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交際〜プラトニックな関係〜
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スクウェアENIXでの仕事はひたすらプランナーが作成した仕様書にそって、デザイナーが作成したキャラクターをCGにしプログラムを組んで動くようにする。
「……伊織兄、ナン徹目?目の下、スゴい事になってるよ!!」
パソコンのキーボードをカタカタしてたら、いきなり肩を叩かれ背後を振り向くと、妖怪か幽霊に間違われてもおかしくないぐらい、ホラー化した実兄がいた。
「ーー2徹だ、まだ。咲愛、DKFⅦリメイクのアプリゲームを作成する事になった。で、それをお前に任せる!!」
「ハッ、私はプログラマーしかやらないって言ったよね。アプリゲームって、IT関連企業のどこかに委託して共同開発になるんだよね?駐在とか嫌なんだけど!!」
「サイバースマイルエンジェルの子会社Saisumagameに委託が決まった。藤永の奴が出てきてあれこれ言ってくるから面倒臭い。言われた通りにやれっていうのにさ!!だから、咲愛に橋渡しをお願いする。月・水・金は出向して貰うから。ランチはアイツに奢らせるから美味い店に連れてく!!アポの時間になるから行くぞ!!」
勝手にパソコンを切られ、私のバッグを取り出すと首根っこ掴んで立たされ連行された。
こんな性格だから、彼女できても長続きしないんだ。
仕事が多忙なのが理由じゃない。
腹の底で横暴な伊織兄をディスる。
タクシーで渋谷駅側にあるサイバースマイルエンジェルが入ってるオフィスビルへ向かい、28階のSaisuma gameのフロアーに入る。
オフィスが21階から30階までに広がり、事業ごとに子会社化させてた。
「アレっ、咲愛ちゃん!!久しぶり!!咲愛ちゃんがウチに来てくれるんだ」
Saisuma gameの社長は昂佑くんの親友の1人、桐嶋遼太さんが任されてた。
大学時代の先輩でよく知ってるお世話になった先輩が社長だからホッとするも、伊織兄が威圧していてプロジェクトメンバーが完全に恐縮していて仕事を引き継ぐのが嫌だ。
社員数がかなり増えていて、DKFⅦリメイクアプリゲームは私の知ってる社員は全くいなかった。
「咲愛ちゃんはうちのCEOと2人でサイバースマイルエンジェルを創業した。WEBサイト開発は全て咲愛ちゃんが手がけた。凄腕エンジニアだから色々教わるといい!!」
伊織兄のせいで、私もなぜか恐れられた。
「杉宮プロデューサー、うちの社員を脅えさせないで下さい」
ミーティングの時間になり、会議室に昂佑くんが入ってきて、私と目が合い驚いてた。
伊織兄はDKFⅦリメイクアプリゲームの共同開発制作担当者を私にした事を伝えてなかったようだった。
「藤永、咲愛を担当にしてやったんだから、ウチから出した仕様通りにやれ!!デキるだよ!!月・水・金、完成するまで咲愛を出向させる。絶対にDKFⅦリメイクを大ヒットするアプリゲームにしろ!!」
伊織兄の要求仕様はかなりのむちゃぶりだった。
DKFⅦの名を穢さないアプリゲームにするためにはここまで追求しないといけない。
私が週3で出向し開発に携わる事で伊織兄の要求仕様通りに制作していく事に決まった。
プロジェクトメンバー全員が顔面蒼白させてた。
お昼前にミーティングが終わり、会議前にケータリングを注文してたのか鉄板焼きの名店からステーキ弁当と料亭からお寿司とお造りが届いた。
今週いっぱいは私もやり残した仕事があるからスクウェアENIXで仕事をしないといけない。
来週からの出向が楽しみだった。
「咲愛さんって、藤永CEOの婚約者なんですか?杉宮プロデューサーに結婚を反対されて、サイバースマイルエンジェルを辞めさせられて引き離されたと噂で聴きました」
私がサイバースマイルエンジェルから去った後、昂佑くんは仕事を理由に伊織兄に会いに行き、言い合いの末、あばらを3本折られた。
東京1部上場してすぐの多忙な時期で顔は無傷だからと絶対安静にしないといけないのに昂佑くんはコルセットをつけて仕事をしてたとかで、それ故にスクウェアENIXの杉宮プロデューサーはマズイ人と恐れられるようになった。
傷害事件になっていいほどの事を伊織兄はしたのに、自分が悪いと昂佑くんは警察に通報しなかった昂佑くん。
