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中学生 編

雪の日の臨時休校 ②

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【アリスside 】


   ニヤァ  ニヤァ  ニヤァ  ニヤァ  ニヤァ

   寒いで~すね。  もうすぐ雪が降ると言うのはわかるで~す。
早く、新聞を取って暖かい部屋に戻るで~す。


   ニヤァ  ニヤァ  ニヤァ  ニヤァ  ニヤァ  ニヤァ  ニヤァ

   早く戻るで~す。  私は、何も見なかったで~す。
私が無視して家に戻ろうとしたら………

「 ひどいじゃないのか  ?   君は、可愛らしい可哀想な仔猫こねこちゃんを見捨てるのかい 」

   眼鏡をかけた美人のお姉さんが語りかけてきたで~す。

「 見捨てる訳じゃ無いで~す。   不審者 ふしんしゃには、近づいては駄目だと ママに言われたで~すね。
   お姉さんは、怪しさMAXマックスで~すね。  」


「 ハッ  ハッ  ハッ  これは、お姉さん  1本とられたな。
この家は『 大江戸 仁 』君の家なんだろう、なら私は関係者だ 」


「怪しさMAXなお姉さんですが 一応、ジンに聞いて見るで~すね」

   私は急いで部屋に戻ったで~す。




【 勇気side 】

   ドタドタ ドタドタ  ドタドタ

「 たっ  大変で~す!  入り口に変なお姉さんがいま~す
ジンの関係者とか言っていましたが気お付けま~す、絶対に変質者に間違いないで~すね  ! 」

「 変質者は、酷いなぁ~。  やっ  !  仁ちゃん、久しぶり 」

   エッ  エッ  誰なの ?   何でジンを仁ちゃん 呼ばわりするの ?

「  真理姉 マリねえ !  何で戸々にいるの  ?」

「 もちろん、仁ちゃんにいに来たんだニャァ 」

   そう言って、ジンに炊きついた………「あぁぁぁ !  僕のジンにぃぃぃ~!」

「 クン  クン  相変わらず良い匂いだニャァ 」

 「あぁぁぁ 僕のジンの匂いをいでいるぅぅぅ~
僕だってアンナ事した事ないのにぃぃぃぃ~   誰なの、このお姉さんは ?」

   ジンは、困ったような嬉しいような複雑な顔していた。
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