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プロポーズ大作戦 ?
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おいらの名前はガンモ。 居酒屋『あおきや』の飼い猫だ。
そんな、おいらにもライバルがいる。
茂手内さん家のコロッケだ。
コイツが実に嫌な奴で事あるごとに、おいらに突っ掛かってくるんだよな。
最近は、おいらのナンパに何時も割り込んで来やがるんだ。
おいら達の縄張りの三丁目だけでなく、五丁目や二丁目まで追いてきて邪魔をするんだよ !
おかげで二丁目のボス猫 ダルタニャン に睨まれてしまったんだよな。
まあ、ダルタニャンの彼女と知らずに2匹のリン と サクラをナンパしたからなんだけど……
流石にこれ以上遠くに遠征すると帰って来れなくなるから隣の縄張りまでが、おいらの行動範囲なんだけどナンバしまくったはせいか目ぼしい雌猫は全部フラれてしまったんだよ !
現在、0勝69敗………にゃん太郎親分の話だと、あと31回フラれた次に彼女が出来るんだよね !
だけど 100回もフラれ続けても諦めないで 101回目で彼女を作った人間を尊敬するね、おいら。
だけど目ぼしい雌猫は、全部フラれてしまったし にゃん太郎親分に相談するにしても毎回会う度に
「雌猫を紹介してくれ! 」
と、言ってたせいか 最近 親分の側近に成った『ユウイチロウ』が会わせてくれないんだよなぁ~
この前なんか、朝まで生説教を延々とされて困ったよ !
ちょっと口答えしようもんなら
「 僕の話を最後まで聞きなさーいっ ! 」
と、怒られてしまうんだよな。
だけど良いことも聞けたんだ、
「 一度で諦めるとは情けない !
本気で彼女が欲しいな命がけでやりなさい。
一押し、二押し、三に押し、押して駄目なら押しやぶるつもりでないと、いつまで立っても彼女は出来ないですよ !
雌猫はね、グイグイと押してくる雄猫に弱いモノなんですよ 」
おいらは『ガーン !』ときたね。
今まで 一度フラれると諦めて次の雌猫にプロポーズしていたけど、それじゃあ駄目だったんだ !
流石、にゃん太郎親分の側近だけあって おいらとは頭の出来が違うや !
「 ユウイチロウ、ありがとう !
おいら、もう一度プロポーズを頑張ってみるよ ! 」
律儀な おいらは、ユウイチロウに礼を言って飛び出していた。
「 おいらの『プロポーズ大作戦』の開始だ ! 」
知らず知らずに叫んでいた。
その時、おいらとユウイチロウの会話を盗み聞きしているコロッケの存在に気づかなかった。
【にゃん太郎親分side 】
盗み聞きしていたコロッケもガンモに負けたくないのか、後を追うように飛び出した後、俺は憂鬱になりながら ユウイチロウの元に行った。
「 にゃん太郎親分、居たのか。 やはり若者は競い合って己を高め合わないとイケナイねぇ~。
まったく、最近の若者は直ぐに諦めるから僕も心配していたんだよ」
ユウイチロウの愚痴を聞きながら俺は、いづれ来る未来にため息が出そうに成っていた。
「 あのなぁ、ユウイチロウ。 あの二匹の犠牲に成った雌猫たちのクレームは俺の処に来るんだが、少しは俺の身にも成ってくれよ ! 」
「 それぐらい我慢してやりなさいな、親分なんだから !
これで、アノ二匹が成長すると思えば安いモンじゃないですか 」
成長、成長、成長するかぁ~ …………無理、無駄だと思うんだがなぁ~
「 それとな、ユウイチロウ。 今時の雌猫には ひつこい奴は嫌われるんだぞ ! あまりひつこいと『ストーカー』と人間の世界では言われるんだぞ ! 」
「 いやいや、にゃん太郎親分。 猫の世界に人間の世界の法律がある訳では無いんだし心配しすぎだよ ! 」
ハァ、ユウイチロウの奴は物知りだが意外と世間知らずだからなぁ。
「 ユウイチロウ、 人間の世界に『インターネット』があるように 俺達、猫の世界にも『 ニャンコ・口コミ・ワーク』が有って悪評は『アッ』という間に広まるんだぞ ! ガンモやコロッケの悪評は雌猫たちが共有しているから何度もいろんな雌猫にナンパしている奴らは相手にもされないと思うぞ ! 」
「 それは本当なの にゃん太郎親分 ?」
「 ああ、本当だ !ユウイチロウ」
案の定、ガンモとコロッケはフラれ続けていたらしく雌猫たちのクレームが俺の処にやって来た。
俺の名前は にゃん太郎。 仲間達の間に挟まれ憂鬱になりながらも頑張るボス猫だ。
そんな、おいらにもライバルがいる。
茂手内さん家のコロッケだ。
コイツが実に嫌な奴で事あるごとに、おいらに突っ掛かってくるんだよな。
最近は、おいらのナンパに何時も割り込んで来やがるんだ。
おいら達の縄張りの三丁目だけでなく、五丁目や二丁目まで追いてきて邪魔をするんだよ !
