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中学生 編

平和な朝

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[ 瞳side]

   あれから 一晩が 過ぎた
朝 起きていったら 既に 仁、勇気、楓、が 朝食の用意
をしていた

「 おはよう     私が 一番 最後か  
先生は 外で体操でも しているのか  ? 」
   私が 聞くと

「 由利子先生は まだ部屋で 寝ているよ
合宿の時も そうだったけど 寝起き と 寝相(ねぞう)が 悪いから 気をつけてっと………寝相が 悪いのは
旅行で 覚えているよね 」
   勇気が 笑いながら言った

   朝食を テーブルに 並べていると 先生が起きてきた

「 ファぁぁ    おはよう…………いい匂いね
お味噌汁の 匂いで起きたわ……………

   あら   オカズも 美味しそうだね   誰が 造ったのかな
『魚の干物』『卵焼き』『お浸し』  和食ね 」

「 僕と ジン と 楓ちゃんの 三人で 造ったんだよ
次からは 先生も 食事当番を やるの   ? 」
   勇気が 聞くと


「 いや  私は 止めておこう  
料理は 苦手なんだ かえって邪魔になってしまう 」

「 じゃあね   掃除当番 と 洗濯当番  どちらを やるのぉ
まさか どちらも やらないとは いわないよね   ! 」
   勇気が ジト目で 見ながら聞いている


「 すっ スマン     掃除も 苦手だし  それに教師の仕事も
結構 いそがしいんだ  免除してくれると 助かる 」


「「 えっえぇー  」」
勇気 と楓が 呆れて声を出した

「 その代わりと言ってはなんだが 食費を 大目にだそう   !    たまには 外食も おごろう
頼む     これで 勘弁してくれ   ! 」


   手を合わせて 頼む 由利子先生を見て 改めて
ああは成るまい ……と 心に 誓った


[ 由利子side]

   うっ 旨いなぁ
子供達が 造った朝食だが とても美味しい

   教師の威厳が………………不味いなぁ
なんとか 汚名返上   名誉挽回  しないと 私の立場が……

   私は 朝食を食べながら 考え続けた


[楓side]

「「「「「  いってきます 」」」」」

   皆で 学校に 向かった

   先生は 先に車で 行ってしまった

   仁くんと 皆で イチャイチャ しながら 歩いていく
先生が 見ていない内に スキンシップを 取って おこう
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