142 / 290
中学生 編
冬休み最終日 ①
しおりを挟む
【聖子side 】
冬休みの宿題は、バッチリ終わらせたわ。
反省文も完成している。
秋奈
「 『 ミッション・コンプリート 』だよね、聖子 ! 」
聖子
「 まあ、確かにそうなんだけどね。 」
また、何か忘れている気がするんですけど…………
そう、このパターンは、
政雄
「 やっぱり忘れているな 」
和彦
「 うん、付き合いが長いから二人の行動パターンが手に取るようにわかるね 」
政雄
「 わかりたくもなかったんだけどな、ハァー 」
聖子
「 勿体ぶらずに教えてよ !
私も、何か大事な事を忘れているような気がして不安なのよね 」
秋奈
「 へっ ? 何か、あったっかなぁ~ 」
政雄
「 聖子が成長している !彼氏としては『 ホッ』としたぞ 」
和彦
「 秋奈は………ハァー 、彼氏としては『 サポート』しがいがあるよ !」
聖子
「 『 いやっふぅー !』 と喜ぶとでも思ったら、大間違いよ !
いい加減、教えてよ~ 政雄 」
秋奈
「 ムゥ~、 何か『可哀想な子 』みたいな目で見ないで欲しいけど私も気になるから教えてよ、和彦 」
政雄、和彦
「「 来月には『 学年末試験 」があるんだよ ! 」」
政雄
「 高等部に進級するのに大事な試験だから、『期末試験』の時のようにふざけていたら大変だぞ」
和彦
「 今回は中学三年間の総まとめだから、試験範囲は大きいから今から復習しようね 」
秋奈
「 えっー ! また、試験なの~ 勉強ばかりなんて私達の青春は、どうなるのよぉ~ 」
聖子
「 それでもやるしかないのよね~ 悲しいけれど、私達『学生』なのよねぇ~ 」
和彦
「 秋奈は、ともかく……聖子に余裕があるように感じるのは気のせいかな ?」
政雄
「 気のせいじゃないぞ !
聖子は『 ガ◌ダム 』の見すぎだ、今のは スレッガー中尉のセリフをモジッたんだろう 」
聖子
「 流石、私の彼氏だけあってわかってるぅー ! 」
政雄
「 わかりたくもなかったんだけどな、ハァー…………同じセリフを言わせるなよ ! 」
和彦
「 はい はい 二人が仲良しなのは、わかっているから今から復習を始めようか ! 」
秋奈
「 ブー ブー 私達も イチャイチャしようよ、和彦ぉ~ 」
和彦
「 …………成績が良かったら『 デート 』するから、今は勉強するよ 」
秋奈
「 約束だよ、秋奈 頑張るよ ! 」
こうして私達は『学年末試験』の復習を始めたのだった。
冬休みの宿題は、バッチリ終わらせたわ。
反省文も完成している。
秋奈
「 『 ミッション・コンプリート 』だよね、聖子 ! 」
聖子
「 まあ、確かにそうなんだけどね。 」
また、何か忘れている気がするんですけど…………
そう、このパターンは、
政雄
「 やっぱり忘れているな 」
和彦
「 うん、付き合いが長いから二人の行動パターンが手に取るようにわかるね 」
政雄
「 わかりたくもなかったんだけどな、ハァー 」
聖子
「 勿体ぶらずに教えてよ !
私も、何か大事な事を忘れているような気がして不安なのよね 」
秋奈
「 へっ ? 何か、あったっかなぁ~ 」
政雄
「 聖子が成長している !彼氏としては『 ホッ』としたぞ 」
和彦
「 秋奈は………ハァー 、彼氏としては『 サポート』しがいがあるよ !」
聖子
「 『 いやっふぅー !』 と喜ぶとでも思ったら、大間違いよ !
いい加減、教えてよ~ 政雄 」
秋奈
「 ムゥ~、 何か『可哀想な子 』みたいな目で見ないで欲しいけど私も気になるから教えてよ、和彦 」
政雄、和彦
「「 来月には『 学年末試験 」があるんだよ ! 」」
政雄
「 高等部に進級するのに大事な試験だから、『期末試験』の時のようにふざけていたら大変だぞ」
和彦
「 今回は中学三年間の総まとめだから、試験範囲は大きいから今から復習しようね 」
秋奈
「 えっー ! また、試験なの~ 勉強ばかりなんて私達の青春は、どうなるのよぉ~ 」
聖子
「 それでもやるしかないのよね~ 悲しいけれど、私達『学生』なのよねぇ~ 」
和彦
「 秋奈は、ともかく……聖子に余裕があるように感じるのは気のせいかな ?」
政雄
「 気のせいじゃないぞ !
