上 下
9 / 139

8

しおりを挟む

   世界神様から 邪神らしくないからと 他の世界の
邪神の ところに勉強をしに行くことになったのじゃ


   邪神 エリス  の 所に行くように言われたので

「 あれ   ? エリス神は 幸福の神のはずだとおもったの
じゃが 違ったかの   ? 」


   そうすると ミハエルが

「  ユリリン様  それは 別神です
邪神 エリス様は  不和と争いの女神です

   間違っても 邪神 エリス様の前で 幸福の女神 エリス
様の事を 言っては 駄目ですよ   !

  最近は 幸福の女神 エリス様の方が有名なので 気に
してますから 注意してくださいね 」






   そういう訳で 邪神 エリス様の所に来たんじゃが
今一 難しすぎて 言っている事が わからない

  ただ 人は不幸があるから 幸せを大切にするのだ
ということだけは わかったのじゃ

   エリス様は   「私の象徴しょうちょうよ」 と言って
黄金の林檎りんごを 出したので 
   妾は お腹が 減っていたので エリス様が妾にごちそう
してくれたと思い 食べようとしたら怒られた

   そして なぜだか妾を 逢われんで要るような目をした


   エリス様は 「私のライバルを 紹介するわね 」と言い

女神 アテナ様の所にいったのじゃ

   アテナ様の事は 恭華から 聞いていたので

「 若い男の子達に 囲まれて うはうはですね

逆ハーレムとは アテナ様も やりますね  ! 」

と 言ったら エリス様は 大笑いしてしまうし
アテナ様は 微笑みながらも 目が笑っていなかった




    後から エリス様に
「 あんたの事  気にいったわ
困ったら いつでも来なさい 」

と 言い 頭を撫でられた


    その後  バアル様や ベルゼブブ様   パズズ様にロキ様
に会いましたが 皆 優しいおじ様だったのじゃ

   おじ様達は 妾にお菓子を 一杯くれたので
良い邪神だと 思ったのじゃ



[メッサリーナside]

   なかなか 上手くいかないので あの双子神達が
可愛がっている ガキに 呪いを かけてやった

   下級天使では たいした呪いは 出来ないが
嫌がらせ程度には なるだろう

    どうやら 我が呪いは『成長阻害』の呪いになるらしい      ざまぁ  みろ   !


   私が 愉悦に浸っている時に 強烈な殺気を 感じた


まさか  まさか  ここまで 追いかけてきたの   !
   
   女神 ヘラ の嫉妬を 甘くみていたみたいだ

まっ 不味い    体の一部が 緑色に変化し始めた

このままいくと 『蛙 』か『蛇』に変えられた後に
殺されてしまう  急がないと…………






暫くたつと そこには メッサリーナの姿はなく

   ただの『蛙』が いるだけだった


   その蛙も 何処からか 飛んできた 火の玉に燃やされて
絶命した
















   ハァハァハァ…………魂の一部を分離して 辛うじて
消滅だけは 避けたけど このままだと また女神 ヘラに
バレてしまう

   私は 自分の記憶を封印して 下界に 降りた
そして 人間の魂に 融合させた

    異世界 ジパングの 人間になれば 流石に 手は出せないはずだ

   それは 重大な禁忌であり 例え 女神 ヘラと いえども
免れない

   人間なんかには 成りたくなかったが 背に腹は変えられない 消滅するよりは ましだ


   やがて 私の 魂も記憶も 人間の魂に溶け込み
私の意識は消えた 














    メッサリーナと 融合した人間の物語は いつか
語られる日が 来るかもしれない


    いつか      きっと     !

   たぶん    おそらく

   作者が わすれなければ ………
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

【完】あの、……どなたでしょうか?

桐生桜月姫
恋愛
「キャサリン・ルーラー  爵位を傘に取る卑しい女め、今この時を以て貴様との婚約を破棄する。」 見た目だけは、麗しの王太子殿下から出た言葉に、婚約破棄を突きつけられた美しい女性は……… 「あの、……どなたのことでしょうか?」 まさかの意味不明発言!! 今ここに幕開ける、波瀾万丈の間違い婚約破棄ラブコメ!! 結末やいかに!! ******************* 執筆終了済みです。

愚かな父にサヨナラと《完結》

アーエル
ファンタジー
「フラン。お前の方が年上なのだから、妹のために我慢しなさい」 父の言葉は最後の一線を越えてしまった。 その言葉が、続く悲劇を招く結果となったけど・・・ 悲劇の本当の始まりはもっと昔から。 言えることはただひとつ 私の幸せに貴方はいりません ✈他社にも同時公開

【完結】父が再婚。義母には連れ子がいて一つ下の妹になるそうですが……ちょうだい癖のある義妹に寮生活は無理なのでは?

