18 / 41
I’ll be back ! ③
しおりを挟む
【 コロッケside 】
ユウイチロウの作戦は、にゃん太郎親分たちが『猫カフェ』の前で時間稼ぎをしている間に俺が例の秘密の出入口から美雌猫達に逢いに行くと云う単純な作戦だ。
だけど、ユウイチロウが言うには
「 雌猫に逢いに行くのに『手ぶら』で行くからフラれるんですよ ! きちんと『手土産』を持って行かない貴方が悪いんです 」
なので俺は、秘蔵の『 チュ◌ル 』を咥えて現場に向かったんだ。
そうしたら、金髪サングラスの男と茶髪のもじゃもじゃ頭の男の他に 二人の男より大きな男が待ち構えて居たんだ !
…………この男、デキル ! 顔中が傷だらけだが歴戦の猛者に違いない !
にゃん太郎親分、頼んだぞ !
俺は秘密の出入口に向かった。
【 にゃん太郎side 】
やれやれだ、 ユウイチロウの奴め !
勝手に俺達を作戦に、組み入れて居るんじゃないよ !
「ニャァ ニャァ ニャァ ニャァーン !( いいか、皆 ! 深入りせずに撹乱するんだぞ !
三人の人間の男達は、かなりの『手練れ』だから決して油断するなよ) 」
俺達は真剣に撹乱しているんだが、何か可怪しいな ?
「 ヤラセはせんよ ! ララァは私が守る 」
「 くっ、やるな ! この日に備えた『ニュー装備 』は伊達じゃない ! 」
金髪サングラス男 と 茶髪もじゃもじゃ頭男の動きが良いなぁ~
人間にしとくには勿体無い奴らだな !
別動隊を指揮するユウイチロウは、
「 ウニャァー ニャア ニャア ニャア ニャァーン(何やっているの 、 攻撃が薄いよ ! 右舷は、もっと下がって 深入りし過ぎだぞ !) 」
誰かが乗り移ったような生き生きとした指揮を取っていた。
そして俺は、最大の難関である大男と対峙していた。
「 ヤラセはせん、 ヤラセはせんぞ ! 今日は我が愛猫『 ミネバ 』を連れて来ているをんだ。 お前達ごときに、ヤラセはせんぞ ! 」
やれやれ、とんだ貧乏クジを掴まされたな !
後で、コロッケとユウイチロウには きっちりと埋め合わせして貰わなと、割りが合わないなぁ。
ユウイチロウの作戦は、にゃん太郎親分たちが『猫カフェ』の前で時間稼ぎをしている間に俺が例の秘密の出入口から美雌猫達に逢いに行くと云う単純な作戦だ。
だけど、ユウイチロウが言うには
「 雌猫に逢いに行くのに『手ぶら』で行くからフラれるんですよ ! きちんと『手土産』を持って行かない貴方が悪いんです 」
なので俺は、秘蔵の『 チュ◌ル 』を咥えて現場に向かったんだ。
そうしたら、金髪サングラスの男と茶髪のもじゃもじゃ頭の男の他に 二人の男より大きな男が待ち構えて居たんだ !
…………この男、デキル ! 顔中が傷だらけだが歴戦の猛者に違いない !
にゃん太郎親分、頼んだぞ !
俺は秘密の出入口に向かった。
【 にゃん太郎side 】
やれやれだ、 ユウイチロウの奴め !
勝手に俺達を作戦に、組み入れて居るんじゃないよ !
「ニャァ ニャァ ニャァ ニャァーン !( いいか、皆 ! 深入りせずに撹乱するんだぞ !
三人の人間の男達は、かなりの『手練れ』だから決して油断するなよ) 」
俺達は真剣に撹乱しているんだが、何か可怪しいな ?
「 ヤラセはせんよ ! ララァは私が守る 」
「 くっ、やるな ! この日に備えた『ニュー装備 』は伊達じゃない ! 」
金髪サングラス男 と 茶髪もじゃもじゃ頭男の動きが良いなぁ~
人間にしとくには勿体無い奴らだな !
別動隊を指揮するユウイチロウは、
「 ウニャァー ニャア ニャア ニャア ニャァーン(何やっているの 、 攻撃が薄いよ ! 右舷は、もっと下がって 深入りし過ぎだぞ !) 」
誰かが乗り移ったような生き生きとした指揮を取っていた。
そして俺は、最大の難関である大男と対峙していた。
「 ヤラセはせん、 ヤラセはせんぞ ! 今日は我が愛猫『 ミネバ 』を連れて来ているをんだ。 お前達ごときに、ヤラセはせんぞ ! 」
やれやれ、とんだ貧乏クジを掴まされたな !
後で、コロッケとユウイチロウには きっちりと埋め合わせして貰わなと、割りが合わないなぁ。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
10
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる