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中学生 編
期末試験 ⑨
しおりを挟む某 ファミリーレストラン
【 秋奈side 】
私達四人は、情報交換の為に集まっていた。
伊予
「 深雪も博子と同じだったかぁ~
男は男でも二次元の男とは、予想外だったよ 」
今日子
「 あの二人が夢中になるくらいだから面白そうではあるんだけど、ゲームのハード機械は持って無いのよね。 」
聖子
「 アンタ達の彼氏も持ってないか確認したら ?
私の彼氏の政雄や秋奈の彼氏の和彦は、それぞれハードの『DS』を持っているのは知っているから、後で借りる事にするわ 」
伊予
「 私も博人に聞いてみるわ 」
今日子
「 私も信敏に聞いて見るけど、ソフトが二本だけだと二人しか遊べないよね」
聖子
「 ダウンロードでゲームが買えるみたいだし『 お試し版 』は無料だから
『 お試し版』でプレイしてから考えれば良いんじゃないの ? 」
この時、私達四人は軽く考えていた事を後悔した。
あの二人が夢中になるゲームに、私達も夢中に成るのに時間はかからなかった。
母よ、 貴女の言う事は正しかった !
『 恋・バト』のスタッフは、頭が おかしいよ !!!!!!
翌日、期末試験 最終日 『 理科 』『 社会 』
【 由利子side 】
深雪や博子が、スッキリした表情で登校してきた時は『 ホッ 』としたのに……………………。
次は、お前達かぁーーーー !!!!
四人が眠たそうに登校してきたのだ。
案の定、『理科 』『社会』の期末試験をほとんど爆睡していた。
名前などは書いていたから『 0点 』は無いだろうが、赤点・補習授業だけは勘弁して欲しい !
受ける生徒も嫌だろうが、授業をする教師も嫌なんだよ !
『クリぼっち 』を補習授業で解消しても嬉しくないんだよ !
期末試験の後の採点で、ギリギリ ギリギリ 全員、赤点を取らなかった事に『 ホッ 』とした私が居た。
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