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【 光介side 】

   恭華が怒って家出してしまった。
ユリリンからメールが来たので行き先は判るんだけど………ユリリンから電話がきたみたいだ。

「 恭華は、頭に血が昇っているから少しほっとくと良いのじゃ  !
さみしいなら、妾が側に居ても良いのだぞ  !  」

   ユリリンは心配してくれるけど、僕だって頑張らないとね。
恭介 息子 に、子供が産まれて 僕もお爺さんになったんだから甘える訳にはいかないよね。

「 僕は大丈夫だから、恭華の面倒を見ててよ
恭華は、以外ともろい所があるから心配なんだよ。
ユリリンが恭華を、見ててくれるなら安心だよ  」


「 …………わかったのじゃ !  妾に任せるのじゃ ………だけど、恭華に飽きたら何時でも 妾が光介の『 奥様 』に成ってあげるのじゃ  ! 」

「 アハハハハ。  白いご飯に飽きる事があっても恭華に飽きる事は無いと思うよ。  」


【 ユリリン side 】

「 ムゥゥゥゥゥ………わかったのじゃ 。  とりあえず 恭華は妾が面倒を見るから安心すると良いのじゃ 」

   スマホの電話回線を切った。

   まったく、光介は『 女ごころ 』をわかっていないのじゃ。 


ロキ
「 何だ、 ユリリンはアノ人間の魔王光介 を気に入っているのか ?
何なら、俺が手を貸そうか   」

ユリリン
「 必要無いのじゃ。   光介は妾の魅力でメロメロにするのじゃ 」

ロキ
「 ……………………そうなると良いな。  ユリリンよ ( まっ、 『 夢 』をみるのは自由か ) 」
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