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中学生 編
宿泊学習 After...②
しおりを挟む【由利子side 】
…………すっかりバスの中で寝てしまったなぁ 😓
ハルトに 任せきりに成ってしまったが 怒るどころか心配されてしまった
社会人としても 教育者としても 乙女としても 反省点が 多すぎるなぁ
トボトボと歩いて大江戸ファミリーが待つ家に帰る………車は 居眠り😪運転が 心配の為、学園に置いてきた
グゥーー …………腹が鳴った
由利子
「 そう言えば 朝食も昼食も食べて無かったなぁ~ 😖 」
家に着く頃には すっかり暗く成っていた
玄関を開けると 煮魚なのか良い匂いがした
「「「「 おかえりなさい」」」」
由利子
「 ただいま 」
……………待っている人が いるというのは良いものだなぁ~
一人暮らし していた時は 寂しい時もあったが 村長の提案に乗って良かったなぁ
楓
「 ご飯にする ? お風呂にする ? それとも『 ワ・タ・シ 』😘 」
ポカッ
楓
「 痛いよぉ~ 」
瞳
「 悪ふざけが過ぎるぞ ! 」
勇気
「 まあ まあ それより御飯にしようよ 」
そうして 食卓に付くと 仁が オカズである『 秋刀魚の煮付け 』を用意していた
正直 塩焼きの方が好みだったが 『 煮付け 』も旨そうだなぁ
席に付くと
勇気
「 由利子先生 ビールは飲む ? 」
由利子
「 ゴクッ………頼めるか ! 」
冷えたビールが 用意され 皆のごはん や 味噌汁が用意された
「「「「「 いただきます 」」」」」
ゴクッ ゴクッ ゴクッ ビールを飲むが 空きっ腹には 効くなぁ~
さっそく 『 秋刀魚の煮付け 』に箸をつけて 一口食べてみた
由利子
「 ………美味しい………美味しいなぁ 」
味噌汁の良い匂いが気になり……
由利子
「 今日の味噌汁の『 具 』は何だ ? 」
勇気
「『 南瓜』のお味噌汁だよ 」
ゴクッ………それも旨そうだなぁ
由利子
「 私にも 味噌汁を貰えるか ? 」
仁
「 僕が よそってくるよ 」
仁が 台所に行き 直ぐに味噌汁をお盆にのせて持ってきた
ゴクッ ゴクッ 味噌汁を飲んだ後、南瓜を一口食べてみた
由利子
「 ……旨いなぁ 」
腹が減っているだけが理由だけでは無く 本当に 旨い
おかげで ビールが すすむ すすむ………明日は 休みだから心置きなく呑んだ
【 勇気side 】
由利子先生は あれから『 秋刀魚の煮付け 』を綺麗に食べた後 お味噌汁を 御代わりして 缶ビールを 三本飲んだ後 そのまま寝てしまった
起こすのも可哀想なので 毛布を掛けて 僕達は 後片づけをした
由利子先生………おやすみなさい
部屋の電気を消し 僕達はそれぞれの部屋に戻った
応援ありがとうございます!
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