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中学生 編
春休み ⑤
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【深雪side 】
偽装恋人とは云え私と信太郎くんは恋人同士 !
恋人といったら『デート』よね !
そんな訳で私と信太郎くん、博子と薫くんのダブルデートをする事に成ったわ。
案内も含めて高等部の校舎に行った所でアノ女に会ってしまった。
「 勝字菜さん、どうしてココにいるの ?」
怯えたような信太郎くんに私は確信した。
あぁ、この女の子が信太郎くんを追い詰めた女ね。
私達が恋人らしく手を繋いでいたらその手を祓いに前に飛び込んで来た。
咄嗟に二人で後ろに避けたらその右手には………
バチッ バチッ バチッ バチッ バチッ バチッ💥
スタンガンを持っていた !
「 何故逃げるの、信太郎くん !
私の信太郎くんの手を離せ、ブス ! 」
殺気のこもった目で睨んでくる女に一瞬、怯んでしまった。
「 止めるんだ 、湘南さん !
そんな事をしてたら信太郎くんに嫌われるよ ! 」
薫くんが博子を庇いながら彼女に注意したけど
「 五月蝿い、うるさい、ウルサイ !
何時も、いつも、邪魔ばかりして 江ノ島 薫、アンタは邪魔なのよ !」
そう言いながら左手にはいつの間にかナイフを持っていた。
「 気を付けて、深雪さん !
彼女が持っているナイフは『 バタフライナイフ』と云って彼女は変幻自在に扱うから危険なんだよ !
それと右手に持っている改造スタンガンと合わせて、
『二刀流の狂犬・カテジナ』と地元では半グレのチーマ達に恐れられる女の子なんだ ! 」
その話を聞いて私の認識の甘さにショックを受けていた。
コンナ女達が、後 五人も居たら彼でなくても女性恐怖症になってもおかしくないわ !
もう 春休みだから、在校生が居ないのが良いのか悪いのか。
巻き込む心配は無いけど先生や警察に通報してくれる人が居ないのが辛い処だわ。
隙をみせたらヤられる危険を感じているのか博子もスマホを持とうとしないし信太郎くん や 薫くん も彼女から目を離そうとしない。
見れば信太郎くんは震えながらも必死に私を守ろうとしてくれている。
「 あらあら、弱虫の信太郎くんが必死で守ろうとするなんて………ムカつくわね、アンタ !
信太郎くん、怒らないから そのブスから離れなさい !
今なら許してあげるから 」
ガタガタと 震えながらも私を守ろうとしながら
「 僕は逃げない ! 逃げちゃ駄目なんだ !」
半泣きに成りながらも私を守ろうとしている信太郎くんに『ドキドキ 』してしまった。
あぁ やっぱり、私の王子様は信太郎くんだったのね。
「 そう、なら私のモノに成らないなら全員を行動不能にしてから、信太郎くんだけを私の部屋に監禁して調教してあげるわ
私好みの『逆・光源氏』計画を実行するだけだわ………
ケッケケケケケケケケケケケケッケケケケケケケケケケケ 」
だっ 誰か助けて、このままだと信太郎くんが…………
偽装恋人とは云え私と信太郎くんは恋人同士 !
恋人といったら『デート』よね !
そんな訳で私と信太郎くん、博子と薫くんのダブルデートをする事に成ったわ。
案内も含めて高等部の校舎に行った所でアノ女に会ってしまった。
「 勝字菜さん、どうしてココにいるの ?」
怯えたような信太郎くんに私は確信した。
あぁ、この女の子が信太郎くんを追い詰めた女ね。
私達が恋人らしく手を繋いでいたらその手を祓いに前に飛び込んで来た。
咄嗟に二人で後ろに避けたらその右手には………
バチッ バチッ バチッ バチッ バチッ バチッ💥
スタンガンを持っていた !
「 何故逃げるの、信太郎くん !
私の信太郎くんの手を離せ、ブス ! 」
殺気のこもった目で睨んでくる女に一瞬、怯んでしまった。
「 止めるんだ 、湘南さん !
そんな事をしてたら信太郎くんに嫌われるよ ! 」
薫くんが博子を庇いながら彼女に注意したけど
「 五月蝿い、うるさい、ウルサイ !
何時も、いつも、邪魔ばかりして 江ノ島 薫、アンタは邪魔なのよ !」
そう言いながら左手にはいつの間にかナイフを持っていた。
「 気を付けて、深雪さん !
彼女が持っているナイフは『 バタフライナイフ』と云って彼女は変幻自在に扱うから危険なんだよ !
それと右手に持っている改造スタンガンと合わせて、
『二刀流の狂犬・カテジナ』と地元では半グレのチーマ達に恐れられる女の子なんだ ! 」
その話を聞いて私の認識の甘さにショックを受けていた。
コンナ女達が、後 五人も居たら彼でなくても女性恐怖症になってもおかしくないわ !
もう 春休みだから、在校生が居ないのが良いのか悪いのか。
巻き込む心配は無いけど先生や警察に通報してくれる人が居ないのが辛い処だわ。
隙をみせたらヤられる危険を感じているのか博子もスマホを持とうとしないし信太郎くん や 薫くん も彼女から目を離そうとしない。
見れば信太郎くんは震えながらも必死に私を守ろうとしてくれている。
「 あらあら、弱虫の信太郎くんが必死で守ろうとするなんて………ムカつくわね、アンタ !
信太郎くん、怒らないから そのブスから離れなさい !
今なら許してあげるから 」
ガタガタと 震えながらも私を守ろうとしながら
「 僕は逃げない ! 逃げちゃ駄目なんだ !」
半泣きに成りながらも私を守ろうとしている信太郎くんに『ドキドキ 』してしまった。
あぁ やっぱり、私の王子様は信太郎くんだったのね。
「 そう、なら私のモノに成らないなら全員を行動不能にしてから、信太郎くんだけを私の部屋に監禁して調教してあげるわ
私好みの『逆・光源氏』計画を実行するだけだわ………
ケッケケケケケケケケケケケケッケケケケケケケケケケケ 」
だっ 誰か助けて、このままだと信太郎くんが…………
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