138 / 290
中学生 編
大晦日
しおりを挟む
【 アリスside 】
おかしいですねぇ~
日本では大晦日と呼ばれる今日、大掃除という『 クリーン大作戦』が行われると漫画やアニメで知ってま~す。
なのに大江戸ファミリーは、いつもの簡単な掃除で終わりましたで~す。
もちろん、私も玄関掃除を手伝いましたで~す。
ユウキに聞いてみたのですが、
「 普段、掃除はしているしね。 それに今年は、年越し寒波が来るから
只でさえ寒い村なのに換気で窓を開けていたら風邪を引いてしまうから、
暖かくなった春休みにやることに決まったんだ」
アリス
「 オー それは合理的ですね~ !
私も、そうすることにしますで~す 」
最近は、こちらの大江戸家に居るのが多くなったので、このまま居着くのも面白そうですねぇ~。
【 楓side 】
ジィッーーーー とアリスを観察していたけど、良からぬ事を企んでいるな !
楓ちゃんには、まるっと ズバット お見通しだあー !………なんて、冗談だけど アリスが何を企んでいるのかは予想出来るわ。
私がアリスの立場なら……………
閣議決定での話だと、妻は三人までと言う事だから定員オーバーなのよ。
仁くんのような優良物件は、他になかなか見つからないだろうし、何より私も仁くんの事が好きになったから『 妻の座 』は渡さないわ !
だけど、由利子先生の件もあるから、しばらくは自由にさせておくしかないかな。
勇気ちゃん や 瞳ちゃんは、こういった色恋事に疎いから私がしっかりしないとね。
台所から瞳ちゃんが、お盆に『 年越し蕎麦』を持って出て来た。
瞳
「 皆、手を休めてお昼御飯にしようか !
仁が、造ってくれた『 年越し蕎麦』を食べよう。
アリス、冷めないうちに由利子先生とハルト先生を呼んで来てくれないか ?」
アリス
「 了解 ! 軍曹殿 」
敬礼してから先生達を呼びに行くアリス、 かなり日本のアニメや漫画に毒されているなぁ~ …………うん、 悪い娘じゃないのよね。
【 由利子side 】
ハルトと庭掃除をしていたら、アリスが呼びに来たようだ。
アリス
「 兄さん、ユリコ !
お昼御飯ですよぉー あの憧れの『 年越し蕎麦 』ですよ~
兄さんもアニメを見て『食べてみたい 』と言っていた『 年越し蕎麦 』が食べられるなんて最高で~す。」
アリスが、はしゃいでいるけど何のアニメ(漫画)を見たのだろう。
隣のハルトを見ると、ソワソワし始めているわ。
由利子
「 掃除は、ここまでにして『年越し蕎麦』を頂きましょう !
この時期の暖かい蕎麦は、美味しいわよ 」
私は、ハルトの手を取り促した。
ハルト
「 ハハハハ、 とても楽しみですねぇ~
一緒に急いで行きましょう、ユリコ 」
にこやかに微笑むハルトは、やっぱりイケメンだわ。
嫌がりもせずに私の手を握り返したハルトに『 ドキドキ 』してしまった。
焦らない 焦らない
ゆっくり、じっくり外堀を埋めていくのよ、由利子。
今は少しずつ距離を縮めて、来年には…………ウヘヘヘヘヘッ
──ハルトに引かれながら妄想の世界に入りかける由利子先生でした。──
※ 作者より
12月、1月はリアルの仕事が急がしい為に不定期更新になります。
なるべく間を開けないように努力しますが、お許しください。
これからもよろしくお願いいたします。
年内は『 大江戸くん 』を読んで頂き ありがとうございました。
来年も引き続き よろしくお願いいたします。
おかしいですねぇ~
日本では大晦日と呼ばれる今日、大掃除という『 クリーン大作戦』が行われると漫画やアニメで知ってま~す。
なのに大江戸ファミリーは、いつもの簡単な掃除で終わりましたで~す。
もちろん、私も玄関掃除を手伝いましたで~す。
ユウキに聞いてみたのですが、
「 普段、掃除はしているしね。 それに今年は、年越し寒波が来るから
只でさえ寒い村なのに換気で窓を開けていたら風邪を引いてしまうから、
暖かくなった春休みにやることに決まったんだ」
アリス
「 オー それは合理的ですね~ !
私も、そうすることにしますで~す 」
最近は、こちらの大江戸家に居るのが多くなったので、このまま居着くのも面白そうですねぇ~。
【 楓side 】
ジィッーーーー とアリスを観察していたけど、良からぬ事を企んでいるな !
楓ちゃんには、まるっと ズバット お見通しだあー !………なんて、冗談だけど アリスが何を企んでいるのかは予想出来るわ。
私がアリスの立場なら……………
閣議決定での話だと、妻は三人までと言う事だから定員オーバーなのよ。
仁くんのような優良物件は、他になかなか見つからないだろうし、何より私も仁くんの事が好きになったから『 妻の座 』は渡さないわ !
