起業家幼馴染社長からの監禁溺愛

鳴宮鶉子

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大人の関係になる痛み

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「ちょっと待ってて」

私を組み敷き、欲情を浮かべた色っぽい表情で見つめていた英翔くんがベッドから降り、スーツのジャケットを脱ぎながら部屋から出ていく。
やっぱり、私を抱く事に怖気付いたのかと思っていたら、お菓子の箱のようなものを持ち戻ってきた。

「……妊娠させたらいけないから」

ネクタイを緩め外し、そしてYシャツとスラックスなどボクサーパンツ以外の衣服を脱ぎ捨てると、ベッドに横になってる私に覆い被さる。

眼鏡を外しベッドポートに置き、私に綺麗すぎる顔を近づいてきた。
セクシーな首筋に男らしい肩幅、引き締まった腹筋から腰までのラインに目がいき、ゴクリと唾を呑んだ。

私と違い、英翔さんは、端正な顔立ちと抜群のスタイルをした大人の男性。

唇が重ねられ、ぬるりと入ってきた舌が私の舌を味わうように絡みついてきて、全身が火がついたように熱くなる。

深いディープなキスをされたのは2度目。
クチュクチュ溢れて交わった唾液を吸いとられられ、唇が解放された。

「ずっと、……美玲を抱きたかった。少女から大人の女性の身体になっていくのを側でみていて、いつまで自制できるか自信がなかった」

ブラジャーのホックを外され、あらわになった膨らみ。両手で掴まれて揉まれるも、あまりにも控えめすぎるボリュームに哀しくなる。

「……俺が揉んで吸ってたら大きくなる。成長していく身体を愛でる事ができる事が嬉しい」

胸の膨らみを中央に寄せ、無理やり谷間を作り、立ち上がってる頂を舌でぺろぺろ舐められ、身体がピクンと跳ねた。

「あっ……あんっ!」

チュッと軽く先端を吸われ、思わず喘ぎ声を出してしまった。
恥ずかしくて英翔さんから顔を背けようとすると、両頬に両手を添えられ、じっと顔を見合わせた。

「……俺に感じて、甘い声を訊かせて」

おでこ、鼻、耳裏、耳朶、首筋と唇を這わせ、胸の膨らみに戻ると、乳房をやわやわと包み込むように包み、てのひらで先端の実を転がされる。

「はっ、……やっ、あ……いや……」

片方の胸の乳首を口に含み、舌で弄ぶように転がされ、吸われ、今までに感じた事がない熱に侵され、変な気分だった。

「そろそろ、ここを可愛がらせて。痛くないようにするから」

胸を弄られてるのに、なぜか繋がってように熱を持ち疼いていたそこをショーツの上から優しく指で何度もなぞられた。

「ひゃ、あぁんっ!!」

布越しに秘裂に沿って指が上下するたびに、身体の奥から何かが溢れてきて、脚から力が抜けていく。
クチュクチュと卑猥な水音が聞こえてきたと思うと、今度は上にある突起に指を持っていき強めに擦られた。
強烈な痺れが走り、無意識に腰が跳ねてしまう。集中的にそこを攻められ、ショーツの上から爪で引っ掻かれ指の腹で押しつぶされ、あまりの気持ちよさに、奥がジンと痺れ、なんとも言えない脱力感で身体が震えた。

「……敏感やすいんだな。布越しで触っただけでイクって、可愛がり甲斐がある」

放心状態の私からショーツをはぎ取り、下半身を丸出しにさせられ、開かれた太腿の間に顔をもうずめたと思ったら、いきなり局部を温かくぬめった舌でぺろっとされた。

「嫌!駄目!!汚い!!!」

慌てて脚を閉じようとしたけど、ガッチリ掴まれてるから動かせない。
なんとか右足で英翔さんの左頬を蹴るも、秘裂にそって下から上へ舐められ、触られるよりも感じてしまい思いっきり蹴れない。

