219 / 290
高校生 編
牡牛座《Taurus》の乙女たち
しおりを挟む
5月5日 大江戸家では、合同誕生日会の準備が行われていた。
連休前のある夜に偶然、誕生日の話に成ったのだ。
勇気
「えっー ! 僕達だけでなく、ジン や アリスに由利子先生までが 5月生まれなの ! 」
楓
「 私達はゴールデンウィークに産まれたから、お誕生会は家族だけだったんだよ 」
瞳
「 そうそう、それで私達は意気投合して仲良しに成ったんだったな」
5月3日生まれ 北浦 瞳
5月4日生まれ 利根川 楓
5月5日生まれ 霞ヶ浦 勇気
仁
「 連休中は、家族旅行とかが多いから仕方無いとは云え 辛かったよね 」
アリス
「 USAでは、平日だったから分かりませ~んが 誕生日は家族で祝うモノですよ 」
真理愛
「 なんで、私だけ 10月生まれなんだ !私だけ蠍座の乙女で、皆が牡牛座の乙女なんだ ? 神の悪意を感じるぞ………由利子先生は、乙女と云うには若干 歳を取りすぎて………
由利子
「 『歳を取りすぎて』の次のセリフは何かな ? 先生、聞きたいなぁ~ 」
5月19日生まれ 大江戸 仁
5月20日生まれ アリス=ノースダコタ
5月15日生まれ 潮来 由利子
5月14日生まれ ハルト=ノースダコタ
10月30日生まれ 世田谷 真理愛
その日、真理亜以外の大江戸家の人々の誕生日会が始まったのであります。
誕生日ケーキ、唐揚げ、ピザ、ポテト、柏餅
ついに、由利子先生もハルト先生との結婚を前提にしたお付き合いも始まり、めでたいことばかりの楽しい一日を過ごす大江戸ファミリーでありました。
【由利子side 】
どうにか、こうにか 大台(30代)に成る前に彼氏を作る事ができた。
最近は、母親からも諦められていて、
『 老後の為に お金を貯めて置くのよ。 お母さんが言わないと、全部 酒代に消えてしまうんだから心配なのよ。 本当に この娘は、どうしてガサツなのかしら ? もう、旦那様の事は諦めたから 真っ当に生きるのよ ! 』
ふふふ。 これで お母さんを見返してやれるわ !
ハルトを連れて行ったら 驚くだろうなぁ~
とりあえずは、ハルトと真剣交際をして もっと仲良く成ってからの話だな。
───由利子は気がついていない。 由利子もハルトも家事、得に『料理』に関しては壊滅的だと云う子とを……… ───
連休前のある夜に偶然、誕生日の話に成ったのだ。
勇気
「えっー ! 僕達だけでなく、ジン や アリスに由利子先生までが 5月生まれなの ! 」
楓
「 私達はゴールデンウィークに産まれたから、お誕生会は家族だけだったんだよ 」
瞳
「 そうそう、それで私達は意気投合して仲良しに成ったんだったな」
5月3日生まれ 北浦 瞳
5月4日生まれ 利根川 楓
5月5日生まれ 霞ヶ浦 勇気
仁
「 連休中は、家族旅行とかが多いから仕方無いとは云え 辛かったよね 」
アリス
「 USAでは、平日だったから分かりませ~んが 誕生日は家族で祝うモノですよ 」
真理愛
「 なんで、私だけ 10月生まれなんだ !私だけ蠍座の乙女で、皆が牡牛座の乙女なんだ ? 神の悪意を感じるぞ………由利子先生は、乙女と云うには若干 歳を取りすぎて………
由利子
「 『歳を取りすぎて』の次のセリフは何かな ? 先生、聞きたいなぁ~ 」
5月19日生まれ 大江戸 仁
5月20日生まれ アリス=ノースダコタ
5月15日生まれ 潮来 由利子
5月14日生まれ ハルト=ノースダコタ
10月30日生まれ 世田谷 真理愛
その日、真理亜以外の大江戸家の人々の誕生日会が始まったのであります。
誕生日ケーキ、唐揚げ、ピザ、ポテト、柏餅
ついに、由利子先生もハルト先生との結婚を前提にしたお付き合いも始まり、めでたいことばかりの楽しい一日を過ごす大江戸ファミリーでありました。
【由利子side 】
どうにか、こうにか 大台(30代)に成る前に彼氏を作る事ができた。
最近は、母親からも諦められていて、
『 老後の為に お金を貯めて置くのよ。 お母さんが言わないと、全部 酒代に消えてしまうんだから心配なのよ。 本当に この娘は、どうしてガサツなのかしら ? もう、旦那様の事は諦めたから 真っ当に生きるのよ ! 』
ふふふ。 これで お母さんを見返してやれるわ !