聖子は『 ガ◌ダム 』の見すぎだ、今のは スレッガー中尉のセリフをモジッたんだろう 」
聖子
「 流石、私の彼氏だけあってわかってるぅー ! 」
政雄
「 わかりたくもなかったんだけどな、ハァー…………同じセリフを言わせるなよ ! 」
和彦
「 はい はい 二人が仲良しなのは、わかっているから今から復習を始めようか ! 」
秋奈
「 ブー ブー 私達も イチャイチャしようよ、和彦ぉ~ 」
和彦
「 …………成績が良かったら『 デート 』するから、今は勉強するよ 」
秋奈
「 約束だよ、秋奈 頑張るよ ! 」
こうして私達は『学年末試験』の復習を始めたのだった。
0
お気に入りに追加
27
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
手が届かないはずの高嶺の花が幼馴染の俺にだけベタベタしてきて、あと少しで我慢も限界かもしれない
みずがめ
恋愛
宮坂葵は可愛くて気立てが良くて社長令嬢で……あと俺の幼馴染だ。
葵は学内でも屈指の人気を誇る女子。けれど彼女に告白をする男子は数える程度しかいなかった。
なぜか? 彼女が高嶺の花すぎたからである。
その美貌と肩書に誰もが気後れしてしまう。葵に告白する数少ない勇者も、ことごとく散っていった。
そんな誰もが憧れる美少女は、今日も俺と二人きりで無防備な姿をさらしていた。
幼馴染だからって、とっくに体つきは大人へと成長しているのだ。彼女がいつまでも子供気分で困っているのは俺ばかりだった。いつかはわからせなければならないだろう。
……本当にわからせられるのは俺の方だということを、この時点ではまだわかっちゃいなかったのだ。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
幼馴染みのメッセージに打ち間違い返信したらとんでもないことに
家紋武範
恋愛
となりに住む、幼馴染みの夕夏のことが好きだが、その思いを伝えられずにいた。
ある日、夕夏のメッセージに返信しようとしたら、間違ってとんでもない言葉を送ってしまったのだった。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
【完結】異世界転生した先は断罪イベント五秒前!
春風悠里
恋愛
乙女ゲームの世界に転生したと思ったら、まさかの悪役令嬢で断罪イベント直前!
さて、どうやって切り抜けようか?
(全6話で完結)
※一般的なざまぁではありません
※他サイト様にも掲載中
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
セーラー服美人女子高生 ライバル同士の一騎討ち
ヒロワークス
ライト文芸
女子高の2年生まで校内一の美女でスポーツも万能だった立花美帆。しかし、3年生になってすぐ、同じ学年に、美帆と並ぶほどの美女でスポーツも万能な逢沢真凛が転校してきた。
クラスは、隣りだったが、春のスポーツ大会と夏の水泳大会でライバル関係が芽生える。
それに加えて、美帆と真凛は、隣りの男子校の俊介に恋をし、どちらが俊介と付き合えるかを競う恋敵でもあった。
そして、秋の体育祭では、美帆と真凛が走り高跳びや100メートル走、騎馬戦で対決!
その結果、放課後の体育館で一騎討ちをすることに。
よくできた"妻"でして
真鳥カノ
ライト文芸
ある日突然、妻が亡くなった。
単身赴任先で妻の訃報を聞いた主人公は、帰り着いた我が家で、妻の重大な秘密と遭遇する。
久しぶりに我が家に戻った主人公を待ち受けていたものとは……!?
※こちらの作品はエブリスタにも掲載しております。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
悪役令嬢カテリーナでございます。
くみたろう
恋愛
………………まあ、私、悪役令嬢だわ……
気付いたのはワインを頭からかけられた時だった。
どうやら私、ゲームの中の悪役令嬢に生まれ変わったらしい。
40歳未婚の喪女だった私は今や立派な公爵令嬢。ただ、痩せすぎて骨ばっている体がチャームポイントなだけ。
ぶつかるだけでアタックをかます強靭な骨の持ち主、それが私。
40歳喪女を舐めてくれては困りますよ? 私は没落などしませんからね。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる