【完結】大江戸くんの恋物語

月影 流詩亜(旧 るしあん)

文字の大きさ
上 下
27 / 290
中学生 編

閑話 聖子と秋奈の 内緒話

しおりを挟む

   昨夜は 聖子の部屋で遅くまで おしゃべり していたらしい
    二人が ほぼ同時に起きてきた

「「 おはよう 」」

   顔を 洗い  ケトルで お湯を沸かして インスタントコーヒーを いれた

聖子
「 ミルクが ないから牛乳で いいかなぁ 」

秋奈
「 うん   いいよぉ    砂糖は 無し でお願い  」

聖子
「 了解  !  私も 同じにし~よっとぉ 」

   二人で モーニングコーヒーを 飲みながら また
勇気達のことを 話し始めた


聖子
「 ねえねえ   昨夜は なにかあったかなぁ 」

秋奈
「 なにも ないでしょう  !
由利子先生も 一緒だし 何だかんだで あの三人は
ヘタレ だからね  」

聖子
「 そうだよねぇ~      先に 勇気が 大人の階段を上ったんじゃないかと 考えちゃったぁ~  」

秋奈
「 それこそ ありえないよぉ~
勇気は 『 お子ちゃま 』だから せいぜい 手を繋ぐ位が
関の山でしょう 」

聖子
「 瞳は 堅物だし   楓は 『口だけ番長』だから 進展は
ないかぁ~  」

秋奈
「 それより 由利子先生の方が 危険よ   !
ナンパ に失敗したでしょうから 自棄やけを起こして 仁くんを 襲うことも あり得るでしょう
    既成事実さえ作れば 結婚まで まっしぐらでしょう 」

聖子
「 いくら 由利子先生でも そこまでは……………しないよね 」

 秋奈
「……………………………………かなり 追い詰められてるから
わからないよ
   大台(30代)になる前に 結婚したいと 愚痴って
いたからね
   親友 二人に先を越されているから 焦りから 何を
するか わからないよ 」


聖子  秋奈
「「…………………………………」」


聖子
「 教師としての 先生を信じよう 」

秋奈
「 そうだよね  仮にも教師なんだから 煩悩ぼんのうで 行動しないよね 」


聖子  秋奈
「「…………………………………」」

聖子
「 とっ   ところでさ  また、いつものメンバーで
集まるんでしょう 」

秋奈
「 伊予 や 今日子に メールしとく
いつもの ファミレス で いいよね ! 」

聖子
「 あそこしか 格安で おしゃべり出来る所が
ないから いいでしょう 」

秋奈
「 了解   メールしとく  」

   こうして 朝が過ぎていくのでした
しおりを挟む
感想 125

あなたにおすすめの小説

手が届かないはずの高嶺の花が幼馴染の俺にだけベタベタしてきて、あと少しで我慢も限界かもしれない

みずがめ
恋愛
 宮坂葵は可愛くて気立てが良くて社長令嬢で……あと俺の幼馴染だ。  葵は学内でも屈指の人気を誇る女子。けれど彼女に告白をする男子は数える程度しかいなかった。  なぜか? 彼女が高嶺の花すぎたからである。  その美貌と肩書に誰もが気後れしてしまう。葵に告白する数少ない勇者も、ことごとく散っていった。  そんな誰もが憧れる美少女は、今日も俺と二人きりで無防備な姿をさらしていた。  幼馴染だからって、とっくに体つきは大人へと成長しているのだ。彼女がいつまでも子供気分で困っているのは俺ばかりだった。いつかはわからせなければならないだろう。  ……本当にわからせられるのは俺の方だということを、この時点ではまだわかっちゃいなかったのだ。

幼馴染みのメッセージに打ち間違い返信したらとんでもないことに

家紋武範
恋愛
 となりに住む、幼馴染みの夕夏のことが好きだが、その思いを伝えられずにいた。  ある日、夕夏のメッセージに返信しようとしたら、間違ってとんでもない言葉を送ってしまったのだった。

【完結】異世界転生した先は断罪イベント五秒前!

春風悠里
恋愛
乙女ゲームの世界に転生したと思ったら、まさかの悪役令嬢で断罪イベント直前! さて、どうやって切り抜けようか? (全6話で完結) ※一般的なざまぁではありません ※他サイト様にも掲載中

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~

恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」 そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。 私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。 葵は私のことを本当はどう思ってるの? 私は葵のことをどう思ってるの? 意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。 こうなったら確かめなくちゃ! 葵の気持ちも、自分の気持ちも! だけど甘い誘惑が多すぎて―― ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~

おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。 どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。 そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。 その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。 その結果、様々な女性に迫られることになる。 元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。 「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」 今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

悪役令嬢カテリーナでございます。

くみたろう
恋愛
………………まあ、私、悪役令嬢だわ…… 気付いたのはワインを頭からかけられた時だった。 どうやら私、ゲームの中の悪役令嬢に生まれ変わったらしい。 40歳未婚の喪女だった私は今や立派な公爵令嬢。ただ、痩せすぎて骨ばっている体がチャームポイントなだけ。 ぶつかるだけでアタックをかます強靭な骨の持ち主、それが私。 40歳喪女を舐めてくれては困りますよ? 私は没落などしませんからね。

よくできた"妻"でして

真鳥カノ
ライト文芸
ある日突然、妻が亡くなった。 単身赴任先で妻の訃報を聞いた主人公は、帰り着いた我が家で、妻の重大な秘密と遭遇する。 久しぶりに我が家に戻った主人公を待ち受けていたものとは……!? ※こちらの作品はエブリスタにも掲載しております。

処理中です...