ハルトを連れて行ったら 驚くだろうなぁ~
とりあえずは、ハルトと真剣交際をして もっと仲良く成ってからの話だな。
───由利子は気がついていない。 由利子もハルトも家事、得に『料理』に関しては壊滅的だと云う子とを……… ───
0
お気に入りに追加
26
あなたにおすすめの小説
サロン・ルポゼで恋をして
せいだ ゆう
ライト文芸
「リフレクソロジー」―― それは足裏健康法と呼ばれるセラピーである。
リフレクソロジー専門のサロン「ルポゼ」で働くセラピストの首藤水(しゅとう すい)
彼は多くのお悩みとお疲れを抱えたお客様へ、施術を通して暖かいメッセージを提供するエースセラピストだった。
そんな眩しい彼へ、秘めた恋を抱く受付担当の井手みなみ(いで みなみ)
果たして想いは伝わるのか……。
施術によって変化する人間模様、そして小さなサロンで起きる恋愛模様。
『ヒューマンドラマ×恋愛』
人が癒される瞬間を。
うちのポチ知りませんか? 〜異世界転生した愛犬を探して〜
双華
ファンタジー
愛犬(ポチ)の散歩中にトラックにはねられた主人公。
白い空間で女神様に、愛犬は先に転生して異世界に旅立った、と聞かされる。
すぐに追いかけようとするが、そもそも生まれる場所は選べないらしく、転生してから探すしかないらしい。
転生すると、最初からポチと従魔契約が成立しており、ポチがどこかで稼いだ経験値の一部が主人公にも入り、勝手にレベルアップしていくチート仕様だった。
うちのポチはどこに行ったのか、捜索しながら異世界で成長していく物語である。
・たまに閑話で「ポチの冒険」等が入ります。
※ 2020/6/26から「閑話」を従魔の話、略して「従話」に変更しました。
・結構、思い付きで書いているので、矛盾点等、おかしなところも多々有ると思いますが、生温かい目で見てやって下さい。経験値とかも細かい計算はしていません。
沢山の方にお読み頂き、ありがとうございます。
・ホトラン最高2位
・ファンタジー24h最高2位
・ファンタジー週間最高5位
(2020/1/6時点)
評価頂けると、とても励みになります!m(_ _)m
皆様のお陰で、第13回ファンタジー小説大賞で奨励賞を頂きました。ありがとうございます。
※ 2020/9/6〜 小説家になろう様にもコッソリ投稿開始しました。
夜を狩るもの 終末のディストピア seven grimoires
主道 学
ライト文芸
雪の街 ホワイト・シティのノブレス・オブリージュ美術館の一枚の絵画から一人の男が産まれた。
その男は昼間は大学生。夜は死神であった。何も知らない盲目的だった人生に、ある日。大切な恋人が現れた。そんな男に天使と名乗る男が現れ人類はもうすぐ滅びる運命にあると知る。
終末を阻止するためには、その日がくるまでに七つの大罪に関わるものを全て狩ること。
大切な恋人のため死神は罪人を狩る。
人類の終末を囁く街での物語。
注)グロ要素・ホラー要素が少しあります汗
産業革命後の空想世界での物語です。
表紙にはフリー素材をお借りしました。ありがとうございます。
主に かっこいいお兄さんメーカー様
街の女の子メーカー様
感謝感激ですm(__)m
おにぎりが結ぶもの ~ポジティブ店主とネガティブ娘~
花梨
ライト文芸
ある日突然、夫と離婚してでもおにぎり屋を開業すると言い出した母の朋子。娘の由加も付き合わされて、しぶしぶおにぎり屋「結」をオープンすることに。思いのほか繁盛したおにぎり屋さんには、ワケありのお客さんが来店したり、人生を考えるきっかけになったり……。おいしいおにぎりと底抜けに明るい店主が、お客さんと人生に悩むネガティブ娘を素敵な未来へ導きます。
小さなパン屋の恋物語
あさの紅茶
ライト文芸
住宅地にひっそりと佇む小さなパン屋さん。
毎日美味しいパンを心を込めて焼いている。
一人でお店を切り盛りしてがむしゃらに働いている、そんな毎日に何の疑問も感じていなかった。
いつもの日常。
いつものルーチンワーク。
◆小さなパン屋minamiのオーナー◆
南部琴葉(ナンブコトハ) 25
早瀬設計事務所の御曹司にして若き副社長。
自分の仕事に誇りを持ち、建築士としてもバリバリ働く。
この先もずっと仕事人間なんだろう。
別にそれで構わない。
そんな風に思っていた。
◆早瀬設計事務所 副社長◆
早瀬雄大(ハヤセユウダイ) 27
二人の出会いはたったひとつのパンだった。
**********
作中に出てきます三浦杏奈のスピンオフ【そんな恋もありかなって。】もどうぞよろしくお願い致します。
**********
この作品は、他のサイトにも掲載しています。
世界で俺だけが幼馴染の事を知らない
なつのさんち
ライト文芸
ある日の朝、起きると知らない女の子が俺の上に跨っていた。え、誰!?
知らない女の子は俺の幼馴染らしい。妹や両親が口を揃えて言う。
いやいやいや、忘れた訳ではなくて最初から知らないんだけど。
とりあえず学校へ行くが、みんな自称幼馴染が元からいるかのように振舞っている。
もしかして、世界で俺だけが幼馴染の事を知らないのか!?
そしてこのタイミングで転校生が。何とこちらは知っている女の子でした。
知らない幼馴染と知っていた転校生が俺を巡ってひっちゃかめっちゃかする、そんなお話が突然変化します。
巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。
ヒロイン不在の異世界ハーレム
藤雪たすく
BL
男にからまれていた女の子を助けに入っただけなのに……手違いで異世界へ飛ばされてしまった。
神様からの謝罪のスキルは別の勇者へ授けた後の残り物。
飛ばされたのは神がいなくなった混沌の世界。
ハーレムもチート無双も期待薄な世界で俺は幸せを掴めるのか?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる