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中学生 編
ボーイミーツガール ⑩
しおりを挟む[楓side]
私は 家に着いてから 瞳ちゃんに 相談した
「 瞳ちゃん どうしよう~
勇気ちゃんが 思っていたより強敵だよー」
そんな 私を ヤレヤレという感じで
「 落ち着け お前は 何か 勘違いをしているんじゃ
ないか
昔なら いざ知らず 現代は 一夫多妻で 一人だけしか
選ばれないわけでは ないんだ
いずれ 私達は 家族に成るのだから ライバル視
するのではなく 皆で仲良くすることを考えるべき
だろう 」
そうだ あまりにも アマーい雰囲気を出していた
勇気ちゃん達に 当てられて 忘れてしまっていた
閣議決定で 『一夫多妻』が 決まったからには
数年後には 正式に法制化するだろう
それほど この国の 少子化問題は 深刻化しているの
だと 聞いていた
なら 私達も 勇気ちゃんに負けない位 ラブラブ
すれば いいんだ
よし ! 明日から とはいわず 今から仁くんに
突撃しよう
善は急げ と いうしね
[ 瞳side]
唖々は 言ったものの 私も 勇気 と 仁 の雰囲気に
当てられて 心配していた
だけど 楓が 騒いでいたおかげで 冷静になれた
私も 楓に まけないように 積極的に アピールしないと いけないな
[勇気side]
ごはん ごはーん !
今 僕は ジンと 晩御飯を 作っている
基本的に 瞳は 料理ができない
なので 御飯や オカズをつくるのは 僕と 楓と ジンが つくる
楓 や 瞳 が掃除や洗濯を している間に 僕達は 料理を
作っていた
今晩の オカズは しょうが焼き と ポテトサラダだ
ジンの 造る しょうが焼きは 少し甘めで 僕の
好きな味付けだ
僕達は 相性バッチリだね エッヘヘ♡
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