定期的に私と会わせて欲しいと交渉しに行き、そのたびに殴られ大負傷し社に戻ってくる。
私との仲を認めて貰うために命を投げうろうとしてると美談話にされてた。
「咲愛さん、杉宮プロデューサーの妹だから恐い人だと思ってましたけど、正反対の人でよかったです」
ランチタイム。プロジェクトメンバーと近くにできた海鮮丼のお店にやってきた。
昂佑くんは取引先とランチミーティングのアポが埋まっているから、仕事中に顔を合わせる事は滅多にない。
「藤永CEO、咲愛さんの事を溺愛されてますよね」
終業後に必ず迎えにきてくれる。
定時に仕事を終わらすのは納期的にむりで、いつも21時ぐらいまで残業してる。
だから昂佑くんと仕事終わりが同じで、部署まで迎えにきてくれて一緒にオフィスからでる。
「仕事あがりにデートっていいですね。杉宮プロデューサーにバレたら、また藤永CEO、ボコられるのかな」
伊織兄が昂佑くんに、私との交際についてどんな規制をかけているかは知らない。
月・水曜日は行きつけの料亭で軽くご飯を食べた後、次の日の仕事にひびくからとすぐに車で送り届けられる。
金曜日はそのまま日曜日の夜まで昂佑くんのマンションで過ごすも、昂佑くんは私に対して抱きしめる事とホッペとオデコにチューぐらいしかしてくれない。
中学生カップルでもそれ以上の事をしてると思う。
「杉宮プロデューサーが藤永CEOを認めてくれたらいいですね。DKFⅦリメイクアプリゲームが大成功したら、結婚を許してくれるはずです!!」
スマホゲームでCGを駆使した映像を所々に入れ込むと動作が重たくてスムーズにplayできなくなる。
その他にも万歩計機能を導入し、歩いた距離でサブイベントを発生させる事にしたため、複雑なプログラムを組まないといけない。
アプリゲームで実現するには不可能な要求仕様が多々あり、それを1つずつメンバー全員でidea出し合いクリアさせていく。
Saisuma gameでの仕事にやりがいを感じてた。
私と昂佑くんの仲を杉宮プロデューサーに認めさせるためと、無謀だと嘆いていたプロジェクトメンバー全員が全力で取り組んでくれた。
「昂佑くん、伊織兄に私との交際について何か言われてるの?」
「咲愛と会う赦しが出た時点で、後は勝手にしろって言われた。だから、同棲も結婚も認めてくれると思う」
地元が福岡で大学進学で東京に出てきた私は、入学して1ヶ月間だけ伊織兄と一緒に暮らしてた。
伊織兄は当時スクウェアENIXに就職して2年目でゲームプロデューサーを目指しているのもあり、平日は朝早くから夜遅くまで仕事をしてた。
オンラインゲームの“フォートモーニング”などで世界ランキングにのる腕前の兄と休日はゲームを楽しんでいたけど、ゲームに夢中な伊織兄との暮らしは面白味がなく、昂佑くんと付き合い始めてから1人暮らしをするといって出ていった。
私が男の家に上がり込んで同居生活をしてると思ってなかった伊織兄。
バレた時に昂佑くんをボコボコにしてた。
殴られても私との交際と同棲を赦して欲しいと頭を下げた昂佑くんに、『俺に何でもいいから勝負して勝てたら認める』と言い放った伊織兄。
拳では勝てない。昂佑くんが伊織兄に挑んだのは拳以上に勝つのが不可能と思われた“フォートモーニング”で、勝ち目はないから同棲解消で別れさせられると思った。
まさかの展開で、昂佑くんが“フォートモーニング”の世界ランキングNo.1を何度かとった事があるプレイヤーで、伊織兄をボコボコにのし、交際を認められた。
“フォートモーニング”などのeスポーツでも昂佑くんが活躍し賞金稼ぎをしてたとを、私は知らなかった。
伊織兄も昂佑くんを認めざるは置けなくて、それだけでなく2人はゲーマー仲間として深い友情を結んだ。
私が昂佑くんと別れてから仲違いしていたみたいだけど、それでも一緒に“フォートモーニング”をしていたらしい。
私と会う事を許可したのは、昂佑くんが“フォートモーニング”で世界No.1をとったからだと思われる。
会って交渉したらボコられるからと、ゲームしながら昂佑くんは伊織兄に交渉して赦しを請ってた。
昂佑くんと復縁?してから3ヶ月が経った。
金土日曜日の夜は同じベッドで寝てるけど、抱き枕にされるだけで、それ以上の事はしてくれなかった。
私をサイバースマイルエンジェルに出向させた時点で伊織兄は私と昂佑くんの仲を赦し、元鞘に戻る事を願ってると思う。
昂佑くんが私の事を大切にしてくれて、愛してくれてるのは伝わってくる。
でも、私は抱いてくれない事に不満を感じてた。
「……伊織兄、ナン徹目?目の下、スゴい事になってるよ!!」
パソコンのキーボードをカタカタしてたら、いきなり肩を叩かれ背後を振り向くと、妖怪か幽霊に間違われてもおかしくないぐらい、ホラー化した実兄がいた。
「ーー2徹だ、まだ。咲愛、DKFⅦリメイクのアプリゲームを作成する事になった。で、それをお前に任せる!!」
「ハッ、私はプログラマーしかやらないって言ったよね。アプリゲームって、IT関連企業のどこかに委託して共同開発になるんだよね?駐在とか嫌なんだけど!!」
「サイバースマイルエンジェルの子会社Saisumagameに委託が決まった。藤永の奴が出てきてあれこれ言ってくるから面倒臭い。言われた通りにやれっていうのにさ!!だから、咲愛に橋渡しをお願いする。月・水・金は出向して貰うから。ランチはアイツに奢らせるから美味い店に連れてく!!アポの時間になるから行くぞ!!」
勝手にパソコンを切られ、私のバッグを取り出すと首根っこ掴んで立たされ連行された。
こんな性格だから、彼女できても長続きしないんだ。
仕事が多忙なのが理由じゃない。
腹の底で横暴な伊織兄をディスる。
タクシーで渋谷駅側にあるサイバースマイルエンジェルが入ってるオフィスビルへ向かい、28階のSaisuma gameのフロアーに入る。
オフィスが21階から30階までに広がり、事業ごとに子会社化させてた。
「アレっ、咲愛ちゃん!!久しぶり!!咲愛ちゃんがウチに来てくれるんだ」
Saisuma gameの社長は昂佑くんの親友の1人、桐嶋遼太さんが任されてた。
大学時代の先輩でよく知ってるお世話になった先輩が社長だからホッとするも、伊織兄が威圧していてプロジェクトメンバーが完全に恐縮していて仕事を引き継ぐのが嫌だ。
社員数がかなり増えていて、DKFⅦリメイクアプリゲームは私の知ってる社員は全くいなかった。
「咲愛ちゃんはうちのCEOと2人でサイバースマイルエンジェルを創業した。WEBサイト開発は全て咲愛ちゃんが手がけた。凄腕エンジニアだから色々教わるといい!!」
伊織兄のせいで、私もなぜか恐れられた。
「杉宮プロデューサー、うちの社員を脅えさせないで下さい」
ミーティングの時間になり、会議室に昂佑くんが入ってきて、私と目が合い驚いてた。
伊織兄はDKFⅦリメイクアプリゲームの共同開発制作担当者を私にした事を伝えてなかったようだった。
「藤永、咲愛を担当にしてやったんだから、ウチから出した仕様通りにやれ!!デキるだよ!!月・水・金、完成するまで咲愛を出向させる。絶対にDKFⅦリメイクを大ヒットするアプリゲームにしろ!!」
伊織兄の要求仕様はかなりのむちゃぶりだった。
DKFⅦの名を穢さないアプリゲームにするためにはここまで追求しないといけない。
私が週3で出向し開発に携わる事で伊織兄の要求仕様通りに制作していく事に決まった。
プロジェクトメンバー全員が顔面蒼白させてた。
お昼前にミーティングが終わり、会議前にケータリングを注文してたのか鉄板焼きの名店からステーキ弁当と料亭からお寿司とお造りが届いた。
今週いっぱいは私もやり残した仕事があるからスクウェアENIXで仕事をしないといけない。
来週からの出向が楽しみだった。
「咲愛さんって、藤永CEOの婚約者なんですか?杉宮プロデューサーに結婚を反対されて、サイバースマイルエンジェルを辞めさせられて引き離されたと噂で聴きました」
私がサイバースマイルエンジェルから去った後、昂佑くんは仕事を理由に伊織兄に会いに行き、言い合いの末、あばらを3本折られた。
東京1部上場してすぐの多忙な時期で顔は無傷だからと絶対安静にしないといけないのに昂佑くんはコルセットをつけて仕事をしてたとかで、それ故にスクウェアENIXの杉宮プロデューサーはマズイ人と恐れられるようになった。
傷害事件になっていいほどの事を伊織兄はしたのに、自分が悪いと昂佑くんは警察に通報しなかった昂佑くん。
定期的に私と会わせて欲しいと交渉しに行き、そのたびに殴られ大負傷し社に戻ってくる。
私との仲を認めて貰うために命を投げうろうとしてると美談話にされてた。
「咲愛さん、杉宮プロデューサーの妹だから恐い人だと思ってましたけど、正反対の人でよかったです」
