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聖地動乱
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「――で?、わざわざ呼び出した用って、なんスか?」
ソウタは、眼前に並んで自分を見詰めているシオリとハルに、訝しげにそう問い質していた。
件の占報から約12時間後――それを受けて、多少の動揺があったにしても、ソウタたち使節団一行は無事、予定どおりの行程でツツキへの歩を進めた。
今は、街道沿いの旅籠に宿を取り、長旅の一里塚に着いた安堵と共に、これからの旅程のために、英気を養うつもりだったのだが――
「――いやぁ~!、ごめんねぇ~♪
今朝の事、詳しく聞かせて貰えないかなぁ?」
――と、ハルはちょっと、楽しげにソウタの顔を見やり、ソウタに茶を差し出す。
「……」
隣の楽しげなハルに対し、シオリは、おどおどとした戸惑いが覗ける様で、ソウタの顔を真っ直ぐには見れずに居る。
「――でさぁ?、ぶっちゃけ……皇様とは、"ドコまでイッてる"のさ?」
ハルは、下卑た気配満々の言葉の使い方で、ニヤニヤと笑いながら、今朝の占報で暴露された、刀聖と皇の、不埒とされたカンケイについて、包み隠さず尋ねた。
「ハッ、ハルちゃんっ!、なななななななっんて、ふしだらな言葉をぉっ!
あっ、あまつさえ……刀聖様と、すっ、皇様のぉ……」
シオリは、真っ赤に赤面しながら、頬を覆って身を捩り、恥ずかしそうにソウタの顔から目を逸らす。
「ふぅ――今朝の占報じゃ、こうなっちまうんじゃねぇかとは、思っていたが……」
興味津々に目を輝かせているハルと、慣れない色恋沙汰に関しての話題に、すっかり困惑しているシオリを見据え、ソウタは、ポリポリと鼻頭を掻き、覚悟を決めた体で話し出す。
「――俺と、皇様が恋仲だってぇのは……まあ、"半分は"、ホントかな」
それを聞いた二人は、改めて驚愕し、シオリなどは、心中に雷が落ちた気分を覚え、愕然として全身が真っ白に変わった……
「半分~っ!?、それってどーいうコトぉ?!」
「ほっ……本当に、刀聖様と、皇様がぁ……」
ハルは、曖昧に聞こえるソウタの表現に不服を言い、シオリは、白くなったまま口を半開きにして、先程と似たような文言を反復する。
「俺は、旧友の縁ってヤツで、接していたつもりだったんだけど……おっ、想いを寄せてくれていたらしくてね。
いつの間にか……きゅっ!、求婚まで、されていたらしくて……」
困った様子で赤面し、ソウタは、二人とは目を合わさず、恥ずかしそうにサトコとのコトを語る。
「そっ、そんな段階までぇ?、はぁ~~……」
シオリは、驚き疲れたのか、はたまた別の意味なのか、大きな溜め息を吐きながら、ダラリとうな垂れ――
「うわぁ……それって、もうマジじゃん……」
――と、ハルは、急に真面目になって、興奮気味に拳を握る。
「――でも、俺が刀聖になっちまったと伝えたら、アッサリと諦めてくれたんだ。
そんでもって、義兵として参じた縁で、召喚に応じるついでに、クリ社への使者を流者仕事として請け負ったんだけど……それを、南コクエが面倒の種にしちまうとは、見込みが甘かったよ」
ソウタは渋い顔をして、後悔の念を吐露する。
「でっ、では、刀聖様と皇様は、別に?」
シオリは、上目遣いにソウタの表情を伺い、確認する様に再度二人の関係性を問う。
「ええ、今は元どおりにただの友人同士――まあ、"刀聖と皇"っていう、曰くがどーしても付いては来ますがね」
ソウタは、そう呟くと、腰に差した光の刀が収まっている鞘を横目に見る。
「そっ、そうでしたか――ふぅ……」
シオリは、少し落ち着きを取り戻し、何故か安心した様な小さい溜め息まで吐く。
「なぁ~んだ、つまんないのぉ~!
