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プロローグ
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彼が創り出す建築物は、斬新なデザインだけと、どこか古風な感じがする。
だからか、場違いだと思う所に建てても、昔からそこにあるかのようにすぐに溶け込み、同化する。
わたしはそんな彼のデザインが大好き。
彼が創り出す建築物をずっと側で見ていたい。
わたしが彼のデザインに惚れ込んだのは大学のゼミの時だった。
院生の彼が描くデザインが、ゼネコンの設計士のデザインより評価され、美術館や大型ショッピングセンターなどの建築物になった。
彼が大学院を卒業する時に後輩のわたしも大学を卒業した。
大学院には進学せず、彼を追いかけて、彼と同じゼネコンの採用切符をもぎ取った。
大学3年でゼミに入ってから、ずっと彼の側にいた。
付き合ってるわけじゃないけど、同士。
ずっと2人で同じ道を歩いて行くと思ってた。
あの日までは。
だからか、場違いだと思う所に建てても、昔からそこにあるかのようにすぐに溶け込み、同化する。
わたしはそんな彼のデザインが大好き。
彼が創り出す建築物をずっと側で見ていたい。
わたしが彼のデザインに惚れ込んだのは大学のゼミの時だった。
院生の彼が描くデザインが、ゼネコンの設計士のデザインより評価され、美術館や大型ショッピングセンターなどの建築物になった。
彼が大学院を卒業する時に後輩のわたしも大学を卒業した。
大学院には進学せず、彼を追いかけて、彼と同じゼネコンの採用切符をもぎ取った。
大学3年でゼミに入ってから、ずっと彼の側にいた。
付き合ってるわけじゃないけど、同士。
ずっと2人で同じ道を歩いて行くと思ってた。
あの日までは。
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