つくも茄子
ファンタジー
父が再婚をしました。お相手は男爵夫人。 平民の我が家でいいのですか? 疑問に思うものの、よくよく聞けば、相手も再婚で、娘が一人いるとのこと。 義妹はそれは美しい少女でした。義母に似たのでしょう。父も実娘をそっちのけで義妹にメロメロです。ですが、この新しい義妹には悪癖があるようで、人の物を欲しがるのです。「お義姉様、ちょうだい!」が口癖。あまりに煩いので快く渡しています。何故かって?もうすぐ、学園での寮生活に入るからです。少しの間だけ我慢すれば済むこと。 学園では煩い家族がいない分、のびのびと過ごせていたのですが、義妹が入学してきました。 必ずしも入学しなければならない、というわけではありません。 勉強嫌いの義妹。 この学園は成績順だということを知らないのでは?思った通り、最下位クラスにいってしまった義妹。 両親に駄々をこねているようです。 私のところにも手紙を送ってくるのですから、相当です。 しかも、寮やクラスで揉め事を起こしては顰蹙を買っています。入学早々に学園中の女子を敵にまわしたのです!やりたい放題の義妹に、とうとう、ある処置を施され・・・。 なろう、カクヨム、にも公開中。

(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」

音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。 本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。 しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。 *6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。

ヤケになってドレスを脱いだら、なんだかえらい事になりました

杜野秋人
恋愛
「そなたとの婚約、今この場をもって破棄してくれる!」 王族専用の壇上から、立太子間近と言われる第一王子が、声高にそう叫んだ。それを、第一王子の婚約者アレクシアは黙って聞いていた。 第一王子は次々と、アレクシアの不行跡や不品行をあげつらい、容姿をけなし、彼女を責める。傍らに呼び寄せたアレクシアの異母妹が訴えるままに、鵜呑みにして信じ込んだのだろう。 確かに婚約してからの5年間、第一王子とは一度も会わなかったし手紙や贈り物のやり取りもしなかった。だがそれは「させてもらえなかった」が正しい。全ては母が死んだ後に乗り込んできた後妻と、その娘である異母妹の仕組んだことで、父がそれを許可したからこそそんな事がまかり通ったのだということに、第一王子は気付かないらしい。 唯一の味方だと信じていた第一王子までも、アレクシアの味方ではなくなった。 もう味方はいない。 誰への義理もない。 ならば、もうどうにでもなればいい。 アレクシアはスッと背筋を伸ばした。 そうして彼女が次に取った行動に、第一王子は驚愕することになる⸺! ◆虐げられてるドアマットヒロインって、見たら分かるじゃんね?って作品が最近多いので便乗してみました(笑)。 ◆虐待を窺わせる描写が少しだけあるのでR15で。 ◆ざまぁは二段階。いわゆるおまいう系のざまぁを含みます。 ◆全8話、最終話だけ少し長めです。 恋愛は後半で、メインディッシュはざまぁでどうぞ。 ◆片手間で書いたんで、主要人物以外の固有名詞はありません。どこの国とも設定してないんで悪しからず。 ◆この作品はアルファポリスのほか、小説家になろうでも公開します。 ◆過去作のヒロインと本作主人公の名前が丸被りしてたので、名前を変更しています。(2024/09/03) ◆9/2、HOTランキング11→7位!ありがとうございます! 9/3、HOTランキング5位→3位!ありがとうございます!

女神の代わりに異世界漫遊  ~ほのぼの・まったり。時々、ざまぁ?~

大福にゃここ
ファンタジー
目の前に、女神を名乗る女性が立っていた。 麗しい彼女の願いは「自分の代わりに世界を見て欲しい」それだけ。 使命も何もなく、ただ、その世界で楽しく生きていくだけでいいらしい。 厳しい異世界で生き抜く為のスキルも色々と貰い、食いしん坊だけど優しくて可愛い従魔も一緒! 忙しくて自由のない女神の代わりに、異世界を楽しんでこよう♪ 13話目くらいから話が動きますので、気長にお付き合いください! 最初はとっつきにくいかもしれませんが、どうか続きを読んでみてくださいね^^ ※お気に入り登録や感想がとても励みになっています。 ありがとうございます!  (なかなかお返事書けなくてごめんなさい) ※小説家になろう様にも投稿しています

稀代の大賢者は0歳児から暗躍する〜公爵家のご令息は運命に抵抗する〜

撫羽
ファンタジー
ある邸で秘密の会議が開かれていた。 そこに出席している3歳児、王弟殿下の一人息子。実は前世を覚えていた。しかもやり直しの生だった!? どうしてちびっ子が秘密の会議に出席するような事になっているのか? 何があったのか? それは生後半年の頃に遡る。 『ばぶぁッ!』と元気な声で目覚めた赤ん坊。 おかしいぞ。確かに俺は刺されて死んだ筈だ。 なのに、目が覚めたら見覚えのある部屋だった。両親が心配そうに見ている。 しかも若い。え? どうなってんだ? 体を起こすと、嫌でも目に入る自分のポヨンとした赤ちゃん体型。マジかよ!? 神がいるなら、0歳児スタートはやめてほしかった。 何故だか分からないけど、人生をやり直す事になった。実は将来、大賢者に選ばれ魔族討伐に出る筈だ。だが、それは避けないといけない。 何故ならそこで、俺は殺されたからだ。 ならば、大賢者に選ばれなければいいじゃん!と、小さな使い魔と一緒に奮闘する。 でも、それなら魔族の問題はどうするんだ? それも解決してやろうではないか! 小さな胸を張って、根拠もないのに自信満々だ。 今回は初めての0歳児スタートです。 小さな賢者が自分の家族と、大好きな婚約者を守る為に奮闘します。 今度こそ、殺されずに生き残れるのか!? とは言うものの、全然ハードな内容ではありません。 今回も癒しをお届けできればと思います。

処理中です...