【完結】大江戸くんの恋物語

中学生 編

お墓参り

[仁side]

    新盆と いうことで お墓参りに 来ている
最初は 僕と 祖母だけで 行く予定だったのだけど
皆（ 勇気、瞳、楓）が 家族になる（予定）のだから
挨拶したいと いうことで 皆で 行くことになった

   やはり墓参りだからなのか 皆、静かだ
お盆のせいか 霊園は結構 人がいる

    『 大江戸家』の お墓の周りを 手分けして掃除
した
    普段 賑にぎやかな皆が なにも喋しゃべらずに黙々と 掃除している

   掃除も終わり 御花 と お供え物を 備えた時に お坊様が いらっしゃった

   お坊様の お経が 始まり皆が手を合わせた


   父さん、母さん、  僕は 元気で やっているよ
この娘達は 僕の お嫁さん（予定）だって  ！

   皆 とても優しい女の子達で 僕も 頑張って彼女達と
幸せになるね

   だから 天国で 安心して見守って下さい








[ 勇気side]


   初めまして
僕は 霞ヶ浦かすみがうら 勇気 です

   ジン…………仁くんの 恋人で 近い将来 『お嫁さん』に
なります
  仁くんと 皆で 幸せな家族を つくるので 見守って
下さい
   お義父さん  お義母さん     よろしくお願いします




[ 瞳side]

    初めまして
お義父様  お義母様

   私は 北浦きたうら 瞳 です
現在、仁………仁くんの恋人で 近い内に『妻』に なる
予定です

   仁くんは 私が………私達が 必ず幸せにするので 安心して 天国で 見守ってくれ………下さい





[楓side]

    初めまして
お義父様   お義母様

   私は 利根川とねがわ 楓 と言います
仁くんとは 恋人同士で あと数年で お嫁さんに なります
   仁くんと 幸せな家庭を築くので 暖かく見守って下さい




[仁side]


    どのくらい時間が たったのだろうか
お坊様の お経が終わり 祖母が お礼をしている時に





   〝  頑張って 皆と 幸せになりなさい  〞


   父さん  母さん  の声が 聞こえた気がした

   ありがとう   僕、頑張るよ  ！
僕は 彼女達を 見ながら天国にいる両親に誓った