を呼び捨てにしたなぁ!小娘がぁ!」
ハゲがカンカンに怒ってます。
ハゲがカンカンを踊ったら面白いのに(笑)
「あんまりお怒りになりますと、毛が………いえ、立派なお髭が抜けてしまいますわよ。」
うっかり怒りで我を忘れた私があご髭毟り取ったら、どないすんねん。悲惨やぞ!
「そうね、頭に毛は無いけどお髭はあるのね。リリーは目の付け所が違うわね。」
ヤス、感心する所じゃないわよ!
「小娘共がっ巫山戯おって!許さん!儂がその巫山戯た性根を叩き直してくれる!」
本性出しやがったな!
「大の男が腕力にモノを言わせて、小娘の性根を叩き直すとか随分と荒っぽいこと。だが、その意気や良し!正々堂々と意見をぶつけ合おうじゃないの!ガチンコ勝負じゃツルッパゲェ!」
「人が気にしている事を大声で!許さんぞ小娘ェ!」
マジかよ!気にしてたのかよ!
「え?気にしてらっしゃったの、ハゲドウ将軍。名前通りのハゲを誇りに思っていると思ってたのに、意外だったわ。」
ヤス!追い打ちかけんなや!
ハゲに恨みでもあるのか?あるんだな!
「そっちの小娘も、言いたい放題言いやがって……どこの小娘だ!」
ハゲ頭が真っ赤になってタコみたーい!
「ガマエル伯爵家令嬢ですが、何か?」
「ガッ………マエル殿の……………巫山戯るな!ジャスミン嬢はお前の様な生意気な小娘では無いわ!実に楚々としたご令嬢だ!」
「ハゲが怖くて黙ってただけ!ハゲは矢鱈と大声で威圧感出してくるから、大っ嫌いだったのよ!ガマガエルとハゲは絶対に仲良くなれない!無理!」
ヤス…………不憫な子…………
対してハゲ、お前はダメだ……許されへん。
小っさい女の子に威圧感出すとか、ダメすぎる大人やん。
「いい加減にしろ、ハゲ!ハゲは嫌いだとさ、諦めろ!ハゲ!」
「ハゲハゲ言うな小娘ェ!」
お前もハゲハゲ言ってるやん…………
「名前からしてハゲなんだから、受け入れろ!」
「全くよ。」
今、ヤスと心が通った~✨
(通ってません。by大いなる意思)
プリプリ怒ってます(笑)
しょうがないなーヤスは。
「ジャスとか変でしょ?ジャも変だから、ヤス!」
素直に言ってみた!
「どこのチンピラよ!いい加減にして!」
怒ってますが、それだけです。
「よし、分かった。投地とヤス、どっちが良い?他は無し。」
これで、どうだ!
えー!って顔してます。悩め!
「ヤス。投地ちゃんって言ってたのにちゃん無くすとか鬼ぃ!」
即答でした。
そんなに五体投地の記憶が忌々しいのか……
「オッケェ!ヤス。今日から私達はてっぺんを目指すコンビになるぞ!」
天を指さし宣言してみる。
「コンビとかありえへん!てっぺんも無しや!」
素晴らしい!アドリブのボケに対して、キチンとツッコミ入れてくる。
才能あるなー、ヤス!
「リスとか違う……どこをどう取っても可愛くなる………」
ブツブツ言ってます、分かりますよ!
呼び名問題において、向かうところ敵無しですよ!
「リリーって呼ぶわ………」
ガックリ項垂れてます。
「おい!小娘共、騒ぐのも大概にしたらどうだ!」
お?なんかイチャモン付けてくるオッサン来ました。
「あらぁ?大して大声で話してた訳でも無いのに、何かしらぁ?」
グルゥリと声の持ち主に顔を向けて見ました。
!!!!!ハゲがっ!ツルッツルの禿げ上がったガチムチのオッサンがいました!
「ハゲ………」
「ドウ将軍ですわよ!」
ナイスフォロー!ヤス!
これがハゲドウ将軍か、本当凄いツルッパゲですな!
思わず笑みがこぼれます!
だって清々しい程のツルッパゲなんですもの。
立派なあご髭がツルッパゲを際立たせているのもスゴイ!
「小娘が……随分とヤンチャが過ぎると聞いたぞ。」
ヤンチャ(笑)言う~、そんな事。
「全く小娘が調子に乗りおって、先日は伯爵殿を痛めつけたと聞いたぞ。」
ふーん………ガマガエルの事かぁ………
「あら、イヤですわぁ。小娘に良い様に痛めつけられる殿方とか……残念にも程がありましてよ。」
ケンカ売ってきたのは、お前等だ!
上等だよ!この野郎!
「小娘がぁ………いい気になりおって………」
さっきから、小娘小娘うるせぇんだよ!ハゲ!
そっくりそのまま返したる!
「ハゲがぁ………いい気になりやがりまして………」
「うん、全くノーダメージ。リリー、ハゲじゃなくてハゲドウだから。」
ナイス!ヤス!
「ハゲドウ!ハゲだけに!」
「ハゲしくドウ意を縮めて言うのは、やめた方が良いわよ。紛らわしいから。」
忠告サンキュー!でも、やめない!
「良くも人の事を呼び捨てにしたなぁ!小娘がぁ!」
ハゲがカンカンに怒ってます。
ハゲがカンカンを踊ったら面白いのに(笑)
「あんまりお怒りになりますと、毛が………いえ、立派なお髭が抜けてしまいますわよ。」
うっかり怒りで我を忘れた私があご髭毟り取ったら、どないすんねん。悲惨やぞ!
「そうね、頭に毛は無いけどお髭はあるのね。リリーは目の付け所が違うわね。」
ヤス、感心する所じゃないわよ!
「小娘共がっ巫山戯おって!許さん!儂がその巫山戯た性根を叩き直してくれる!」
本性出しやがったな!
「大の男が腕力にモノを言わせて、小娘の性根を叩き直すとか随分と荒っぽいこと。だが、その意気や良し!正々堂々と意見をぶつけ合おうじゃないの!ガチンコ勝負じゃツルッパゲェ!」
「人が気にしている事を大声で!許さんぞ小娘ェ!」
マジかよ!気にしてたのかよ!
「え?気にしてらっしゃったの、ハゲドウ将軍。名前通りのハゲを誇りに思っていると思ってたのに、意外だったわ。」
ヤス!追い打ちかけんなや!
ハゲに恨みでもあるのか?あるんだな!
「そっちの小娘も、言いたい放題言いやがって……どこの小娘だ!」
ハゲ頭が真っ赤になってタコみたーい!
「ガマエル伯爵家令嬢ですが、何か?」
「ガッ………マエル殿の……………巫山戯るな!ジャスミン嬢はお前の様な生意気な小娘では無いわ!実に楚々としたご令嬢だ!」
「ハゲが怖くて黙ってただけ!ハゲは矢鱈と大声で威圧感出してくるから、大っ嫌いだったのよ!ガマガエルとハゲは絶対に仲良くなれない!無理!」
ヤス…………不憫な子…………
対してハゲ、お前はダメだ……許されへん。
小っさい女の子に威圧感出すとか、ダメすぎる大人やん。
「いい加減にしろ、ハゲ!ハゲは嫌いだとさ、諦めろ!ハゲ!」
「ハゲハゲ言うな小娘ェ!」
お前もハゲハゲ言ってるやん…………
「名前からしてハゲなんだから、受け入れろ!」
「全くよ。」
今、ヤスと心が通った~✨
(通ってません。by大いなる意思)
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