【完結】大江戸くんの恋物語

月影 流詩亜(旧 るしあん)

文字の大きさ
上 下
140 / 290
中学生 編

お正月 ②

しおりを挟む
【 アリスside 】

   えーーー  ! 初詣はつもうで、行かないですかぁーーー!


「 行かないのではなくて、もう少し空いてきたら初詣にいくのよ」


「 テレビ中継を見ればわかるから見て確認するとわかるぞ 」

   私は、リモコンでテレビのスイッチを入れてみたで~す。
MHKで、ニュースが映り丁度ちょうど初詣の参拝シーンを映していたですが、……………なんなんですかぁー  !

   人  人  人  人で一杯で~す。

アリス
「 コレ、皆  初詣の人なのですかぁ~
みっちり詰まっていて、ほとんど移動出来ていませんで~す 」

勇気
「 そうなんだよ  !
それに、外は凄く寒いから風邪を引きに行くようなモノだから、日にちをずらすんだよ  !」

アリス
「 アニメの初詣は、こんなに混んでいませんでしたぁ~
漫画でもそうで~す。 」


「 アリスの日本の常識は全部、アニメや漫画から来ているの  ? 」

アリス
「 そうで~す。   日本のアニメや漫画は偉大グレートで~す」

「「「「  ……………………………」」」」

   尚、由利子先生達は仲良く二日酔いの為に、それぞれの部屋で寝ている。


   この後、大江戸ファミリーはアリスの常識を修正していく相談をしたのでした。

【 勇気side 】

   お昼御飯は、暖かい肉ウドンを造ることになったんだ。
由利子先生やハルト先生が食欲が無いようだったから消化の良い食べ物にしようとジンが提案してきたんだよね。
   僕の旦那様(予定)は優しいなぁ。

   由利子先生達も量は少ないけれど食べられたから大丈夫だよね。
この後、皆で冬休みの宿題『 書き初め 』をすることになり
五人で一緒に書き初めのお題『 謹賀新年 』を書いたのだけど………
瞳が一番、上手だった。  二番が楓で、三番が僕とジンだった。( 勇気の私見です)
   アリスがビリだったけど、本人は書き初めが出来た事に感動していたからいいのかなぁ。

   只、お正月なのに『 凧揚げ』『羽根つき』『独楽こままわし』が見れなかった事にショックを受けていた。
いったい、どんなアニメや漫画を見ていたのかな  ?

アリス
「 日本の子供達は、何をして遊んでいるのですかぁー ! 」


「 テレビゲーム  ? 」


「 アニメじゃないか  ? 」

勇気
「 まさか、お正月から勉強はしていないよね  ! 」


「 ハハハハ、 ありえそうだね 」

   うわぁ  それは嫌だなぁー  !

   ウチには『凧 』も『羽子板』も『 独楽 』もないからなぁ~
アリスの希望には応えられないよね、 それに外は寒いから家から出たくないんだよね。

  『ピッカリTV 』でレンタルした映画でアリスの機嫌も直ったから良かったよ。   せっかくのお正月は気分良くすごしたいよね。

   由利子先生達は、まだ寝ているのでボリュームを小さくして見たけど
映画は皆で見た方が楽しいなぁ。

  『 魔王戦隊  ゴオニンジャー   ザ・ムービー 』を見たけど最近のヒーローモノは凄くおもしろかったんだ。
   アリスなんかは『 アカインジャー 』のセリフに感動していたし見て良かったよ。
しおりを挟む
感想 125

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~

恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」 そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。 私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。 葵は私のことを本当はどう思ってるの? 私は葵のことをどう思ってるの? 意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。 こうなったら確かめなくちゃ! 葵の気持ちも、自分の気持ちも! だけど甘い誘惑が多すぎて―― ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

貴族家三男の成り上がりライフ 生まれてすぐに人外認定された少年は異世界を満喫する

美原風香
ファンタジー
「残念ながらあなたはお亡くなりになりました」 御山聖夜はトラックに轢かれそうになった少女を助け、代わりに死んでしまう。しかし、聖夜の心の内の一言を聴いた女神から気に入られ、多くの能力を貰って異世界へ転生した。 ーけれども、彼は知らなかった。数多の神から愛された彼は生まれた時点で人外の能力を持っていたことを。表では貴族として、裏では神々の使徒として、異世界のヒエラルキーを駆け上っていく!これは生まれてすぐに人外認定された少年の最強に無双していく、そんなお話。 ✳︎不定期更新です。 21/12/17 1巻発売! 22/05/25 2巻発売! コミカライズ決定! 20/11/19 HOTランキング1位 ありがとうございます!

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

全力でおせっかいさせていただきます。―私はツンで美形な先輩の食事係―

入海月子
青春
佐伯優は高校1年生。カメラが趣味。ある日、高校の屋上で出会った超美形の先輩、久住遥斗にモデルになってもらうかわりに、彼の昼食を用意する約束をした。 遥斗はなぜか学校に住みついていて、衣食は女生徒からもらったものでまかなっていた。その報酬とは遥斗に抱いてもらえるというもの。 本当なの?遥斗が気になって仕方ない優は――。 優が薄幸の遥斗を笑顔にしようと頑張る話です。

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~

おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。 どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。 そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。 その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。 その結果、様々な女性に迫られることになる。 元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。 「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」 今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

うっかり女神さまからもらった『レベル9999』は使い切れないので、『譲渡』スキルで仲間を強化して最強パーティーを作ることにしました

akairo
ファンタジー
「ごめんなさい!貴方が死んだのは私のクシャミのせいなんです!」 帰宅途中に工事現場の足台が直撃して死んだ、早良 悠月(さわら ゆずき)が目覚めた目の前には女神さまが土下座待機をして待っていた。 謝る女神さまの手によって『ユズキ』として転生することになったが、その直後またもや女神さまの手違いによって、『レベル9999』と職業『譲渡士』という謎の職業を付与されてしまう。 しかし、女神さまの世界の最大レベルは99。 勇者や魔王よりも強いレベルのまま転生することになったユズキの、使い切ることもできないレベルの使い道は仲間に譲渡することだった──!? 転生先で出会ったエルフと魔族の少女。スローライフを掲げるユズキだったが、二人と共に世界を回ることで国を巻き込む争いへと巻き込まれていく。 ※9月16日  タイトル変更致しました。 前タイトルは『レベル9999は転生した世界で使い切れないので、仲間にあげることにしました』になります。 仲間を強くして無双していく話です。 『小説家になろう』様でも公開しています。

神々の間では異世界転移がブームらしいです。

はぐれメタボ
ファンタジー
第1部《漆黒の少女》 楠木 優香は神様によって異世界に送られる事になった。 理由は『最近流行ってるから』 数々のチートを手にした優香は、ユウと名を変えて、薬師兼冒険者として異世界で生きる事を決める。 優しくて単純な少女の異世界冒険譚。 第2部 《精霊の紋章》 ユウの冒険の裏で、田舎の少年エリオは多くの仲間と共に、世界の命運を掛けた戦いに身を投じて行く事になる。 それは、英雄に憧れた少年の英雄譚。 第3部 《交錯する戦場》 各国が手を結び結成された人類連合と邪神を奉じる魔王に率いられた魔族軍による戦争が始まった。 人間と魔族、様々な意思と策謀が交錯する群像劇。 第4部 《新たなる神話》 戦争が終結し、邪神の討伐を残すのみとなった。 連合からの依頼を受けたユウは、援軍を率いて勇者の後を追い邪神の神殿を目指す。 それは、この世界で最も新しい神話。

処理中です...