【完結】大江戸くんの恋物語

中学生 編

これも 青春 ？

[勇気side]

   下校時間になって 四人が帰ってきた
かなり 絞られたらしく げっそりしていた

「 皆  大丈夫なの   ？
かなり  やつれているけど 」


「 大丈夫じゃないよぉ   ！  あんなに 怒らなくたって
いいじゃないのぉ  」

「そうだよ    反省文を 書かされた上に 資料室の
整理まで やらされたわ  」

「 ウッウウ   お腹が 減ったよぉ    昼御飯抜きは
やり過ぎだよぉ   ！ 」

「 私なんて 完全に トバっちりじゃないのよ
事実を 言っただけなのにぃ   ！ 」

   伊予、聖子、秋奈、今日子が 文句を 言っていた


「 まぁまぁ    とりあえず 今日は 大人しく帰った方が
良いんじゃないの
   幸い 今日は『 No 部活 day 』なんだし  また やらかす前に 帰ろうか 」

   四人は すごすごと 帰って行った

   
   さぁ 僕達も 帰ろうか
「 ジン、楓、瞳  帰ろうよ 」

 
    僕達は 四人で 楽しく帰って行った
今日   先生達は 職員会議が 有って 遅くなるらしい

   帰り道 クレープを 買って 互いに食べさせ合いながら
帰った

   ジンとの 間接キスでも 幸せに なるんだなぁ



[由利子side]


    思っていたより 会議が 延びてしまった
お腹が 減ったなぁ     田舎だから 店も閉まっているし
なにか 食べる物が あるといいなぁ

   帰ると 食べないで 待っていて くれた

おぉー    ちらし寿司だ   ！
   錦糸玉子に イクラが 散らしてあって 食欲をさそう

   うん  ビールを 飲みたいが 子供達に 合わせて
我慢しよう
   吸い物は インスタントだが 三つ葉が はいっている
から 豪華に みえる

   やはり 大勢で 食べる御飯は 旨いなぁ
この子達は きっと 幸せな家庭を築くのだろう………



    私の 王子様は…………幸せは………………
いつ くるのだろう
   村長   頼みますよ！   本気で頼みますよ ！



[瞳side]


   なんか 由利子先生が 涙を流しながら 食べているけど
そんなに お腹が 減っていたのかな

   教師も 大変みたいだな    普段 ちゃらんぽらんに
みえても やるべき事は やっているんだなぁ

   由利子先生を 少し見直した 私がいた