263 / 290
高校生 編
夏休みは計画的に ! ③
しおりを挟む
※作者より
私の学生時代の記憶から書いているので今の教科とは違うかも知れません。
そこの処をお許しください。
【楓side】
今、私達『大江戸ファミリー』は試験勉強をしています。
夏休み前に『抜き打ち実力テスト』があるのを私が非公式情報部から情報を貰ったので対策をしているのよね。
「だけど、良くこんな情報を掴んで来たな !
お陰で私達は助かるから良いんだけどな 」
瞳ちゃんが複雑そうに言っている。
以前の彼女なら正義感を優先して先生達に抗議するか、クラスメイトに情報を公開するなどをしていたと思うけど仁くん達と一緒に生活をするうちに、すっかり丸く成ったみたいね。
「基本的に中学校で習った事と新学期に習った事だから、ケアレスミスをしないようにしましょう。
実力を見る為の試験だから、妙な引っかけ問題は無いと思うけど油断は禁物よ !」
私が、皆に発破をかけるけど素直に頷いて勉強をしているから助かるわ。
意外なのは真理姉が普通に参加している事だけど、私が真理姉を見詰めていると、
「うん、何か用かい ? 楓ちゃん。 そんなに見詰められると照れてしまうよ」
「いえ、真理姉は二度目に成るのに真面目に勉強しているから意外に思ってしまったんです、ごめんなさい」
「否、謝る事では無いよ。 二度目と言っても一度目は向こうで勉強していたから新鮮に感じるから大丈夫さ」
そんな私達のスマホが、一斉にメールを受信した。
相手は由利子先生で夏休みに成ったら私達と有志数名で水族館に行くことへのお誘いメールだった。
「 水族館はアニメや漫画を見て行きたかったで~すね !
夢が叶うなんて神に感謝しま~すです 」
アリスが興奮しながら張り切っていた。
「夏休みのイベントも決まったことだし、皆で試験勉強を頑張りましょう !」
「「「「「 おーーー ! 」」」」」
一方、その頃………
【秋桜side】
蛍ちゃんがウチに遊びに来て夏休みに水族館に連れて行って貰えることを聞いたの。
いいなぁ~ いいなぁ~ でもウチのお兄ちゃんじゃあ、頼めないしなぁ~
私が蛍ちゃんを羨ましく思っていると由利花伯母さんが、
「由利子からメールが来たわよ。 『秋桜ちゃんも一緒に水族館に連れて行く』と有ったから楽しみにして良いわよ 」
「「 わぁーーい ! 」」
私と蛍ちゃんが喜んでいると由利花伯母さんが、
「『龍ちゃんと雫さんも一緒にどうぞ』って由利子のメールに有ったから、デートに丁度良いわね !」
雫お姉ちゃんは嬉しそうにしているのに、お兄ちゃんたら !
詰まらなそうにしていて雫お姉ちゃんに嫌われたらどうするつもりなの !
やっぱり秋桜がダメダメなお兄ちゃんを助けないといけないんだね。
ダメなお兄ちゃんを持つと妹は大変だよねぇ !
私の学生時代の記憶から書いているので今の教科とは違うかも知れません。
そこの処をお許しください。
【楓side】
今、私達『大江戸ファミリー』は試験勉強をしています。
夏休み前に『抜き打ち実力テスト』があるのを私が非公式情報部から情報を貰ったので対策をしているのよね。
「だけど、良くこんな情報を掴んで来たな !
お陰で私達は助かるから良いんだけどな 」
瞳ちゃんが複雑そうに言っている。
以前の彼女なら正義感を優先して先生達に抗議するか、クラスメイトに情報を公開するなどをしていたと思うけど仁くん達と一緒に生活をするうちに、すっかり丸く成ったみたいね。
「基本的に中学校で習った事と新学期に習った事だから、ケアレスミスをしないようにしましょう。
実力を見る為の試験だから、妙な引っかけ問題は無いと思うけど油断は禁物よ !」
私が、皆に発破をかけるけど素直に頷いて勉強をしているから助かるわ。
意外なのは真理姉が普通に参加している事だけど、私が真理姉を見詰めていると、
「うん、何か用かい ? 楓ちゃん。 そんなに見詰められると照れてしまうよ」
「いえ、真理姉は二度目に成るのに真面目に勉強しているから意外に思ってしまったんです、ごめんなさい」
「否、謝る事では無いよ。 二度目と言っても一度目は向こうで勉強していたから新鮮に感じるから大丈夫さ」
そんな私達のスマホが、一斉にメールを受信した。
相手は由利子先生で夏休みに成ったら私達と有志数名で水族館に行くことへのお誘いメールだった。
「 水族館はアニメや漫画を見て行きたかったで~すね !
夢が叶うなんて神に感謝しま~すです 」
アリスが興奮しながら張り切っていた。
「夏休みのイベントも決まったことだし、皆で試験勉強を頑張りましょう !」
「「「「「 おーーー ! 」」」」」
一方、その頃………
【秋桜side】
蛍ちゃんがウチに遊びに来て夏休みに水族館に連れて行って貰えることを聞いたの。
いいなぁ~ いいなぁ~ でもウチのお兄ちゃんじゃあ、頼めないしなぁ~
私が蛍ちゃんを羨ましく思っていると由利花伯母さんが、
「由利子からメールが来たわよ。 『秋桜ちゃんも一緒に水族館に連れて行く』と有ったから楽しみにして良いわよ 」
「「 わぁーーい ! 」」
私と蛍ちゃんが喜んでいると由利花伯母さんが、
「『龍ちゃんと雫さんも一緒にどうぞ』って由利子のメールに有ったから、デートに丁度良いわね !」
雫お姉ちゃんは嬉しそうにしているのに、お兄ちゃんたら !
詰まらなそうにしていて雫お姉ちゃんに嫌われたらどうするつもりなの !
やっぱり秋桜がダメダメなお兄ちゃんを助けないといけないんだね。
ダメなお兄ちゃんを持つと妹は大変だよねぇ !
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
28
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる