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シンデレラはトップ歌い手 side 遥輝
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プレミアハイアットホテル最上階にあるBARのVIPルーム。
久しぶりに中高一貫校時代の大先輩3人とその奥さんと飲みニケーションしにきた。
「ツバサが鷹司財閥の御令嬢って知られたら人気低迷に繋がりかねないよな」
「ですね、ツバサ、私大ファンです。従姉妹に世界的アーティストがいたなんて、びっくりです!!」
アーティストはクリーンなイメージが大事。
羽島涼真の奥さんで鷹司の血を引く結衣さんが凛子の存在に驚く。
鷹司財閥で唯一まともだった後継者、結翔氏の隠し子な彼女。
凛子の父親に両親を殺されたという因果関係があるが、凛子の置かれている立場を知り、同情してくれてる。
「……鷹司財閥、潰せば?」
「翔琉くん、そう簡単に財閥解体しないから」
絶対に敵に回したらいけない日本3大財閥の1つ岩瀬財閥光星グループの岩瀬翔琉。
奥さんの伽乃さんを溺愛し、奥さんを傷つけた古河財閥と吉川財閥、麻生財閥を解体させた。
「部屋に監禁は安全かもしれませんが、さすがに半年はキツいですよ。美容院にも行きたいと思いますし、ランチとか行きたいと思いますよ」
同じ境遇なのもあり、結衣さんと伽乃さんはランチに行ったりしているらしい。
「遥輝くんの友達の奥さんとランチ会ですか?」
岩瀬先輩に強引に計画され、凛子をランチ会に送り出す。
ランチというよりスイーツ重視のアフタヌーンティー。
メンバーは凛子と同じ境遇の財閥御令嬢。
だから、分かり合える事があると思うが、初対面で食事を共にするのはキツいと思う。
凛子がトップアーティストのツバサだという事は知らないふりをお願いした。
防弾仕様のフロントガラスのBMWで送迎し、ボディーガードに常に回りを囲まれ、移動する。
「財閥の御夫人って常に命を狙われてるんですね……」
結衣さんと伽乃さんは特殊だと思われる。
ここまでするかっていうぐらいの警備に凛子は戸惑っていた。
鷹司財閥の次期総帥だった結翔氏を殺害したのが実の父親。
結翔氏の隠し子の結衣さんとランチに、かなり恐縮していた。
凛子の父、光雄は結衣さんの母親も殺害した。
娘の凛子には罪はないと、実の父と継母に虐げられて育った凛子に結衣さんは同情してくれている。
凛子と同じく継母に酷い扱いを受けていた伽乃さんも、凛子の境遇を自分と重ね親身になってくれてる。
六本木にあるザ・リット・カルトンホテルのアフタヌーンティーから帰ってきた凛子。
次の約束も取り次いだらしく、嬉しそうだった。
久しぶりに中高一貫校時代の大先輩3人とその奥さんと飲みニケーションしにきた。
「ツバサが鷹司財閥の御令嬢って知られたら人気低迷に繋がりかねないよな」
「ですね、ツバサ、私大ファンです。従姉妹に世界的アーティストがいたなんて、びっくりです!!」
アーティストはクリーンなイメージが大事。
羽島涼真の奥さんで鷹司の血を引く結衣さんが凛子の存在に驚く。
鷹司財閥で唯一まともだった後継者、結翔氏の隠し子な彼女。
凛子の父親に両親を殺されたという因果関係があるが、凛子の置かれている立場を知り、同情してくれてる。
「……鷹司財閥、潰せば?」
「翔琉くん、そう簡単に財閥解体しないから」
絶対に敵に回したらいけない日本3大財閥の1つ岩瀬財閥光星グループの岩瀬翔琉。
奥さんの伽乃さんを溺愛し、奥さんを傷つけた古河財閥と吉川財閥、麻生財閥を解体させた。
「部屋に監禁は安全かもしれませんが、さすがに半年はキツいですよ。美容院にも行きたいと思いますし、ランチとか行きたいと思いますよ」
同じ境遇なのもあり、結衣さんと伽乃さんはランチに行ったりしているらしい。
「遥輝くんの友達の奥さんとランチ会ですか?」
岩瀬先輩に強引に計画され、凛子をランチ会に送り出す。
ランチというよりスイーツ重視のアフタヌーンティー。
メンバーは凛子と同じ境遇の財閥御令嬢。
だから、分かり合える事があると思うが、初対面で食事を共にするのはキツいと思う。
凛子がトップアーティストのツバサだという事は知らないふりをお願いした。
防弾仕様のフロントガラスのBMWで送迎し、ボディーガードに常に回りを囲まれ、移動する。
「財閥の御夫人って常に命を狙われてるんですね……」
結衣さんと伽乃さんは特殊だと思われる。
ここまでするかっていうぐらいの警備に凛子は戸惑っていた。
鷹司財閥の次期総帥だった結翔氏を殺害したのが実の父親。
結翔氏の隠し子の結衣さんとランチに、かなり恐縮していた。
凛子の父、光雄は結衣さんの母親も殺害した。
娘の凛子には罪はないと、実の父と継母に虐げられて育った凛子に結衣さんは同情してくれている。
凛子と同じく継母に酷い扱いを受けていた伽乃さんも、凛子の境遇を自分と重ね親身になってくれてる。
六本木にあるザ・リット・カルトンホテルのアフタヌーンティーから帰ってきた凛子。
次の約束も取り次いだらしく、嬉しそうだった。
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