花襞の奥へと舌が侵入していき、愛蜜を溢れさしてる割れ目に到着すると、ゆっくり味わうように舐める。

そして、敏感な芽へ辿り着くと、しゃぶられ転がされ、突起を唇で包み込み舌で突かれて、またイッてしまう。

「……美玲、痛みを感じるかもしれないけど、ゆっくり解すから、耐えて」

洪水のように生温かいぬるっとした蜜を溢れ出してる蜜口に、クプッと指を差し込まれた。

「……やっぱり、狭いな」

今の時点では痛みはない。
隘路の浅い部分をしばらく指で馴染ませ、蜜を掻き出すように弄られ、それが気持ちよく感じる。
指を2本に増やされると圧迫感を感じるものの、敏感になった突起を指の腹で擦られ、愛蜜を溢れさせてるから耐えられた。
指2本を奥まで埋められ、ナカを広げられ、クチョクチョと卑猥な水音を奏でながら念入りにほぐされる。
下腹部がキュンと切なく収縮し、じんわりと快楽が広がって、麻痺したように熱を持ち、身体がビクビクっと激しく震えた。
ジンジンと痺れてるそこは、何かを欲しがっていて、ヒクヒクとうごめいてる気がする。

「ハジメテは痛みを伴う。特に俺の標準よりデカいから。慣れたら快感になる。だから、耐えて」

英翔さんの股間の異常なほどの膨らみを目にし、少したじろぐ。
そして、解放されて出てきた剛直に怖気つく。

お腹に当たるぐらい固く反り返ってる太くて長い獰猛にいきり立ってるそれは、私のナカに入るサイズに思えない。

英翔さんが持ち込んだ箱の中から正方形の袋を取り出し、中身を取り出すと、装着する。

そして、ガバッと勢いよく私に覆い被さると、いきり立っ熱い塊を蜜口に上下に擦り付けてくる。

「……美玲、怖い?濡れがおさまってきてる。大丈夫。大切に抱くから、力を抜いて」

耳元でそう囁くと秘裂に雄槍を強く擦り付け、その刺激に、私も腰を動かしてしまう。

「ーー挿れるよ」

熱っぽいギラギラした瞳で見つめられドキッとし、期待する。
だけど、両腿を開かれゆっくり押し入っていく欲望の塊に引き裂かれる激痛に顔を歪め、涙が溢れでる。

「………無理。入らない!!」

蜜口にグッと先端を押し込まれただけなのに猛烈な痛みがした。
膣内が引き裂かれて再起不能になるんじゃないかという恐怖に、全身が強張る。

「力を抜いて。少しずつ挿れるから」

「いっ……、無理っ!!」

16歳でまだ未熟だから、大人の男性の逸物を受け入れられないのか。

腰を浅く動かし、慣らしながら少しずつ腰を押し進めていく。
膣壁を大きく広げていき、その質量に私の身体はついていけない。
根元までみっしり埋められ、ジンジンとする破瓜の痛みに、英翔くんに抱いてとねだった事を後悔する。

溢れでる涙を唇で拭われ、優しく頭を撫でられ、なだめられても、痛いものは痛い。

身体中を優しく唇とてのひらで愛撫されるも、埋め込められた雄槍の破壊力に快楽は得られない。

「そろそろ動くぞ!!」

終わりにする気はない英翔くんがゆっくりと腰を揺すり出す。
破瓜の痛みを紛らわそうと、胸の先端の実を口に含み舐め転がし、敏感な芽を擦られるも、全く感じる事ができず、私が長くもたないと思った英翔くんは腰の動きを深め、胎内の奥をグッと突くと、腿を高く持ち上げ、激しさを増す。

容赦ない太い杭で擦られ突かれ、それが出入りすることでグチョグチョという音をたて、処女の証の紅い血と愛蜜が混ざった淫露が辺りに飛び散った。

もう……無理っと力つきそうになった時に、腰をグッと抱き寄せ、腰が密着し、先端を子宮口にぶっ刺し、英翔さんは熱い精を吐き出した。
避妊具越しに出されたものの熱さと、みっちり埋め尽くされてるなかでビクビク痙攣してるのが伝わる。

「……痛かったよな。ごめんな」

放精が終わるとすぐに凶器のような雄槍を抜かれるも、猛烈な痛みと出血は続いた。

英翔さんに抱いてもらえた事は嬉しかった。
だけど、私には英翔さんの欲望を発散させる行為の相手をするには荷が重いと感じた。

だけど、1度許すとそれからは毎日のお勤めのように求められ、1度の行為で終わるけれど、拷問を受けてるようだった。

「……時期に気持ちよくなる」

まだ私は、女として熟していない青い果実だった。





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