『同じ、思いが故に』の再来かと思って、期待してたんだけどなぁ……」
ハルは口を尖らせ、不満気に畳を掻き始める。
「――これで、良いっスか?、呼び出した用ってのは?」
ソウタは面倒そうに、また自分の浮いた話を明かした事に、少しだけ恥ずかしそうに立ち上がる。
「あっ!、お待ちください」
踵を返そうとしているソウタを、シオリは慌てて呼び止める。
「皇様を――いえ、コウオウ国を、援けに戻られるおつもり……なのではありませんか?」
シオリは、今朝の占報に対し、刀聖であるソウタが、果たしてどう動くつもりなのかを尋ねた。
「刀聖様は元々――"コウオウからの使者"として、我らの下にお越しになられたのですし、先の戦役でも、義兵としてコウオウ側にご助力されていた。
そっ、それは皇様と交わした――"浅からぬ情"が、あっての事にございましょう?
この様な、有事の知らせを聞いては――使節団に、同行している場合ではないのでは……」
シオリは、険しい眼差しをソウタに向け、状況の次第を説く。
「そう――だよね。
旅慣れない十番隊に、大巫女様が気を焼いてくれたのが、今回の同行の主旨だけど……そーいう事情なら、アタシたちに引き止める理由も権利も無い……」
ハルも、腕を組み、シオリの言葉に納得して、ソウタの発言を待つ。
二人の注視を、半身で受けたソウタは、そのまま座する二人を横目で見やり――
「俺は――ツツキまで、使節団に付いてくつもりっスよ?」
――と、至極アッサリと、方針に変化は無い事を告げた。
ソウタは、二人の方へと身を正し、改めて二人の前に座り――
「使者の仕事は、片道仕事でしたから、書状と荷を届けた時点でコウオウとの雇用関係は御終い――俺は既に、天下御免の流れ者だったんです。
その流れ者に、仕事をくれたのが、大巫女様とクリ社である以上――俺は、その仕事を真っ当するつもりですよ」
――と、順序立てて理屈を説き、二人にそう断言する。
そして、心中――いや、戦略的な思案に関しては、こうである。
("南"が、宣戦布告に及んだとはいえ、すわ武力衝突となるまでには、それなりに時間的余裕はあるだろうし――こう思ってちゃあアレだが、南コクエ軍ってのは事実上、職業軍人不在の民兵組織に過ぎない。
クリ社への戦力申告は拒否、大武会にも建国以来不出場と、ちと未知なトコロはあるが……漏れ聞こえて来る上では、皇軍が当初言われてた以上に、実践経験に乏しい"烏合の衆"とも言われてる。
まあ……俺がわざわざ手を出さなくても、どうにかなりそうだし、この布告だって、どうせハッタリだろ?)
――と、言うなれば、"タカを括って"いたのであった。
後に――この時の、この判断もまた、この世界の歴史が辿る道を大きく分けた選択であったとして、後世の歴史家たちが、語り継ぐ事となる。
「――まったく、二人揃って、早合点しちゃってさ。
俺は、請けた仕事を気軽に捨てる様な男じゃ……」
「――本当に、それで良いのですか?」
ソウタが茶化して、この話を濁そうとした矢先に、シオリは曇った表情で彼の瞳を見詰め――
「――皇様はきっと、刀聖様のご助力を必要と……いえ、心待ちにされている事だと思います」
シオリは目を瞑り、グッと着物の胸元を掴む。
「戦の戦力としての援けではなく、"一人の女子"として――いっ!、愛しい殿方が、側に居てくれたならと、御思いになっているはずでございます」
シオリはそう言って、気丈にソウタの姿を見据えた。
(姉様――それって、思いっきり、自分の気持ちを重ねてるでしょぉ~?)
――と、ハルはシオリの態度を見て、そんな事も思ってニヤッと笑う。
「理由や権利があったとしても……アタシたちは止めませんよ?