だけど、由利子先生の件もあるから、しばらくは自由にさせておくしかないかな。
勇気ちゃん や 瞳ちゃんは、こういった色恋事に疎いから私がしっかりしないとね。
台所から瞳ちゃんが、お盆に『 年越し蕎麦』を持って出て来た。
瞳
「 皆、手を休めてお昼御飯にしようか !
仁が、造ってくれた『 年越し蕎麦』を食べよう。
アリス、冷めないうちに由利子先生とハルト先生を呼んで来てくれないか ?」
アリス
「 了解 ! 軍曹殿 」
敬礼してから先生達を呼びに行くアリス、 かなり日本のアニメや漫画に毒されているなぁ~ …………うん、 悪い娘じゃないのよね。
【 由利子side 】
ハルトと庭掃除をしていたら、アリスが呼びに来たようだ。
アリス
「 兄さん、ユリコ !
お昼御飯ですよぉー あの憧れの『 年越し蕎麦 』ですよ~
兄さんもアニメを見て『食べてみたい 』と言っていた『 年越し蕎麦 』が食べられるなんて最高で~す。」
アリスが、はしゃいでいるけど何のアニメ(漫画)を見たのだろう。
隣のハルトを見ると、ソワソワし始めているわ。
由利子
「 掃除は、ここまでにして『年越し蕎麦』を頂きましょう !
この時期の暖かい蕎麦は、美味しいわよ 」
私は、ハルトの手を取り促した。
ハルト
「 ハハハハ、 とても楽しみですねぇ~
一緒に急いで行きましょう、ユリコ 」
にこやかに微笑むハルトは、やっぱりイケメンだわ。
嫌がりもせずに私の手を握り返したハルトに『 ドキドキ 』してしまった。
焦らない 焦らない
ゆっくり、じっくり外堀を埋めていくのよ、由利子。
今は少しずつ距離を縮めて、来年には…………ウヘヘヘヘヘッ
──ハルトに引かれながら妄想の世界に入りかける由利子先生でした。──
※ 作者より
12月、1月はリアルの仕事が急がしい為に不定期更新になります。
なるべく間を開けないように努力しますが、お許しください。
これからもよろしくお願いいたします。
年内は『 大江戸くん 』を読んで頂き ありがとうございました。
来年も引き続き よろしくお願いいたします。
0
お気に入りに追加
27
あなたにおすすめの小説
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
全力でおせっかいさせていただきます。―私はツンで美形な先輩の食事係―
入海月子
青春
佐伯優は高校1年生。カメラが趣味。ある日、高校の屋上で出会った超美形の先輩、久住遥斗にモデルになってもらうかわりに、彼の昼食を用意する約束をした。
遥斗はなぜか学校に住みついていて、衣食は女生徒からもらったものでまかなっていた。その報酬とは遥斗に抱いてもらえるというもの。
本当なの?遥斗が気になって仕方ない優は――。
優が薄幸の遥斗を笑顔にしようと頑張る話です。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

【完結】ぎゅって抱っこして
かずえ
BL
幼児教育学科の短大に通う村瀬一太。訳あって普通の高校に通えなかったため、働いて貯めたお金で二年間だけでもと大学に入学してみたが、学費と生活費を稼ぎつつ学校に通うのは、考えていたよりも厳しい……。
でも、頼れる者は誰もいない。
自分で頑張らなきゃ。
本気なら何でもできるはず。
でも、ある日、金持ちの坊っちゃんと心の中で呼んでいた松島晃に苦手なピアノの課題で助けてもらってから、どうにも自分の心がコントロールできなくなって……。

廃妃の再婚
束原ミヤコ
恋愛
伯爵家の令嬢としてうまれたフィアナは、母を亡くしてからというもの
父にも第二夫人にも、そして腹違いの妹にも邪険に扱われていた。
ある日フィアナは、川で倒れている青年を助ける。
それから四年後、フィアナの元に国王から結婚の申し込みがくる。
身分差を気にしながらも断ることができず、フィアナは王妃となった。
あの時助けた青年は、国王になっていたのである。
「君を永遠に愛する」と約束をした国王カトル・エスタニアは
結婚してすぐに辺境にて部族の反乱が起こり、平定戦に向かう。
帰還したカトルは、族長の娘であり『精霊の愛し子』と呼ばれている美しい女性イルサナを連れていた。
カトルはイルサナを寵愛しはじめる。
王城にて居場所を失ったフィアナは、聖騎士ユリシアスに下賜されることになる。
ユリシアスは先の戦いで怪我を負い、顔の半分を包帯で覆っている寡黙な男だった。
引け目を感じながらフィアナはユリシアスと過ごすことになる。
ユリシアスと過ごすうち、フィアナは彼と惹かれ合っていく。
だがユリシアスは何かを隠しているようだ。
それはカトルの抱える、真実だった──。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる