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中学生 編

とある冬の一日 ②

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【忠夫side 】

   蛍とお友達が戻ってきた。


「 蛍のお友達を紹介するね。
左の子が、美冬みふゆちゃん で 右の子が 秋桜こすもすちゃん だよ 」

我瑠真
「 竜神峡りゅうじんきょう 美冬です。
今日は、お招き ありがとうございます 」

秋桜
「 潮来いたこ 秋桜です。
お招き ありがとうございます 」


「 二人共、偉いですねぇ~。  ちゃんと挨拶あいさつ出来るなんて、本当に偉いですよ 」

明日香
「 本当、田舎の子供にしては 礼儀正しいわね 」

令子
「………潮来、 いたこ……… 何処かで聞いたような ? 」

忠夫
「 由利子先生だよ !  潮来 由利子。
秋桜ちゃんは、由利子先生の娘………な訳ないか……親戚なのかな ? 」

令子
「 アンタ、今の発言を由利子先生に聞かれたら ◌されるわよ」

秋桜
「 由利子お姉ちゃんはネ、 秋桜の従姉妹いとこになるんだって お兄ちゃんが言っていたよ 」

忠夫
「……………由利子先生に似ている訳だ。
俺の無罪は証明されたよね !  お絹ちゃん、令子さん、明日香」

令子
「 …………推定無罪と云ったところね。
一応、今回は保留ということにしておくわ 」


「 ごめんなさい、忠夫さん。  でも、普段の忠夫さんが 悪いからですよ 」

明日香
「 わっ  私は、謝らないわよ  !  普段のアンタの生活態度が 悪いから『身から出たさび』よ !」

   ひでぇ~     酷すぎる  !  ちょっとナンパしただけなのに……

   蛍達は、そんな俺を見ないように オヤツを食べていた。




【 勇気side 】


   「 来ちゃった  !   テヘッ 」

   玄関には、旅行カバンを持った 真理姉真理愛が居た。

   えっ  えっ   いったい何があってこう成っているの  ?

「 今、お婆ちゃんから電話があったよ…………
真理姉マリねえが、僕の四人目の婚約者候補だから 一緒に住むようにだって……………」

「「「「 えっーーーー !  」」」」

   驚く僕達に真理姉が

「  皆、よろしくなんだニャ………………ニャァハハハハ
ドッキリ大成功なんだニャ  !  」


   どうしよう、僕  この展開についていけないよぉ~  !

   ジンも楓、瞳、アリスも呆然としていた。
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