ただの護衛か、戦場かと思ったら――戦場を選ぶのが、武に生きる者の性でしょうしね」
続けて――ロマンティックなシオリの言葉に対し、ハルはやたらとドライな、戦士の本懐を例に挙げた。
「自由にさせてくれるっていう気持ちは嬉しいし、二人の言い分はとても正しい。
でも、俺――いんや、刀聖は、今の段階じゃ、この諍いに関わるべきじゃねぇと思ってる。
だから、このまま仕事を続けるって言ってんのさ」
ソウタは悔しげに唇を結び、改めて立ち上がって、二人に背を向ける。
「まだ――光刃を、抜くべき理由が見つからねぇんです。
気安く、抜いて良いシロモノじゃあねぇっスからね」
ソウタは、背中越しに鞘を掲げ、それを苦々しく見詰めた。
ソウタは、眼前に並んで自分を見詰めているシオリとハルに、訝しげにそう問い質していた。
件の占報から約12時間後――それを受けて、多少の動揺があったにしても、ソウタたち使節団一行は無事、予定どおりの行程でツツキへの歩を進めた。
今は、街道沿いの旅籠に宿を取り、長旅の一里塚に着いた安堵と共に、これからの旅程のために、英気を養うつもりだったのだが――
「――いやぁ~!、ごめんねぇ~♪
今朝の事、詳しく聞かせて貰えないかなぁ?」
――と、ハルはちょっと、楽しげにソウタの顔を見やり、ソウタに茶を差し出す。
「……」
隣の楽しげなハルに対し、シオリは、おどおどとした戸惑いが覗ける様で、ソウタの顔を真っ直ぐには見れずに居る。
「――でさぁ?、ぶっちゃけ……皇様とは、"ドコまでイッてる"のさ?」
ハルは、下卑た気配満々の言葉の使い方で、ニヤニヤと笑いながら、今朝の占報で暴露された、刀聖と皇の、不埒とされたカンケイについて、包み隠さず尋ねた。
「ハッ、ハルちゃんっ!、なななななななっんて、ふしだらな言葉をぉっ!
あっ、あまつさえ……刀聖様と、すっ、皇様のぉ……」
シオリは、真っ赤に赤面しながら、頬を覆って身を捩り、恥ずかしそうにソウタの顔から目を逸らす。
「ふぅ――今朝の占報じゃ、こうなっちまうんじゃねぇかとは、思っていたが……」
興味津々に目を輝かせているハルと、慣れない色恋沙汰に関しての話題に、すっかり困惑しているシオリを見据え、ソウタは、ポリポリと鼻頭を掻き、覚悟を決めた体で話し出す。
「――俺と、皇様が恋仲だってぇのは……まあ、"半分は"、ホントかな」
それを聞いた二人は、改めて驚愕し、シオリなどは、心中に雷が落ちた気分を覚え、愕然として全身が真っ白に変わった……
「半分~っ!?、それってどーいうコトぉ?!」
「ほっ……本当に、刀聖様と、皇様がぁ……」
ハルは、曖昧に聞こえるソウタの表現に不服を言い、シオリは、白くなったまま口を半開きにして、先程と似たような文言を反復する。
「俺は、旧友の縁ってヤツで、接していたつもりだったんだけど……おっ、想いを寄せてくれていたらしくてね。
いつの間にか……きゅっ!、求婚まで、されていたらしくて……」
困った様子で赤面し、ソウタは、二人とは目を合わさず、恥ずかしそうにサトコとのコトを語る。
「そっ、そんな段階までぇ?、はぁ~~……」
シオリは、驚き疲れたのか、はたまた別の意味なのか、大きな溜め息を吐きながら、ダラリとうな垂れ――
「うわぁ……それって、もうマジじゃん……」
――と、ハルは、急に真面目になって、興奮気味に拳を握る。
「――でも、俺が刀聖になっちまったと伝えたら、アッサリと諦めてくれたんだ。
そんでもって、義兵として参じた縁で、召喚に応じるついでに、クリ社への使者を流者仕事として請け負ったんだけど……それを、南コクエが面倒の種にしちまうとは、見込みが甘かったよ」
ソウタは渋い顔をして、後悔の念を吐露する。
「でっ、では、刀聖様と皇様は、別に?」
シオリは、上目遣いにソウタの表情を伺い、確認する様に再度二人の関係性を問う。
「ええ、今は元どおりにただの友人同士――まあ、"刀聖と皇"っていう、曰くがどーしても付いては来ますがね」
ソウタは、そう呟くと、腰に差した光の刀が収まっている鞘を横目に見る。
「そっ、そうでしたか――ふぅ……」
シオリは、少し落ち着きを取り戻し、何故か安心した様な小さい溜め息まで吐く。
「なぁ~んだ、つまんないのぉ~!
