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交際0日で夫婦
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「伽音がアメバドアの相沢大翔社長と交際してたなんて!!籍をすぐに入れるのは構わないです!!娘を貰って下さりありがとうございます!!」
わたしが社長を連れて実家に帰ると、社長を見た両親は固まる。
そして、社長が『伽音さんと結婚させて頂きたいのですがよろしいでしょうか』と話したら、両親は大興奮し、大喜びしていた。
わたしは社長の顔どころか名前も知らなかったのに、わたしの両親は社長の事を知っていた。
リビングに社長を招き入れ、嬉しそうに婚姻届の証人欄に名前を記入する父。
母も終始にこやかだった。
15分ほど実家に滞在し、すぐに東京へとんぼ返りする。
「社長の父親がBAR 月光のマスターだったなんて……」
社長の両親に挨拶に伺わなくていいのかと社長に尋ねたら、母親は大学生の時に亡くなり、父親はまさかのBAR月光のマスターで、事前に婚姻届の証人欄にサインを貰ってるから行かないでいいと言われた。
東京に戻ってからすぐに渋谷区役所へ婚姻届を提出しに行き、わたしは交際0日で社長の奥さんになった。
「君……伽音の家に行って、必要な物だけ家に運ぼうか」
「エッ?」
「結婚したんだから一緒に暮らすのは当たり前だろ」
婚姻届を提出した後、社長がわたしの住んでいる賃貸マンションに向かう。
社長だからわたしの住んでいるところは事前に調べて知っていて、着いたらマンションの前に引っ越し業者がいた。
「パソコン類と衣類ぐらいで後は処分だからすぐに終わるだろう」
引っ越し業者を連れてわたしの部屋に入り、社長が必要な物と必要ではない物を分別し始めた。
「地味目の服は全て処分。伽音は週明けからは社長夫人なんだから、週明けからは新しく立ち上げるアメバ動画に部署を異動して俺の補佐をしてくれ」
「はっ、聞いてない!!社長と結婚してるなんて公示しないでよ。仕事がやりにくいなる」
「伽音は常に俺の横に置く。決定事項だ。……パソコンと音響機器等とまともな衣類以外は全て処分だな」
お気に入りのグッズや本類と化粧品は社長宅に持っていくけど、ベッドと布団、食器に調理器具、ソファーなどは全て処分する事になった。
「俺の家にある。必要ない」
使い慣れたお気に入りを手放す事になり、悲しかった。
住みなれたマンションを出て、オフィスビルの側にあるタワーマンションの最上階に連れてこられた。
リビングダイニングがかなり広い、6LDKの425平米の5億円を超える豪邸に社長は住んでた。
引っ越し業者が社長宅にわたしの私物を運び終えたのが18時過ぎで、片付けはせずに社長に連れられタクシーで銀座へ向かう。
銀座にあるハリー・ウィンストンで500万円もする結婚指輪を購入し、リングの周りがダイヤで輝いてる指輪を左手薬指にはめられ失神しそうだった。
結婚指輪を購入した後、昨日の夜に泊まってたグランドプリンセスホテルへ行き、最上階のフレンチ料理の店でコース料理を頂き、今日も昨日と同じスイートルームの部屋に泊まる。
社長は女性を抱くのがお上手で、キス1つで思い通りにされてしまうわたしは、明け方まで社長に抱かれ翻弄されてしまった。
わたしが社長を連れて実家に帰ると、社長を見た両親は固まる。
そして、社長が『伽音さんと結婚させて頂きたいのですがよろしいでしょうか』と話したら、両親は大興奮し、大喜びしていた。
わたしは社長の顔どころか名前も知らなかったのに、わたしの両親は社長の事を知っていた。
リビングに社長を招き入れ、嬉しそうに婚姻届の証人欄に名前を記入する父。
母も終始にこやかだった。
15分ほど実家に滞在し、すぐに東京へとんぼ返りする。
「社長の父親がBAR 月光のマスターだったなんて……」
社長の両親に挨拶に伺わなくていいのかと社長に尋ねたら、母親は大学生の時に亡くなり、父親はまさかのBAR月光のマスターで、事前に婚姻届の証人欄にサインを貰ってるから行かないでいいと言われた。
東京に戻ってからすぐに渋谷区役所へ婚姻届を提出しに行き、わたしは交際0日で社長の奥さんになった。
「君……伽音の家に行って、必要な物だけ家に運ぼうか」
「エッ?」
「結婚したんだから一緒に暮らすのは当たり前だろ」
婚姻届を提出した後、社長がわたしの住んでいる賃貸マンションに向かう。
社長だからわたしの住んでいるところは事前に調べて知っていて、着いたらマンションの前に引っ越し業者がいた。
「パソコン類と衣類ぐらいで後は処分だからすぐに終わるだろう」
引っ越し業者を連れてわたしの部屋に入り、社長が必要な物と必要ではない物を分別し始めた。
「地味目の服は全て処分。伽音は週明けからは社長夫人なんだから、週明けからは新しく立ち上げるアメバ動画に部署を異動して俺の補佐をしてくれ」
「はっ、聞いてない!!社長と結婚してるなんて公示しないでよ。仕事がやりにくいなる」
「伽音は常に俺の横に置く。決定事項だ。……パソコンと音響機器等とまともな衣類以外は全て処分だな」
お気に入りのグッズや本類と化粧品は社長宅に持っていくけど、ベッドと布団、食器に調理器具、ソファーなどは全て処分する事になった。
「俺の家にある。必要ない」
使い慣れたお気に入りを手放す事になり、悲しかった。
住みなれたマンションを出て、オフィスビルの側にあるタワーマンションの最上階に連れてこられた。
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