ランチタイム。プロジェクトメンバーと近くにできた海鮮丼のお店にやってきた。
昂佑くんは取引先とランチミーティングのアポが埋まっているから、仕事中に顔を合わせる事は滅多にない。
「藤永CEO、咲愛さんの事を溺愛されてますよね」
終業後に必ず迎えにきてくれる。
定時に仕事を終わらすのは納期的にむりで、いつも21時ぐらいまで残業してる。
だから昂佑くんと仕事終わりが同じで、部署まで迎えにきてくれて一緒にオフィスからでる。
「仕事あがりにデートっていいですね。杉宮プロデューサーにバレたら、また藤永CEO、ボコられるのかな」
伊織兄が昂佑くんに、私との交際についてどんな規制をかけているかは知らない。
月・水曜日は行きつけの料亭で軽くご飯を食べた後、次の日の仕事にひびくからとすぐに車で送り届けられる。
金曜日はそのまま日曜日の夜まで昂佑くんのマンションで過ごすも、昂佑くんは私に対して抱きしめる事とホッペとオデコにチューぐらいしかしてくれない。
中学生カップルでもそれ以上の事をしてると思う。
「杉宮プロデューサーが藤永CEOを認めてくれたらいいですね。DKFⅦリメイクアプリゲームが大成功したら、結婚を許してくれるはずです!!」
スマホゲームでCGを駆使した映像を所々に入れ込むと動作が重たくてスムーズにplayできなくなる。
その他にも万歩計機能を導入し、歩いた距離でサブイベントを発生させる事にしたため、複雑なプログラムを組まないといけない。
アプリゲームで実現するには不可能な要求仕様が多々あり、それを1つずつメンバー全員でidea出し合いクリアさせていく。
Saisuma gameでの仕事にやりがいを感じてた。
私と昂佑くんの仲を杉宮プロデューサーに認めさせるためと、無謀だと嘆いていたプロジェクトメンバー全員が全力で取り組んでくれた。
「昂佑くん、伊織兄に私との交際について何か言われてるの?」
「咲愛と会う赦しが出た時点で、後は勝手にしろって言われた。だから、同棲も結婚も認めてくれると思う」
地元が福岡で大学進学で東京に出てきた私は、入学して1ヶ月間だけ伊織兄と一緒に暮らしてた。
伊織兄は当時スクウェアENIXに就職して2年目でゲームプロデューサーを目指しているのもあり、平日は朝早くから夜遅くまで仕事をしてた。
オンラインゲームの“フォートモーニング”などで世界ランキングにのる腕前の兄と休日はゲームを楽しんでいたけど、ゲームに夢中な伊織兄との暮らしは面白味がなく、昂佑くんと付き合い始めてから1人暮らしをするといって出ていった。
私が男の家に上がり込んで同居生活をしてると思ってなかった伊織兄。
バレた時に昂佑くんをボコボコにしてた。
殴られても私との交際と同棲を赦して欲しいと頭を下げた昂佑くんに、『俺に何でもいいから勝負して勝てたら認める』と言い放った伊織兄。
拳では勝てない。昂佑くんが伊織兄に挑んだのは拳以上に勝つのが不可能と思われた“フォートモーニング”で、勝ち目はないから同棲解消で別れさせられると思った。
まさかの展開で、昂佑くんが“フォートモーニング”の世界ランキングNo.1を何度かとった事があるプレイヤーで、伊織兄をボコボコにのし、交際を認められた。
“フォートモーニング”などのeスポーツでも昂佑くんが活躍し賞金稼ぎをしてたとを、私は知らなかった。
伊織兄も昂佑くんを認めざるは置けなくて、それだけでなく2人はゲーマー仲間として深い友情を結んだ。
私が昂佑くんと別れてから仲違いしていたみたいだけど、それでも一緒に“フォートモーニング”をしていたらしい。
私と会う事を許可したのは、昂佑くんが“フォートモーニング”で世界No.1をとったからだと思われる。
会って交渉したらボコられるからと、ゲームしながら昂佑くんは伊織兄に交渉して赦しを請ってた。
昂佑くんと復縁?してから3ヶ月が経った。
金土日曜日の夜は同じベッドで寝てるけど、抱き枕にされるだけで、それ以上の事はしてくれなかった。
私をサイバースマイルエンジェルに出向させた時点で伊織兄は私と昂佑くんの仲を赦し、元鞘に戻る事を願ってると思う。
昂佑くんが私の事を大切にしてくれて、愛してくれてるのは伝わってくる。
でも、私は抱いてくれない事に不満を感じてた。
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