『同じ、思いが故に』の再来かと思って、期待してたんだけどなぁ……」
ハルは口を尖らせ、不満気に畳を掻き始める。
「――これで、良いっスか?、呼び出した用ってのは?」
ソウタは面倒そうに、また自分の浮いた話を明かした事に、少しだけ恥ずかしそうに立ち上がる。
「あっ!、お待ちください」
踵を返そうとしているソウタを、シオリは慌てて呼び止める。
「皇様を――いえ、コウオウ国を、援けに戻られるおつもり……なのではありませんか?」
シオリは、今朝の占報に対し、刀聖であるソウタが、果たしてどう動くつもりなのかを尋ねた。
「刀聖様は元々――"コウオウからの使者"として、我らの下にお越しになられたのですし、先の戦役でも、義兵としてコウオウ側にご助力されていた。
そっ、それは皇様と交わした――"浅からぬ情"が、あっての事にございましょう?
この様な、有事の知らせを聞いては――使節団に、同行している場合ではないのでは……」
シオリは、険しい眼差しをソウタに向け、状況の次第を説く。
「そう――だよね。
旅慣れない十番隊に、大巫女様が気を焼いてくれたのが、今回の同行の主旨だけど……そーいう事情なら、アタシたちに引き止める理由も権利も無い……」
ハルも、腕を組み、シオリの言葉に納得して、ソウタの発言を待つ。
二人の注視を、半身で受けたソウタは、そのまま座する二人を横目で見やり――
「俺は――ツツキまで、使節団に付いてくつもりっスよ?」
――と、至極アッサリと、方針に変化は無い事を告げた。
ソウタは、二人の方へと身を正し、改めて二人の前に座り――
「使者の仕事は、片道仕事でしたから、書状と荷を届けた時点でコウオウとの雇用関係は御終い――俺は既に、天下御免の流れ者だったんです。
その流れ者に、仕事をくれたのが、大巫女様とクリ社である以上――俺は、その仕事を真っ当するつもりですよ」
――と、順序立てて理屈を説き、二人にそう断言する。
そして、心中――いや、戦略的な思案に関しては、こうである。
("南"が、宣戦布告に及んだとはいえ、すわ武力衝突となるまでには、それなりに時間的余裕はあるだろうし――こう思ってちゃあアレだが、南コクエ軍ってのは事実上、職業軍人不在の民兵組織に過ぎない。
クリ社への戦力申告は拒否、大武会にも建国以来不出場と、ちと未知なトコロはあるが……漏れ聞こえて来る上では、皇軍が当初言われてた以上に、実践経験に乏しい"烏合の衆"とも言われてる。
まあ……俺がわざわざ手を出さなくても、どうにかなりそうだし、この布告だって、どうせハッタリだろ?)
――と、言うなれば、"タカを括って"いたのであった。
後に――この時の、この判断もまた、この世界の歴史が辿る道を大きく分けた選択であったとして、後世の歴史家たちが、語り継ぐ事となる。
「――まったく、二人揃って、早合点しちゃってさ。
俺は、請けた仕事を気軽に捨てる様な男じゃ……」
「――本当に、それで良いのですか?」
ソウタが茶化して、この話を濁そうとした矢先に、シオリは曇った表情で彼の瞳を見詰め――
「――皇様はきっと、刀聖様のご助力を必要と……いえ、心待ちにされている事だと思います」
シオリは目を瞑り、グッと着物の胸元を掴む。
「戦の戦力としての援けではなく、"一人の女子"として――いっ!、愛しい殿方が、側に居てくれたならと、御思いになっているはずでございます」
シオリはそう言って、気丈にソウタの姿を見据えた。
(姉様――それって、思いっきり、自分の気持ちを重ねてるでしょぉ~?)
――と、ハルはシオリの態度を見て、そんな事も思ってニヤッと笑う。
「理由や権利があったとしても……アタシたちは止めませんよ?
ただの護衛か、戦場かと思ったら――戦場を選ぶのが、武に生きる者の性でしょうしね」
続けて――ロマンティックなシオリの言葉に対し、ハルはやたらとドライな、戦士の本懐を例に挙げた。
「自由にさせてくれるっていう気持ちは嬉しいし、二人の言い分はとても正しい。
でも、俺――いんや、刀聖は、今の段階じゃ、この諍いに関わるべきじゃねぇと思ってる。
だから、このまま仕事を続けるって言ってんのさ」
ソウタは悔しげに唇を結び、改めて立ち上がって、二人に背を向ける。
「まだ――光刃を、抜くべき理由が見つからねぇんです。
気安く、抜いて良いシロモノじゃあねぇっスからね」
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