上 下
73 / 139

72

しおりを挟む
【 アテナside 】

   お兄様アポロンお姉様アルテミスが、大魔王 恭華と会議をしています。
   本来なら恭華を追い出したいのだけど………
会議の議題が、オリュンポスの淫乱女神アフロディーテだから文句を言うどこれか、逆に文句を言われる立場なのよ。

   異世界で迷惑をかけるなんて恥ずかしくてしかたないわ。
エリスの部下によるど『 北欧神話 』の神々にコンタクトを取っていたらしいけど本当にろくなことをしないわね。

エリス
「  アテナ、最悪な情報がはいったわ 」

アテナ
「 あのポンコツ女神アフロディーテ に協力した神が居たの  ?」

エリス
「 北欧神話の邪神 ロキ  から『神喰狼 』を借りたらしいわ 」

アテナ
「 まさか、フェンリルを借りたというの  !」

エリス
「 フェンリルの娘『ハティ 』『スコル』 を借りたみたいよ
だけど、親のフェンリルよりは 劣るけど 私達『神々』には、天敵ということは変わりないわ 」

   それが、本当なら大変だわ。
だからこそ、お兄様やお姉様が真剣に恭華の話を聞いているのね。

   そういえば、ユリリンとお兄様達アレス、ヘパイストスの姿が見えないけど………   まさか、三神でサボっているの  !
…………真面目なお兄様ヘパイストスが、サボる訳ないから、三神で『 鍛冶 』で何かを創っているのかしら  ?


【 ユリリンside 】


   お兄ちゃんズと一緒にあの二股女神アフロディーテ対策の為に
『 新発明 』を創って貰っているのじゃ。

アレス
「 ここは、スーパーロボの武器を再現した『 天◌剣 』や『 段◌剣 』が
良いんじゃないか 」


ヘパイストス
「 だまれ  !  この『スパロボ・ヲタク』が  !
だいたい、お前の『 アフロディーテ 』が 余計な仕事を増やしているんだぞ  ! 」


アレス
「 そう言うお前だって、『 元・嫁アフロディーテ 』だろうが  ! 」


   また、じゃれあっているのじゃ。
だけど、時間がないのじゃ  !
正直、恭華より光介の方が心配なのじゃ 。


ユリリン
「   お義兄ちゃん達が、あの脳内お花畑女神 アフロディーテを、しつけてないのが、悪いのじゃ  !
責任を取って早く、 あの駄女神を倒す武器を創るのじゃ   ! 」

ヘパイストス
「  スマン 、協力して武器を創るから許してくれ 」

アレス
「 俺も手伝うから許してくれよ、 義妹 ユリリンよ」


ユリリン
「 許すからお義兄ちゃん達は、少しでも早く武器を創るのじゃ  ! 」



───果たしてヘパイストス達の武器は、間に合うのか !
      そして恭華は、アポロンとアルテミスに 何を相談しているのか  ?
次回、『 ゴオニンジャー 』に間に合うのか  ?────────


ユリリン
「 皆、見るのじゃ  ! 」



   
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

【一話完結】断罪が予定されている卒業パーティーに欠席したら、みんな死んでしまいました

ツカノ
ファンタジー
とある国の王太子が、卒業パーティーの日に最愛のスワロー・アーチェリー男爵令嬢を虐げた婚約者のロビン・クック公爵令嬢を断罪し婚約破棄をしようとしたが、何故か公爵令嬢は現れない。これでは断罪どころか婚約破棄ができないと王太子が焦り始めた時、招かれざる客が現れる。そして、招かれざる客の登場により、彼らの運命は転がる石のように急転直下し、恐怖が始まったのだった。さて彼らの運命は、如何。

ちょっっっっっと早かった!〜婚約破棄されたらリアクションは慎重に!〜

オリハルコン陸
ファンタジー
王子から婚約破棄を告げられた令嬢。 ちょっっっっっと反応をミスってしまい……

その断罪、三ヶ月後じゃダメですか?

荒瀬ヤヒロ
恋愛
ダメですか。 突然覚えのない罪をなすりつけられたアレクサンドルは兄と弟ともに深い溜め息を吐く。 「あと、三ヶ月だったのに…」 *「小説家になろう」にも掲載しています。

【完結】父が再婚。義母には連れ子がいて一つ下の妹になるそうですが……ちょうだい癖のある義妹に寮生活は無理なのでは?

つくも茄子
ファンタジー
父が再婚をしました。お相手は男爵夫人。 平民の我が家でいいのですか? 疑問に思うものの、よくよく聞けば、相手も再婚で、娘が一人いるとのこと。 義妹はそれは美しい少女でした。義母に似たのでしょう。父も実娘をそっちのけで義妹にメロメロです。ですが、この新しい義妹には悪癖があるようで、人の物を欲しがるのです。「お義姉様、ちょうだい!」が口癖。あまりに煩いので快く渡しています。何故かって?もうすぐ、学園での寮生活に入るからです。少しの間だけ我慢すれば済むこと。 学園では煩い家族がいない分、のびのびと過ごせていたのですが、義妹が入学してきました。 必ずしも入学しなければならない、というわけではありません。 勉強嫌いの義妹。 この学園は成績順だということを知らないのでは?思った通り、最下位クラスにいってしまった義妹。 両親に駄々をこねているようです。 私のところにも手紙を送ってくるのですから、相当です。 しかも、寮やクラスで揉め事を起こしては顰蹙を買っています。入学早々に学園中の女子を敵にまわしたのです!やりたい放題の義妹に、とうとう、ある処置を施され・・・。 なろう、カクヨム、にも公開中。

無能なので辞めさせていただきます!

サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。 マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。 えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって? 残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、 無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって? はいはいわかりました。 辞めますよ。 退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。 自分無能なんで、なんにもわかりませんから。 カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。

愛していました。待っていました。でもさようなら。

彩柚月
ファンタジー
魔の森を挟んだ先の大きい街に出稼ぎに行った夫。待てども待てども帰らない夫を探しに妻は魔の森に脚を踏み入れた。 やっと辿り着いた先で見たあなたは、幸せそうでした。

小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話

矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」 「あら、いいのかしら」 夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……? 微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。 ※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。 ※小説家になろうでも同内容で投稿しています。 ※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。

処理中です...