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中学生 編
閑話 聖子と秋奈の 内緒話
しおりを挟む昨夜は 聖子の部屋で遅くまで おしゃべり していたらしい
二人が ほぼ同時に起きてきた
「「 おはよう 」」
顔を 洗い ケトルで お湯を沸かして インスタントコーヒーを いれた
聖子
「 ミルクが ないから牛乳で いいかなぁ 」
秋奈
「 うん いいよぉ 砂糖は 無し でお願い 」
聖子
「 了解 ! 私も 同じにし~よっとぉ 」
二人で モーニングコーヒーを 飲みながら また
勇気達のことを 話し始めた
聖子
「 ねえねえ 昨夜は なにかあったかなぁ 」
秋奈
「 なにも ないでしょう !
由利子先生も 一緒だし 何だかんだで あの三人は
ヘタレ だからね 」
聖子
「 そうだよねぇ~ 先に 勇気が 大人の階段を上ったんじゃないかと 考えちゃったぁ~ 」
秋奈
「 それこそ ありえないよぉ~
勇気は 『 お子ちゃま 』だから せいぜい 手を繋ぐ位が
関の山でしょう 」
聖子
「 瞳は 堅物だし 楓は 『口だけ番長』だから 進展は
ないかぁ~ 」
秋奈
「 それより 由利子先生の方が 危険よ !
ナンパ に失敗したでしょうから 自棄を起こして 仁くんを 襲うことも あり得るでしょう
既成事実さえ作れば 結婚まで まっしぐらでしょう 」
聖子
「 いくら 由利子先生でも そこまでは……………しないよね 」
秋奈
「……………………………………かなり 追い詰められてるから
わからないよ
大台(30代)になる前に 結婚したいと 愚痴って
いたからね
親友 二人に先を越されているから 焦りから 何を
するか わからないよ 」
聖子 秋奈
「「…………………………………」」
聖子
「 教師としての 先生を信じよう 」
秋奈
「 そうだよね 仮にも教師なんだから 煩悩で 行動しないよね 」
聖子 秋奈
「「…………………………………」」
聖子
「 とっ ところでさ また、いつものメンバーで
集まるんでしょう 」
秋奈
「 伊予 や 今日子に メールしとく
いつもの ファミレス で いいよね ! 」
聖子
「 あそこしか 格安で おしゃべり出来る所が
ないから いいでしょう 」
秋奈
「 了解 メールしとく 」
こうして 朝が過ぎていくのでした
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