【完結】大江戸くんの恋物語

中学生 編

勇気の帰宅 と 由利子先生の………

[ 勇気side]


   はぁ  はぁ  僕は 今  家に向かって走っている
やっと 合宿が 終わったけど  聖子や 秋奈が 言っていた
事が 気になっていた


   合宿を サボっていた二人が 戻るなり爆弾を 落とした
んだ

「 仁くんと 瞳  とっても良い雰囲気だったよ
勇気も うかうかしてられないねぇ  」

「 そう  そう   今夜は 二人だけだし 一気に進んじゃう
かもしれないね  」


   聖子 と 秋奈に 言われた時 『ズキッ』と 胸が痛んだ
気がした

「 いい加減にしろ   ！    真面目に練習している勇気を
からかうな   ！ 」
   由利子先生に 拳骨を落とされた二人は 練習を 追加されて『 ヒーヒー』言って練習をしていた為 それ以上
聞けなかったけど 僕の頭は ジン の事でいっぱいだった

   そんな 僕を見兼ねたのか  次の朝
「 勇気  ！  あんたは もう 上がっていいわよ
仁くんに よろしくね  ！ 」
   由利子先生が ウインク😉✨して 送り出してくれた


   



   やっと 玄関に着いた

「ただいまぁー   ！      ジン   いるぅー   ！」
返事も きかずに ジンを 探していた

「 お帰り  ユウキ     ずいぶん 早かったね 」

   ジンの 姿を見た瞬間 僕は 抱き締めていた
たった 二日会えなかっただけなのに とても寂しかった

   僕は ジンに抱き着着ながら キスを値だろうとしたら

「 ゲフン  ゲフン    あっー   私も いるんだが  忘れてないか   ？ 」
   瞳ちゃんが 笑いながら 僕達を 見ていた


「 なら 瞳 も ジンと キスをする   ？ 」
紅くなる 瞳 を見て 僕は確信した

   瞳 も ジンと キスをしたんだ
正直 複雑な気分だったけど 僕達 三人は ジンの『お嫁さん 』に 成るんだから 良いんだと 自分に言い聞かせた
 


「 ただいまぁ …………あれ  ？   勇気ちゃん  早かったね」
   楓 も 帰ってきた

   これから 僕達は 本当に家族に なっていく………
そんな 気がした



[ 由利子side]


   私は 今 阿保 二人をシゴイテいる
サボらなければ こんなこと しなくていいのに
全く 懲りないんだから   ！


   勇気だけじゃなくて この二人にも 彼氏（候補）が いるらしい
……………………………………………………………………！



   ウガァ    世の中 不公平だぁ   ！
なんで 私だけ 男がいないのよぉ

   神は死んだ   ！   生きているなら 呪ってやる  ！
私の目には 涙が 浮かんでいた