おかげで二丁目のボス猫 ダルタニャン に睨まれてしまったんだよな。
まあ、ダルタニャンの彼女と知らずに2匹のリン と サクラをナンパしたからなんだけど……
流石にこれ以上遠くに遠征すると帰って来れなくなるから隣の縄張りまでが、おいらの行動範囲なんだけどナンバしまくったはせいか目ぼしい雌猫は全部フラれてしまったんだよ !
現在、0勝69敗………にゃん太郎親分の話だと、あと31回フラれた次に彼女が出来るんだよね !
だけど 100回もフラれ続けても諦めないで 101回目で彼女を作った人間を尊敬するね、おいら。
だけど目ぼしい雌猫は、全部フラれてしまったし にゃん太郎親分に相談するにしても毎回会う度に
「雌猫を紹介してくれ! 」
と、言ってたせいか 最近 親分の側近に成った『ユウイチロウ』が会わせてくれないんだよなぁ~
この前なんか、朝まで生説教を延々とされて困ったよ !
ちょっと口答えしようもんなら
「 僕の話を最後まで聞きなさーいっ ! 」
と、怒られてしまうんだよな。
だけど良いことも聞けたんだ、
「 一度で諦めるとは情けない !
本気で彼女が欲しいな命がけでやりなさい。
一押し、二押し、三に押し、押して駄目なら押しやぶるつもりでないと、いつまで立っても彼女は出来ないですよ !
雌猫はね、グイグイと押してくる雄猫に弱いモノなんですよ 」
おいらは『ガーン !』ときたね。
今まで 一度フラれると諦めて次の雌猫にプロポーズしていたけど、それじゃあ駄目だったんだ !
流石、にゃん太郎親分の側近だけあって おいらとは頭の出来が違うや !
「 ユウイチロウ、ありがとう !
おいら、もう一度プロポーズを頑張ってみるよ ! 」
律儀な おいらは、ユウイチロウに礼を言って飛び出していた。
「 おいらの『プロポーズ大作戦』の開始だ ! 」
知らず知らずに叫んでいた。
その時、おいらとユウイチロウの会話を盗み聞きしているコロッケの存在に気づかなかった。
【にゃん太郎親分side 】
盗み聞きしていたコロッケもガンモに負けたくないのか、後を追うように飛び出した後、俺は憂鬱になりながら ユウイチロウの元に行った。
「 にゃん太郎親分、居たのか。 やはり若者は競い合って己を高め合わないとイケナイねぇ~。
まったく、最近の若者は直ぐに諦めるから僕も心配していたんだよ」
ユウイチロウの愚痴を聞きながら俺は、いづれ来る未来にため息が出そうに成っていた。
「 あのなぁ、ユウイチロウ。 あの二匹の犠牲に成った雌猫たちのクレームは俺の処に来るんだが、少しは俺の身にも成ってくれよ ! 」
「 それぐらい我慢してやりなさいな、親分なんだから !
これで、アノ二匹が成長すると思えば安いモンじゃないですか 」
成長、成長、成長するかぁ~ …………無理、無駄だと思うんだがなぁ~
「 それとな、ユウイチロウ。 今時の雌猫には ひつこい奴は嫌われるんだぞ ! あまりひつこいと『ストーカー』と人間の世界では言われるんだぞ ! 」
「 いやいや、にゃん太郎親分。 猫の世界に人間の世界の法律がある訳では無いんだし心配しすぎだよ ! 」
ハァ、ユウイチロウの奴は物知りだが意外と世間知らずだからなぁ。
「 ユウイチロウ、 人間の世界に『インターネット』があるように 俺達、猫の世界にも『 ニャンコ・口コミ・ワーク』が有って悪評は『アッ』という間に広まるんだぞ ! ガンモやコロッケの悪評は雌猫たちが共有しているから何度もいろんな雌猫にナンパしている奴らは相手にもされないと思うぞ ! 」
「 それは本当なの にゃん太郎親分 ?」
「 ああ、本当だ !ユウイチロウ」
案の定、ガンモとコロッケはフラれ続けていたらしく雌猫たちのクレームが俺の処にやって来た。
俺の名前は にゃん太郎。 仲間達の間に挟まれ憂鬱になりながらも頑張るボス猫だ。
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